GIZMODOより転載
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
ワイヤレスでスマートフォンやパソコンの音楽を流せるBluetoothスピーカー。持ち運びもしやすいため、アウトドア・車内など幅広いシーンで使えて便利です。有線のスピーカーから買い換えを検討している方も多いでしょう。
Bluetoothスピーカーは用途に合わせて選ぶのが大切ですが、音質や機能など、どこに注目して選べばいいのか悩んでしまいますよね。
今回は、Bluetoothスピーカーの選び方を家電ジャーナリストの安蔵さんに解説いただきました。「同じ場所で聴くなら箱タイプがおすすめ」「お風呂用はIPX7以上が安心」など、安蔵さんにお聞きした選び方のポイントを参考に、コマースチームがおすすめのBluetoothスピーカーを目的別に紹介します。
安蔵 靖志さん
デジタル家電や生活家電に関連する記事を中心に執筆業を展開。また、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など各種のメディアにも出演。一般財団法人 家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。
Bluetoothスピーカー選び方
-音質
-音量
-機能
-使用シーン
おすすめBluetoothスピーカー【価格・機能別に紹介】
-コスパ重視
-音質重視
-防水重視
-おしゃれ重視
おすすめBluetoothスピーカー【使用シーン別に紹介】
-室内
-アウトドア
-車
-お風呂
Bluetoothスピーカーとは
Image: Shutterstock
Bluetoothスピーカーとは、無線通信の規格「Bluetooth」を使って端末に接続するスピーカーのこと。ワイヤレススピーカーとも呼ばれています。
電源ケーブルを用いずに、スマートフォンやパソコンとペアリングができ、音楽や映画を高音質で鑑賞できます。アウトドアなどコンセントがない場所でも使えて便利。
安蔵さん「音楽を聴く時にスマホを同じ場所に置いておく必要がなくなるのは魅力ですね。音が圧縮されるため有線より音質は劣る傾向にありますが、最近は音にこだわる人にもスタンダートに使われています」
Bluetoothスピーカーの種類
Bluetoothスピーカーの種類は大きく分けると、360°タイプ・箱タイプの2種類。最近は首に掛けて使うウェアラブルスピーカーも人気です。
360°タイプ
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360°タイプのスピーカーは360°全方位にサウンドを響かせるスピーカー。筒形の形状が主流。
音が均一に広がるため、スピーカーに対してどの方向にいても違和感なくサウンドが聴こえます。モノラル再生が主なので、箱タイプに比べると音質は優れない傾向にあります。
「360°タイプは部屋のどこでも同じように聴けるのが魅力。掃除や料理、複数の家事を同時にこなすときなど家の中を動き回りながら音楽やラジオを聴く用途に向いていますね」
箱タイプ
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箱タイプのスピーカーはステレオ再生が主流。モノラルは1つのスピーカーから音が出ます。ステレオは左右のスピーカーから音が出るため、立体的で高音質なサウンドを期待できます。
「いつも同じ場所で聴きたい人におすすめ。正面から外れた場所に行くと、聴きづらくなることもあります。お決まりの位置にあるソファーに座って聴くなどの用途向きですね。
小型のスピーカーの場合は、デスクで目の前に置いて使うとか、数10cmくらいの近い場所でリスニングする用途に向いています」
360°タイプ | 箱タイプ | |
---|---|---|
主な音質 | モノラル | ステレオ |
音の響き | 全方位 | 真正面 |
スタイル | いろんな場所で聴く | 同じ場所で聴く |
ウェアラブルスピーカー
ウェアラブルスピーカーは首に掛けたり、肩に乗せたりして使用するタイプのスピーカー。
ヘッドフォンやイヤホンに近い使い方になりますが、耳が塞がれないためインターホンの音を聞き逃さないなどのメリットがあります。
ご近所を気にせずテレビや映画を大音量で楽しみたい方や、ヘッドフォンによる耳の疲れを感じたくない方におすすめ。
Bluetoothスピーカーの選び方
Bluetoothスピーカーを選ぶために大切なポイントは、大きく分けて音質・音量・機能の3つ。これらを理解した上で、使用シーンに合わせて選ぶとよいでしょう。
音質
音質は、圧縮方式(コーデック)・サイズ・搭載スピーカーの3つに注目して選ぶとよいでしょう。
・そもそも「音質が良い」とはどういうこと?
「一般的に好まれるのは、低温がドンときて高温がシャキシャキした感じの『ドンシャリ』と呼ばれる音。そこがうまく表現されているものは音質がよいと言えるでしょう。
解像感も音の良さを判断する基準の一つ。女性ボーカルの中音域の伸びやかさなど、細かい音の違いがしっかり表現されているかというところですね。
音質は、聴いてみて自分の好みに合うかどうかが非常に重要ですよ」
・圧縮方式(コーデック)
コーデックとは音声データを送信するときの圧縮方式のこと。
たとえばスマートフォンから音声を送るとき、そのままではデータ容量が大きすぎるため圧縮する必要があります。
圧縮方式によって音の劣化の程度が変わるため、音質にこだわりたい場合はコーデックをしっかり確認した方がよいでしょう。
SBC | ほぼすべての機器が対応している基礎的なコーデック。 |
AAC | SBCより高音質。iTunes、iPhoneが採用している。 |
aptX | 高音質でCD音源に近い音。iPhoneは非対応で、Androidのスマートフォンに対応しているものが多い。aptX HDはハイレゾ相当の音質。 |
LDAC | ハイレゾ相当の音質を再現。対応機種は少ない。ソニー製のXperiaやウォークマンが対応。 |
Bluetoothスピーカーと音声データを送る端末は、同じコーデックに対応している必要があります。たとえば、音声端末がLDAC対応でも、BluetoothスピーカーがSBCのみ対応だとSBCによる接続になります。
「音質はスピーカーの総合的な性能によるところが大きいですが、aptXやLDACに対応している製品は音質にかなり力を入れていると言えるでしょう」
サイズ(パッシブラジエーターの有無)
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スピーカーのサイズは大きくなるほど、音質がよくなる傾向にあります。
小型で音質の良いものをお探しの方は、パッシブラジエーターの有無をチェックしましょう。
パッシブラジエーターは低音域の増幅・補強を行うユニット。小型~中型サイズでも搭載されていると迫力のある重低音を楽しめます。
搭載スピーカー
高音質なモデルの中には、特定の音域に特化したスピーカーが搭載されていることも。
低音域の再生は「ウーハー」が、高音域の再生は「ツイーター」が担います。強調されている音域によって、音の聴こえ方が変わります。
強調音域 | 聴こえやすくなる |
---|---|
低音 | ベース・バスドラム |
中音 | ボーカル・ピアノコード |
高音 | ヴァイオリン・金属楽器 |
【専門家の音質チェックのイメージ】
「音質の良さはスピーカーのサイズと構成を見るとわかりやすい。
たとえば61×68mmの楕円形ウーハーと20mのツイーターを2つずつ搭載していて、アンプ出力も最大50WでLDACに対応している……となると結構音質よさそうだなと判断できます。
大きいと高音質になる傾向ですが、細かい表現が得意でないモデルもあったりします。バランスを考慮して選びましょう」
音量(アンプ出力)
スピーカーの出せる音量はアンプ出力のワット数が大きく関係します。ワット数は、スピーカーを使う空間の広さに合わせて注目してみましょう。
5~15Wあれば、10畳ほどの空間に十分音楽が響きわたります。キャンプのときなど広い空間で使用する場合は、20W以上のものを選ぶのがおすすめ。
「アンプ出力が大きいほど高音質というわけではありません。パワフルでも音が割れてしまうものもあります」
機能
Bluetoothスピーカーにはさまざまな機能が搭載されています。用途に合わせて必要な機能をチェックしてみましょう。
・スマートスピーカー対応
スマートスピーカー対応のモデルは、声で操作ができます。料理中で手が塞がっているときなどに、音楽を流せたり音量を調整できたりするので便利。
・駆動時間(バッテリー)
バッテリーは6~8時間ほど使えるものが多いですが、中には24時間連続再生できるモデルもあります。利用シーンに合わせて充電切れの心配のないものを選びましょう。
・防水・防塵機能
防水・防塵性能が備わっていると、水濡れや砂埃による故障を予防できます。防水レベルは「IPX5」のように表記され、数字が上がるほど性能は高くなります。アウトドアやキッチンなど水回りで使いたい方は注目してみてください。
<防水規格>
IPX4:水滴を防ぐ
IPX5:水の噴流にも耐えられる
IPX6:水の強い直噴流にも耐えられる
IPX7:水深1m、30分までなら水に浸しても耐えられる
・ハンズフリー通話
ハンズフリー通話に対応していれば、両手が塞がっていても通話ができます。オンライン会議で使うなら、相手に自分の声がクリアに伝わる、マイク性能に優れたモデルがおすすめ。
・NFC接続
NFC接続対応モデルは、いちいちパスワードなどを入力しなくても、スマートフォンをスピーカーにタッチするだけでペアリングができます。スムーズに使いたい方におすすめの機能。
使用シーン
Image: Shutterstock
Bluetoothスピーカーは利用シーンに合わせて選ぶのが大切。シーンごとに最適なスピーカーの特徴を紹介します。
・室内(映画・音楽・オンライン通話)
映画鑑賞用は、立体的で臨場感のあるステレオ再生ができるモデルが、没入感を高めるためおすすめ。また、重低音に厚みがあるとアクションシーンの迫力が増すでしょう。
音楽鑑賞用は、聴きたい音楽のジャンルに合わせることも大切。重低音の迫力が強ければロックやEDM向き、さまざまな楽器を使うクラシック音楽は低域・中域・高域をバランスよく表現できるものがおすすめ。
通話やビデオ会議に使いたい方はマイク性能をチェック。中には、滑舌がよく伝わるようなモデルもあります。
「お気に入りのソファーなど聴く場所が決まっているなら箱タイプがおすすめ。部屋のどこにいても同じように聴きたいなら360°タイプがいいですよね。自分の部屋のインテリアにマッチするデザインかも重要なポイント」
・アウトドア(キャンプ・バーベキューなど)
アウトドア用は、滞在時間の長さに合わせてバッテリーの容量を選びましょう。コンパクトで軽量なモデルは持ち運びしやすくて便利。パッシブラジエーター搭載であれば小型でも高音質ですよ。EDMで盛り上がりたい方は、迫力のある重低音のモデルがおすすめ。
「防水性能がIPX5以上あると砂がかかっても、サッと洗えて便利。念入りに洗いたいならIPX7はあると安心ですね。砂埃で壊れないように防塵性能も重要。カバンに引っ掛けておけるとか、固定しやすいものだと落とす心配がなくて安心」
・車
長時間のドライブでは充電切れの心配がないようにバッテリー容量にも注目しましょう。USBポート搭載の車であれば、USBでも充電できるタイプのスピーカーを選べば、充電切れの心配がなく安心。
「落ちたりしないように安定感のあるモデルがよいでしょう。カラビナ付きでヘッドレストに引っ掛けられるとか、どこかに固定できるようなものはおすすめ」
・お風呂
本体で曲送りや音量調整が可能なモデルを選べば、お風呂にスマートフォンを持ち込む必要がなくなり便利。ストラップ付きは、取っ手に引っ掛けられるなど置き場所に困らず使い勝手がよいですよ。
「防水性能はIPX5あればシャワーを浴びても大丈夫。IPX7あれば浴槽に落としても安心」
人気メーカーの特徴
Image: Shutterstock
メーカー | 特徴 |
---|---|
BOSE | 本体の大きさに限らず深みのある重低音を楽しめる |
SONY | 国産メーカー。最新のサウンド技術を取り入れている |
JBL | 大音量でも音割れがなくクリアな音質を楽しめる |
Anker | 低価格にも限らず高音質を楽しめる |
Ultimate Ears | 同時にペアリングできる台数が他のスピーカーよりも多い |
BOSE(ボーズ)
1964年創業の老舗の人気オーディオ機器メーカー。本体がコンパクトでも深みのある重低音を楽しめるのが魅力。メリハリの効いたサウンドで、ロック・EDM・ヒップホップなどにも向いています。
「インプレッシブな側面があって、発表会で『この音どんなスピーカーから出ているでしょう』って言って、ベールをとると『すごく小さいスピーカーでした!』みたいな演出をしたりします。一般的に好まれるような音作りをしている印象」
SONY(ソニー)
ウォークマンを開発した世界的に有名な国産メーカー。最新のサウンド技術を積極的に取り入れています。
「ソニーは自社で開発したLDACというコーデックがあるので、XperiaやLDACに対応するスマートフォンとかウォークマンを持っていると相性がいいメーカー。自社でアンプ設計しているので機能性も非常に高い」
JBL(ジェービーエル)
1946年設立の大手スピーカーメーカー。大音量でも音割れがなくクリアな音質を保てると評判で、コンサート会場や映画館のスピーカーにも採用されています。ジャズやクラシックにも向いています。
「幅広い層に合うようなモノづくりをしている印象ですが、遊び心もありますね。イルミネーションが光るモデルもありますよ」
Anker(アンカー)
Ankerは2011年設立のハードウェアメーカー。モバイルバッテリーで有名なメーカーですが、最近は低価格でハイスペックと評判でスピーカーも人気。
「価格比較サイトとかで、防水で……aptX対応で……みたいな感じの条件を入れてコスパのよいものを探すとAnkerになるケースが多いですね」
Ultimate Ears(アルティメットイヤーズ)
Ultimate Earsは1995年に設立されたアメリカ合衆国のメーカー。カスタムインイヤーモニターを設計しており、業界の80%のシェアを誇っています。
2008年にはパソコンデバイスを取り扱っているLogitech(日本法人名:ロジクール)の子会社となりました。ペアリングできるスピーカーは同時に150台以上と驚きの数。
※Ultimate Earsに関する記述はお買いものサポーターチームによる追記(2022.6.00)
おすすめBluetoothスピーカー【価格・機能別に紹介】
コスパ重視の人におすすめ
アンカー(ANKER) Bluetoothスピーカー Anker SoundCore 3
小型ながらも8W×2つのドライバーにより、屋内でも屋外でも迫力のある豊かなサウンドが体感できるスピーカー。前機種では非対応だったSoundCoreアプリに対応しており、アプリからイコライザーのカスタマイズが可能。好みの音で音楽を聞くことができます。
最長30分間であれば水深1mまで沈めても操作ができるため、お風呂場やプールなどの場所でも便利です。
気になる再生時間は最大24時間。
バッテリー残量を気にせず、出先でも、自宅でも好きに音楽を楽しめますよ。
7,000円台の低価格ながら、申し分ない性能を備えている優秀な一台。
1万円以下で、高品質なBluetoothスピーカーが欲しい方におすすめです。
サイズ | 174×57×59mm |
重量 | 500g |
駆動時間 | 最大24時間(連続再生) |
コーデック | – |
ワット数 | 8W×2 |
防水・防塵 | IPX7 |
音質重視の人におすすめ
Bose SoundLink Revolve Bluetooth speaker
重低音に定評がある「BOSE」の360°タイプのスピーカー。
「デュアルパッシブラジエーター」「360°の音響ディフレクター」などを搭載し、小型ながら高音質でパワフルなサウンドを実現。
部屋の中心に置けば広がりのあるナチュラルなサウンドで、カフェのBGMを聴くのにもぴったり。壁際に置けば音が反射して、ライブ会場のような臨場感のあるサウンドを楽しめます。置く場所によって音の違いを楽しめるのは魅力。
2台あれば2つのモードが選択可能に! 臨場感のあるサウンドを楽しめる「ステレオモード」、それぞれのスピーカーで同じ音楽を流す「パーティーモード」。大人数のバーベキューなどで活躍が期待できるでしょう。
サイズ | 82x152x82mm |
重量 | 660g |
駆動時間 | 最大13時間(連続再生) |
コーデック | – |
ワット数 | – |
防水・防塵 | IPX4 |
Ultimate Ears「BOOM 3」
ボトル型のワイヤレススピーカー。小型ながら大音量で、360度音が広がる設計となっています。
ボタンが大きいため操作しやすく、ストレスを感じさせません。完全防水・防塵機能を備えているため、お風呂や屋外などあらゆる場面で音楽を楽しめます。25種類以上の厳しい耐久性テストに合格した優れた耐久性を備えており、持ち運びも安心です。
見た目の良さと音質、どちらも妥協したくないというわがままな方におすすめのスピーカーです。
サイズ | 73(直系)x184(高さ)×73mm |
重量 | 608g |
駆動時間 | 最大15時間(連続再生) |
コーデック | SBC |
ワット数 | – |
防水・防塵 | IP67 |
防水重視の人におすすめ
MIFA A1
使い勝手とコスパに優れる防水Bluetoothスピーカー。IP65対応で水辺のキャンプやキッチンでも安心して使えます。
重量は175gと軽量。ポケットに入れたり、ストラップでバッグにかけたりできるため、収納場所に困りません。持ち運びしやすいので、ホテルの部屋で音楽を聴きたい方にもおすすめ。
底に吸盤がついているので、お風呂に貼り付けて使用可能。連続再生は12時間と充電切れの心配も少ないです。
最大出力は5Wですが、G級アンプやDSPデジタルサウンドチップ搭載で迫力十分なサウンドを実現。本体のみで音量調整や曲送りができるのはうれしいポイント。
サイズ | 85×46×86mm |
重量 | 175g |
駆動時間 | 約12時間(連続再生) |
コーデック | – |
ワット数 | 5W |
防水・防塵 | IP56 |
Bang & Olufsen ワイヤレスポータブルスピーカー Beosound A1 2nd Generation (第2世代)
1925年創業のデンマークの高級オーディオブランド「バング&オルフセン」のIP67の完全防水360°スピーカー。最大48時間再生可能なバッテリー性能が特徴。
3つの高性能マイク搭載で、ハンズフリー通話の品質に優れるのが魅力。オンライン会議のときに滑舌が良好に聴こえると評判! イヤホンやヘッドセットでの会議に疲労している方にもおすすめ。Alexaにも対応しています。
マルチポイント機能で最大2つのデバイスまで同時接続が可能。友達とシェアしてお気に入りの曲を流せます。aptX対応で音質にも優れる一台。
サイズ | 約133×133×46mm |
重量 | 約558g |
駆動時間 | 48時間(連続再生) |
コーデック | AAC/SBC/aptX |
ワット数 | – |
防水・防塵 | IP67 |
おしゃれ重視の人におすすめ
ソニー グラスサウンドスピーカー LSPX-S3
ランプの中で灯るロウソクを連想させるおしゃれなデザイン。「ビジュアルグランプリ2020」で受賞歴もある、ソニー製のスピーカー。
「キャンドルライトモード」にするとLEDの光がキャンドルように揺らいで素敵なムードを演出。LEDの明るさは32段階から選択可能です。
「DSEE HX」搭載でハイレゾ音源も再生可能。高域・中域・低域すべての音がバランスよく360°に広がるような音響構造なので、クラシックやジャズを聴くのにもぴったり。臨場感のあるサウンドで、目の前で演奏されているかのような気分に浸れます。
高価ですが視覚と聴覚で日々の疲れを癒してくれる、食卓やリビングにもなじむ一台。
サイズ | 約Φ94mm×289mm |
重量 | 約1,548g(充電池を含む) |
駆動時間 | 約8時間(Bluetooth接続時) |
コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ワット数 | 8W |
防水・防塵 | – |
Harman Kardon AURA STUDIO 3
1953年設立の老舗オーディオ機器メーカー「ハーマン・カードン」の360°タイプのスピーカー。
ドーム型のエレガントなフォルム。テーブルに置けば、センスのあるインテリアのひとつとして自然に空間に溶け込みます。
40mm径スピーカーが円周上に6基も配置されています。それにより高音はクリア、低音は豊かで迫力のある仕上がりに。
波打つように灯るライトエフェクトが、落ち着きのある雰囲気を演出し、気持ちを穏やかにしてくれるでしょう。
コンセント接続が必要なため、いつもと同じ場所で聴きたい方におすすめ。
サイズ | 約232×232×284mm |
重量 | 3600g |
駆動時間 | – |
コーデック | – |
ワット数 | – |
防水・防塵 | – |
おすすめBluetoothスピーカー【使用シーン別に紹介】
室内での利用におすすめ
Marshall ワイヤレススピーカー Emberton
Marshall(マーシャル)は世界中の著名なミュージシャンから愛用されているイギリスのアンプメーカー。
Embertonは、重厚感のあるサウンドを期待させるアンプ風のデザインが魅力。音質のクオリティの高さは音楽通から強い支持を獲得しています。すべての音域がクリアで、それぞれの楽器の音がくっきり聴こえます。ボックス形状をしていますが、360°サウンドで部屋のどこで聴いても素敵な聴き心地。
防水規格はIPX7。頑丈で耐久性に優れるので長年愛用したい方にもおすすめ。
サイズ | 160×68×76mm |
重量 | 約700g |
駆動時間 | 約20時間(連続再生) |
コーデック | SBC |
ワット数 | 20W |
防水・防塵 | IPX7 |
シャープ AQUOSサウンドパートナー AN-SS1
重さなんと88g! 首にかけていることを忘れるほどの超軽量サイズが魅力。
ラジオや音楽を聴きながら掃除や料理をしても、首に負担を感じずに楽しめます。ハンズフリー通話対応で気軽におしゃべりもできますよ。
音漏れに注意は必要ですが、揺れがあまり気にならないため、ウォーキング中に音楽を聴くのにも向いています。14時間連続して使えるのもうれしいポイント。
遅延を抑える「FastStream」搭載でテレビの映像と音のズレを防止。
リーズナブルな価格も特徴で、テレビの音を小さく感じはじめた両親へのプレゼントにもおすすめ。
サイズ | 181×16×181mm |
重量 | 約88g |
駆動時間 | 約14時間(連続再生) |
コーデック | – |
ワット数 | – |
防水・防塵 | – |
アウトドアシーンでの利用にもおすすめ
JBL「CHARGE 5」
7500mAhもの大容量バッテリー搭載で、最大20時間連続再生が可能です。USB経由でスマートフォンを充電できるため、モバイルバッテリーとしても活躍します。
音質は、重低音が強めなものであるものの、中音域も感じられるため抜けやキレが良く心地良いのが特徴。
耳が疲れずに音楽が聞きやすいです。5色のカラーバリエーションがあり、おしゃれさとクオリティ、利便性を兼ね備えたスピーカーです。
サイズ | 223×96.5x94mm |
重量 | 960g |
駆動時間 | 20時間(連続再生) |
コーデック | SBC |
ワット数 | 30W |
防水・防塵 | IPX7 |
ソニー「SRS-XB23」
防水・防塵・防錆により、お風呂はもちろんこと、アウトドアや海といった外出先でも使用可能なBluetoothスピーカー。短時間の充電で長く音楽を聞くことが出来、4時間の充電で12時間(STAMINAモード時)再生ができます。
音質は本体サイズからは想像できない重低音です。2台つなげてステレオでも楽しめるので、さまざまな場面で活躍。ボイスガイダンス機能が、残りのバッテリーを知らせてる機能も便利です。
サイズ | 76x218mm |
重量 | 580g |
駆動時間 | 12時間(連続再生) |
コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ワット数 | 7W×2 |
防水・防塵 | IPX7 |
JBL FLIP5
JBLのBluetoothスピーカーの中でもとくに人気のモデル。
円筒形の持ちやすい形状、自動車のドリンクホルダーにもすっぽり収納できます。重量540gのペットボトルサイズで持ち運びしやすいですよ。
最大出力は20W。大音量で音楽を流しても音割れやノイズがなく、クリアに聴けるのが魅力。中音域に厚みがあるので、ボーカルの歌声ははっきり聴こえます。
「雨でも晴れでも、いつでもどこでも思い切り楽しめる」がコンセプト。IPX7対応なので、バーベキューや海水浴と幅広いアウトドアシーンで大活躍!
ブルー・レッド・ティールなどカラーバリエーションが豊富なのも魅力。
サイズ | 69×181×74mm |
重量 | 540g |
駆動時間 | 約12時間(連続再生) |
コーデック | – |
ワット数 | 20W |
防水・防塵 | IPX7 |
車内での利用にもおすすめ
TAXION THF-04
Amazonのベストセラー1位獲得、大人気の車載用スピーカー。
ハンズフリー通話の品質が非常に優秀。高音質スピーカーと高性能ノイズキャンセリング機能付きのマイク搭載で、クリアで鮮明に声が伝わります。音楽も綺麗な音質で楽しめますよ。
サンバイザーに挟め、車を選ばず簡単に設置できるのはうれしいポイント。音声操作機能も搭載で手を使わずに応答できて便利。
一度の充電で最大一ヶ月使用できる点も魅力。車用に特化したスピーカーが欲しい方にはおすすめ。
サイズ | 60×115×48mm |
重量 | 200g |
駆動時間 | 最大10時間(通話) |
コーデック | – |
ワット数 | 2W |
防水・防塵 | – |
JBL「Clip 4」
スリムな形状に持ち手がついた、持ち運びしやすい形状が特徴のスピーカー。
防水機能、防塵機能を搭載しているため、台所やお風呂場といった場面でも音楽を楽しめます。充電端子はUSB Type-C、そちらも防水・防塵対応となっているためボディの丸洗いが可能です。
コンパクトなサイズながらも、深みと広がっていく音楽を楽しめます。
約3時間の充電で最大10時間の連続再生が可能と、頻繁に充電が切れることもありません。
全6色のカラーバリエーションで、おしゃれな点も魅力。
値段は6,000円台となっており、他のスピーカーよりも手が届きやすいBluetoothスピーカーとなっています。
サイズ | 86.3×134.5×46mm |
重量 | 580g |
駆動時間 | 10時間(連続再生) |
コーデック | SBC |
ワット数 | 5W |
防水・防塵 | IP67 |
お風呂での利用にもおすすめ
ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB12
シャワーを浴びても問題なし! 完全防水でコンパクトなBluetoothスピーカー。
直径約46mm口径の「フルレンジスピーカーユニット」搭載で、中高音域がクリアな音質で女性ボーカルの声も綺麗に聴こえる設計。
本体で音楽の再生や曲送りなどの操作が可能なため、スマートフォンをお風呂場に持ち込む必要がありません。ストラップ付属で取っ手に引っ掛けられるなど、設置しやすい点も魅力。
ハンズフリー通話対応なので、友達や恋人とのおしゃべりも気軽にできますよ。
サイズ | – |
重量 | 243g |
駆動時間 | 16時間(連続再生) |
コーデック | SBC/AAC |
ワット数 | 5W |
防水・防塵 | IPX67 |
Anker Soundcore Flare
LEDライトが音楽に合わせてカラフルに光るのが最大の特徴。イルミネーションのパターンとカラーテーマはそれぞれ5種類から選択可能。気分に合わせたカスタマイズを楽しめます。
360°サウンドでバスルーム全体を音楽で包みます。BassUpボタンを押せば、リアルタイムで低音を強調できますよ。
IPX7対応で浴槽に落としても壊れる心配なし。一度の充電で約250曲連続再生できるバッテリーも魅力です。バスタイムをノリノリに盛り上げてくれるゴキゲンな一台。
サイズ | 約86×72×141mm |
重量 | 約480g |
駆動時間 | 約12時間(連続再生) |
コーデック | – |
ワット数 | 10W |
防水・防塵 | IPX7 |
まとめ
幅広いシーンで役立つBluetoothスピーカー。室内用に購入したものがバーベキューをしたときにも便利に使えた……など想像を超えた活躍をすることもあるでしょう。
購入したあとに防水性能が搭載されていることに、気づく場合もあるかもしれません。手に入れた製品の機能はしっかりチェックして、生活を豊かにするツールとしてフル活用してみてくださいね。