カリカリと豆を挽くこともコーヒーの楽しみのひとつ、今は6代(台)目のハンドミルを使っています。
いずれも数千円の製品たちで、携帯性や粒度調整のし易さなど、一長一短ありました。
メインで使っていたものが、ハンドルの付け根がグラグラになったので、今回は少し高級なハンドミルを購入しました。
TIMEMORE(タイムモア)C3
TIMEMORE(タイムモア)C3 14,260円
TIMEMOREは2012年に上海で誕生したコーヒー器具ブランドです。
「プロフェッショナル+美学」をコンセプトに、誰もが使いやすい製品作りを意識しています。
日本やドイツのデザイン賞も受賞しています、2021年にTIMEMORE日本正規代理店もできました。
太さ52mmの円筒形で、高さは147mm、ハンドルまで含めた横幅は159mm。
素材は主にアルミ合金とステンレスで重量は430gで、一度に25gの豆を挽くことができます。
臼刃がとっても優秀なんです
見てくださいこの臼刃。
TIMEMOREのオリジナル設計で、特許取得しているS2C(Spike To Cut)臼刃です。
エンジンの部品見たいでしょ。
中国のブランドは、オーディオメーカーFiiOの製品を使ってから好印象。
このミルを手に持ってみると、精度の高い作りであることがすぐに分かると思います。
臼刃と受け部分の間隔を調整して挽く粒度を変えます。
このツマミを開閉します、1周で12のラチェット(刻み)があり、目一杯締めたところから36段階の調整が可能です。
ツマミを一回転すると、12段階になります。
ラチェット(刻み)があるので、確実に調整できます。
私の使い方(ペーパードリップ)では、25段目の粗さが最適でした。
内部を掃除用するときに便利なブラシと。
携帯に便利なケースも付いています。
滑らかさとスピード
ベアリングが使われているので、回転がとても滑らか。
歴代のミルは、挽いている時に、引っ掛かる時がありました。
「そんなものだろう」と気にしませんでしたし、また、何回転で引き終わるかも、気にしませんでした。
20gの豆を挽くのにハンドルを45回転。(以前のミルは75回転)
しかも回転が滑らかで心地良い、音も静かなので、早朝に使っても大丈夫。
コーヒーのような嗜好品は、どの工程に楽しみを見出すかは人それぞれですが、このミルのおかげで豆を挽くことが楽しくなりました。
肝心の挽き性能は、とても均質に挽けます。
微細粉が減ったことで、いつもの豆の特徴はそのままに、味も香りもクリアになりました。
豆を挽くのが楽しいので、ついついコーヒーを飲みたくなります。
ハンドミルに1万円はちょっと高いかなぁ〜と思っていましたが、もっと早く購入すれば良かったと反省しています。
希少な豆、こだわりの焙煎、抽出機器や技術などなど。
コーヒーの興味は尽きませんが、美味しさの決め手は挽きかも知れない! と思わせてくれるミルです。
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