豆の種類だけでなく、使う道具によっても味わいが変わるハンドドリップのコーヒー。
コーヒーの抽出方法にも個性が出るように、使いやすさや見た目の美しさなど、コーヒーグッズ選びにも個性が出るものですよね。
今回はさまざまな住民の暮らしを紹介する連載「みんなの部屋」から、ネイバーズ(「みんなの部屋」出演者)のみなさんの「お気に入りのコーヒーグッズ」をご紹介します。
朝食代わりにコーヒーを飲む竜治さんの場合
清澄白河の中古マンションの一室を購入し、リノベーションして暮らす竜治さんと華子さん。スッキリと整理された部屋のなかでも、ふたりの“好き”が詰まったキッチンは特別な存在感がありました。
大のコーヒー好きで、元ミニマリストの竜治さんのお気に入りは、厳選されたコーヒーグッズたち。そのお眼鏡にかなったアイテムをご紹介します。
朝は金属フィルター、午後はペーパーフィルター
8年前から朝食にMCTオイル入りのコーヒーを飲んでいるという竜治さん。
朝は金属フィルターで入れたコーヒーにMCTオイルを入れてから、ブレンダーで撹拌して泡立てて飲むのが定番です。
「朝食代わりになるよう、コーヒーの養分をしっかり抽出したいので金属フィルターがいいんです。逆に午後はMCTオイルを入れずにまろやかに飲みたいのでペーパーフィルターにしています」(竜治さん)
宇宙船みたいな自動焙煎機
1、2週間に1回ほど自宅で焙煎もする竜治さんが愛用しているのは、ネットで購入したというコンパクトな自動焙煎機です。
「もともと手で焙煎していたのですが、大変すぎて焙煎機を買いました。韓国製で、コーヒー豆の他にナッツも焙煎できるんです。
攪拌しながら均一に熱が回る仕組みで、焙煎度合いも調整できます」(竜治さん)
ちなみに、竜治さんが一度に焙煎する豆の量はなんと1kg。焙煎機を一度冷ます必要があるので、午前中からはじめても焙煎し終わる頃には夜になっているそう。そんなエピソードからも、コーヒーへの熱い愛が伝わってきますね。
BODUMの電動ミル
コーヒーミルはBODUMの「BISTRO」 をセレクト。エスプレッソに適した細挽きから、フレンチプレスに適した粗挽きまで、挽きたい荒さに調節できます。
「ミニマリスト生活をしていた当時からずっと使っています。もう6年くらい経ちますが、故障せずに稼働しています」(竜治さん)
HARIOの「ドリップスケール」
もう一つおいしいコーヒーを淹れるために欠かせないのが、蒸らし時間と抽出時間をタイマーで計測してくれるドリップスケール。HARIOのスケールは、無駄のないミニマルなデザインも魅力です。
「コーヒーはお湯を淹れるスピードによって味が変わるので、グラムと秒数を測ってくれるHARIOの『ドリップスケール』は必須です。
僕は普段、お湯が2分半で落ち切るくらいのスピードで淹れています」(竜治さん)
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イベントでコーヒーを淹れるshogoさんの場合
島根県出雲市の店舗兼住居の一戸建てで暮らす、naoさん、shogoさんご家族。shogoさん自らが図面を描いてつくったカウンターキッチンが、あたたかくも頼もしく一家を見守っています。
そんなクリエイティビティ溢れるshogoさんの、お気に入りのコーヒーグッズを2つご紹介。
かわいくて機能的なHans Roerichtのマグ
数あるお気に入りの食器たちの中でも、特別気に入っているというのがHans Roerichtの「コーヒーマグ」。
「ヴィンテージものの食器類は、デザインはもちろん、長期的に見て手放すことになっても価値が下がりづらいため、気に入ったものがあると購入してしまいます。このマグは特に見た目もかわいくて、重ねて収納できる機能性もあっていいですね」(shogoさん)
インテリアとしても絵になる水出しコーヒー器具
食器棚の上にディスプレイされていたojiの水出しコーヒー器具は、shogoさんがイベントで出店してコーヒーを淹れる際にも活躍しているアイテム。
「透過式で6時間かけて抽出します。夏はこのコーヒーが欠かせません。コロナ禍でイベントの機会は減ったのですが、美容室のオープンと合わせてコーヒーの提供ができたらと考えていて、今準備中です」(shogoさん)
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ブックカフェを経営していたのれそれさんの場合
おばあさんから引き継いだ家を「無印良品の家」に建て替えて暮らす、のれそれさん。過去にブックカフェを経営していたというだけあって、オープンでニュートラルな空間にはカフェのようにリラックスした空気が漂います。
お気に入りのコーヒーグッズも、そんな空間づくりの一翼を担うデザイン性の高い逸品です。
絵になるコーヒージャー
キッチンの見せる収納の一角を飾るピーターアイビーのコーヒージャーは、お店で見かけて一目惚れしたというアイテム。
「ガラスの美しさが素晴らしくて、コーヒー豆をたくさん保存するというよりは、2〜3日で使う分だけ入れるようにしています。見るたび、使うたびに気分が上がるアイテムの1つです」(のれそれさん)
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