64
2

豆の種類だけでなく、使う道具によっても味わいが変わるハンドドリップのコーヒー。

コーヒーの抽出方法にも個性が出るように、使いやすさや見た目の美しさなど、コーヒーグッズ選びにも個性が出るものですよね。

今回はさまざまな住民の暮らしを紹介する連載「みんなの部屋」から、ネイバーズ(「みんなの部屋」出演者)のみなさんの「お気に入りのコーヒーグッズ」をご紹介します。

朝食代わりにコーヒーを飲む竜治さんの場合

キッチンに立つ夫婦

名前(職業):大栗竜治さん(会社員)、古賀華子さん(会社員)
場所:東京都江東区(清澄白河エリア)
広さ:約55㎡ / 2DK
住宅の形態:築47年 中古マンションリノベーション

清澄白河の中古マンションの一室を購入し、リノベーションして暮らす竜治さんと華子さん。スッキリと整理された部屋のなかでも、ふたりの“好き”が詰まったキッチンは特別な存在感がありました。

大のコーヒー好きで、元ミニマリストの竜治さんのお気に入りは、厳選されたコーヒーグッズたち。そのお眼鏡にかなったアイテムをご紹介します。

朝は金属フィルター、午後はペーパーフィルター

コーヒーを淹れる様子

8年前から朝食にMCTオイル入りのコーヒーを飲んでいるという竜治さん。

朝は金属フィルターで入れたコーヒーにMCTオイルを入れてから、ブレンダーで撹拌して泡立てて飲むのが定番です。

「朝食代わりになるよう、コーヒーの養分をしっかり抽出したいので金属フィルターがいいんです。逆に午後はMCTオイルを入れずにまろやかに飲みたいのでペーパーフィルターにしています」(竜治さん)

宇宙船みたいな自動焙煎機

焙煎機

1、2週間に1回ほど自宅で焙煎もする竜治さんが愛用しているのは、ネットで購入したというコンパクトな自動焙煎機です。

「もともと手で焙煎していたのですが、大変すぎて焙煎機を買いました。韓国製で、コーヒー豆の他にナッツも焙煎できるんです。

攪拌しながら均一に熱が回る仕組みで、焙煎度合いも調整できます」(竜治さん)

ちなみに、竜治さんが一度に焙煎する豆の量はなんと1kg。焙煎機を一度冷ます必要があるので、午前中からはじめても焙煎し終わる頃には夜になっているそう。そんなエピソードからも、コーヒーへの熱い愛が伝わってきますね。

BODUMの電動ミル

BODUMのコーヒーグラインダー「BISTRO」

コーヒーミルはBODUMの「BISTRO」 をセレクト。エスプレッソに適した細挽きから、フレンチプレスに適した粗挽きまで、挽きたい荒さに調節できます。

「ミニマリスト生活をしていた当時からずっと使っています。もう6年くらい経ちますが、故障せずに稼働しています」(竜治さん)

HARIOの「ドリップスケール」

コーヒーを淹れる様子

もう一つおいしいコーヒーを淹れるために欠かせないのが、蒸らし時間と抽出時間をタイマーで計測してくれるドリップスケール。HARIOのスケールは、無駄のないミニマルなデザインも魅力です。

「コーヒーはお湯を淹れるスピードによって味が変わるので、グラムと秒数を測ってくれるHARIOの『ドリップスケール』は必須です。

僕は普段、お湯が2分半で落ち切るくらいのスピードで淹れています」(竜治さん)

▼詳しくはこちら

イベントでコーヒーを淹れるshogoさんの場合

リビングダイニングでくつろぐ様子

お名前(職業):naoさん(美容師)、shogoさん(デザイナー)、お子さん3人
場所:島根県出雲市
広さ:3LDK+店舗
住宅の形態:築1年 戸建て

島根県出雲市の店舗兼住居の一戸建てで暮らす、naoさん、shogoさんご家族。shogoさん自らが図面を描いてつくったカウンターキッチンが、あたたかくも頼もしく一家を見守っています。

そんなクリエイティビティ溢れるshogoさんの、お気に入りのコーヒーグッズを2つご紹介。

かわいくて機能的なHans Roerichtのマグ

Hans Roerichtのマグ

数あるお気に入りの食器たちの中でも、特別気に入っているというのがHans Roerichtの「コーヒーマグ」

「ヴィンテージものの食器類は、デザインはもちろん、長期的に見て手放すことになっても価値が下がりづらいため、気に入ったものがあると購入してしまいます。このマグは特に見た目もかわいくて重ねて収納できる機能性もあっていいですね」(shogoさん)

インテリアとしても絵になる水出しコーヒー器具

ojiの水出しコーヒー器具

食器棚の上にディスプレイされていたojiの水出しコーヒー器具は、shogoさんがイベントで出店してコーヒーを淹れる際にも活躍しているアイテム。

透過式で6時間かけて抽出します。夏はこのコーヒーが欠かせません。コロナ禍でイベントの機会は減ったのですが、美容室のオープンと合わせてコーヒーの提供ができたらと考えていて、今準備中です」(shogoさん)

▼詳しくはこちら

ブックカフェを経営していたのれそれさんの場合

お名前(職業):のれそれさん(会社員)
場所:大阪府羽曳野市
広さ:125㎡ / 1LDK
築年数:築2年半 戸建て

 

おばあさんから引き継いだ家を「無印良品の家」に建て替えて暮らす、のれそれさん。過去にブックカフェを経営していたというだけあって、オープンでニュートラルな空間にはカフェのようにリラックスした空気が漂います。

お気に入りのコーヒーグッズも、そんな空間づくりの一翼を担うデザイン性の高い逸品です。

絵になるコーヒージャー

キッチンの見せる収納の一角を飾るピーターアイビーのコーヒージャーは、お店で見かけて一目惚れしたというアイテム。

「ガラスの美しさが素晴らしくて、コーヒー豆をたくさん保存するというよりは、2〜3日で使う分だけ入れるようにしています。見るたび、使うたびに気分が上がるアイテムの1つです」(のれそれさん)

▼詳しくはこちら

コーヒーを愛する4人が絶賛する“便利なコーヒーグッズ”まとめ

Ranking

RELATED ARTICLES