アウトドアによく行く身としては、ベンチや椅子。テントのペグなどはよく汚れます。
出先で洗うのが面倒なので、家に帰ってからゆっくりと洗っていたんですが、Amazonで何気なくかった加圧式のスプレーのおかげで、出先でも汚れが落とせるのはもちろん、家のなかの掃除でも活躍してくれて手放せなくなっちゃいました。
大容量のポンプ式スプレー
それがこちらの2Lの水をポンプで加圧することで細かい霧状にして噴射する、いわゆる噴霧器ですね。
ペットボトルサイズのものや、加圧式じゃないスプレーも使ってきましたが、「長い時間一定の圧力で水が出続けてくれる」ので、しつこい泥汚れなどの洗い流しには加圧式の方が重宝します。
このサイズなので霧の粒度は荒めかなと期待せずにいましたが、予想以上にきめの細かい霧が広範囲に出てくれました。花や草木に水をやるにはこの霧のモードがよさそうですね。
先端のノズルを緩めると霧が収束していき、まるでレーザービームのような高圧の水流になります。頑固な汚れた細かいところの掃除にはこちらがいいですよ。
本体が大きいので加圧が楽
本体上部のポンプをしゅこしゅこと上下することによって、本体内部の圧力が高まる仕組みになっています。
加圧式のスプレーによってはこのポンピングの回数がかなり必要なモノもありますが、こちらは20回程度で使えるようになりました。
ポンピングレバーも大きいので、圧力をかけやすいのも嬉しいポイント。ここが小さかったりすると体重がかけづらかったりします。
圧力が下がってきたらまたポンピングすれば復活する、電力も水道も気にしなくていい気楽さが素敵。
使い終わったら本体上部のつまみを引っ張ると中の圧力がプシュっと抜けます。圧力がかかったままだとタンクをを外すのがちょっと面倒なので、使い終わったら抜いておきましょう。
残念なところ:しまう場所は考えよう
2Lの大容量と引き換えなのはわかるんですが、結構な存在感を放っています。手持ちのコールマンのケトルとも比べてみましたが一回り大きい。
持ち手が握りやすいので使ってる時は気にならないのですが、収納スペースが少ない場合は置き場所を考える必要がありそうです。
細い溝掃除に真価を発揮
家の中でも細い窓のサッシやお風呂のドアの隙間など、狭くて自力での掃除がしにくところで真価を発揮するのはもちろんのこと、広範囲に多い水量を噴霧できる霧モードなら窓掃除や鏡など、広い面を洗い流す掃除もできるのが嬉しい。
電源もホースもいらないので掃除のハードルがさがってやりやすくなりました。
また、マンション住まいで高価な自転車やバイクを所持している関係で、水をたくさんつかった洗浄ができない……という状況でも、コレで十分洗い流せますし、高圧水流で汚れも掻き出してくれるのでおすすめです。
あまり期待せずにAmazonで買いましたが、衝動買いも捨てたもんじゃないですね。