※本記事は2022年3月12日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by Bon-Masu
一昨年からインドアグリーンを育て始めました。
室内で育てる植物は人気があり、1万を超える種類があるそうです。
私の目標は、インドアグリーンで盆栽を作ること。
写真のようなゴムの木の仲間を中心に、育てていますが、簡単そうでこれがなかなか難しい!
IKEAのミニ温室「SOCKER」
IKEA(イケア) 「SOCKER ソッケル」 1,999円(税込)
ということで、IKEAで見つけた“小さな温室”を導入しました。
サイズは幅45cm、奥行き22cm、高さ35cm、素材は金属製のフレームにアクリルガラス。
IKEAの家具なので、自分で組み立てます。
参考までに、私が組み立てにかかった時間は12分でした。
温室により、種の発芽や、植物の生育に適した環境を作ってあげましょう。
温室の空気を入れ替えたり、温度を下げたいときは、屋根を半開きにしたまま固定することができます。
植物の移動が減りました
実際に使ってみると、この開閉式の屋根には、機密性はあまり期待できません。
ですが、室内温室なので隙間があっても問題ないでしょう。
高さはもう少しあると良かったなぁ〜という印象。
私が育てている「フィカス」という品種は、ざっくり言うとゴムの木の仲間です。
寒さには弱く7度ぐらいまでしか耐えられず、冬の朝は耐寒温度ギリギリ。
特に窓の近く、床面の近くはよく冷えます。
しかし、日中の日当たりが良いのはそんな場所。
昼と夜とで置き場所を変えていましたが、温室に入れれば解決します。
また、中の湿度をある程度一定に保つこともできますよ。
室内温室は人のためにあるのかも
温室は、中の植物だけでなく、外側で暮らしている私にもメリットがあります。
ゴムの木の仲間が好む高温多湿な環境は、私にはキビシイ環境です。
温室に入れることで、気兼ねなくエアコンが使えます。
インドアグリーンで気になるニオイや虫は、多くの場合はコンポスト(培養土)が原因。
植え替える際には、匂いや虫が発生しないように気をつけるのですが、購入したての木は、植え替えの適期まではどうすることもできません。
そんな時にも温室に入れることで、快適に暮らすことができます。
残念ながら「SOCKER ソッケル」は現在IKEAで取り扱いがありませんが、形の違う温室「ÅKERBÄR オーケルベール」もおすすめですよ。
住環境に樹木を取り入れるのが、インドアグリーン。
しかし、私たちと植物では快適環境が異なります。
小さな温室をうまく使って、植物にも人にも快適なグリーンライフをおくってください。
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