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朝起きてごはんをつくるのが、ものすご〜く面倒なときがあります。

そんな日でも気のきいた朝食を用意できないかな? と思っていたときに、実現できそうなアイテムを発見しました!

よくあるバットにしか見えませんが……

家事問屋「フレンチバット 蓋付」2,200円(税込)※楽天市場価格

どこから見ても、普通のバット。ですが、この形、サイズには理由があるのです。

食パン1枚がぴったり入ります。こちらは家事問屋の「フレンチバット」といい、フレンチトーストをつくるためのアイテム。

「フレンチトーストもいいけれど、具だくさんトーストのつくり置きにも使えそう!」と思いつき、ピザトーストをつくってみました。

調理から保存までノンストップでできるんだ

まずは、バットにオリーブオイルを薄く伸ばします。フッ素樹脂加工がしてありますが、念には念を。

パンを入れて、マーガリンとケチャップを塗ります。パンがぴったり入っているので、塗っていてもズレません。

とけるチーズ、ピーマン、玉ねぎ、ウインナーなどをトッピング。高さがあるので山盛りにしても大丈夫そう。

蓋付きなのでラップに包む手間いらず。蓋をしたら冷蔵庫で保存します。これでつくり置きは完了!

しかし、説明書を読むと「耐冷-20℃」とあります。一般的な冷凍庫の温度は-20℃前後。もしかして、冷凍保存もできるかも……? 試してみましょう!

冷凍トーストでも上手く焼けるかな?

蓋を外してそのままトースター(または魚焼きグリル)で焼けるのが、フレンチバットのいいところ。

2日間冷凍してカチカチになったピザトーストを、180℃で約5分焼き、最後に最強火にして、カリッとさせてみました。

チーズもとろっとろ、具材にも焦げ目がついておいしそう〜!

裏側もしっとりすることなく、カリカリに焼き上がりました。食べてみても解凍残りは一切なく、熱々! トーストのつくり置き、大成功です!

フレンチトーストも食べてみたいなぁ〜ということで、つくってみました。

フレンチトーストもバットひとつでつくれるよ

分量は付属のレシピを参考に、バットひとつでつくれるように筆者が少しアレンジしました。

まずはバットに、たまご、牛乳、砂糖を入れて、菜箸で混ぜ合わせて卵液をつくります。

バットへのこびり付き防止のため、食パン(6枚切り)にバターかマーガリンを両面に塗ります。

卵液にパンを浸し、常温で1時間放置(夏場は冷蔵庫へ)。食パンサイズの容器なので、卵液に無駄なく浸るのがいいですね。

しばらくしたら裏返し、蓋をして冷蔵庫で2時間〜一晩寝かせます。

ふんわり焼くコツを見つけたよ

冷蔵庫から出して蓋を外し、オーブントースターに入れましたが、1枚サイズのままだと上手く焼けなかったので、再チャレンジ!

今度はパンを4等分してみました。

調べたところ、ふわふわのフレンチトーストを焼くのは「低温で、じっくり焼く」のがポイントらしいので、弱火(100〜120℃)で20分近く焼きました。

すると、ふわっふわに焼けました! ひと口食べてみると、ふわ〜っとしていて頬が落ちそう。さすが、専用バット。中までしっとりです!

トーストもフレンチトーストも慣れたら5分で仕込めるので、最近は夕飯と一緒につくっています。

朝からごはんつくる元気がなくても、これさえあれば安心。もう1個買っちゃおうかなぁ。

売り切れ状態のマーナのバターケース。使ってみたら流石の使い勝手でした!

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