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撮影:松木 潤(主婦の友社)

ポリ袋1枚」で、おかずからおやつまで、手間なく簡単につくれちゃう──。

フードコーディネーターのほりえさちこさんの手にかかれば、むっちり食感のレアチーズケーキも最小限の洗い物で完成します。

すべての材料を「ポリ袋」の中で混ぜて冷やすだけ! さっそくつくってみましょう。

ポリ袋でつくる「レアチーズケーキ」

(以下、写真は本書158~159ページより)

<材料(2人分)>

  • 好みのビスケット…9枚(80g)
  • バター…20g
  • 【生地】

  • クリームチーズ…200g
  • 砂糖…50g
  • レモン汁…大さじ1/2
  • プレーンヨーグルト…100g
  • 生クリーム…100g
  • ゼラチン…5g
  • <つくり方>

    1. ポリ袋にビスケットを入れ、めん棒などでたたき細かくする。あらい部分は指でつぶす。とかしたバターを加えてもみ込み、ならす。冷蔵室で15分以上冷やす。


    2. 別のポリ袋にクリームチーズを入れ、クリーム状になるまでもむ。砂糖とレモン汁、ヨーグルトと生クリームの半量を加えてさらにもみまぜる。

    3. 耐熱容器に残りの生クリームとふやかしたゼラチンを加え、ラップをかけずに電子レンジで40~50秒加熱してとかす。2に入れて全体をなじませて、平らにねかせて冷蔵室で半日以上冷やし固める。

    4. 固まったらスプーンですくって器に盛り、冷蔵室から1を取り出し、手で折って添える。好みでジャムを添える。

    下準備:

    ・バターは耐熱容器に入れてラップをふんわりとかけて電子レンジで20秒加熱して、とかす(※)。
    ・ゼラチンは大さじ1の水でふやかす。

    ※加熱が足りなければ10秒ずつ追加する。

    (『へとへとでも手を汚さずに今日のおかずがポリ袋でできちゃった!』159ページより引用)

    濃厚なレアチーズとカリカリのクッキーが絶妙なバランス

    ほりえさちこさんの新刊『へとへとでも手を汚さずに今日のおかずがポリ袋でできちゃった!』(主婦の友社)。計100品の「ポリ袋」レシピのなかで、筆者が目からウロコだったのが「おやつとパン」のコーナーです。

    「ポリ袋」の中で混ぜればボウルも泡立て器もいらないので、洗い物が増えないのが嬉しい限り。バターやクリームで手がべとべとすることもなく、仕事の合間にささっと仕込めるほど簡単なんです。

    今回、コツだと感じたのは、最初にポリ袋の中にクリームチーズだけを入れて、なめらかになるまでもみ込むこと。

    砂糖、レモン汁、ヨーグルト、半量の生クリームは、そのあとで加えます。

    レシピの手順を守り、どの過程でもしっかり混ぜて均一なクリーム状にすることで、口当たりが良くなりますよ。ぜひ試してみてください。

    へとへとでも手を汚さずに今日のおかずがポリ袋でできちゃった!

    「鶏つくね」のズボラ調理術の肝は「あの袋」だった

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