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いまやランナーだけでなく、街履きでもあちこちで見るようになった「On」のシューズ。デビューからわずか10数年でこれだけ市民権を得たブランドはなかなかないんではないでしょうか!

2010年にOn初のランニングシューズとして発売された「Cloudsurfer(クラウドサーファー)」が、大胆にフルモデルチェンジされたというので、さっそく履いてみました。

ブランドを象徴するシューズがフルモデルチェンジ!

On「Cloudsurfer」 18,480円(税込)

Onが日本デビューしたのは2010年。「Cloudsurfer」の名で、ソールに穴ボコの空いたシューズを初めて履いたときのあの感覚はいま思い返しても衝撃的でした。まさに、雲の上をライドするあの感じ。

2010年からアップデートを繰り返し、現行モデルが「Cloudsurfer 6」。そのOnの“最初の一足”がフルモデルチェンジしたというからOnファンならずとも、気になるところ。

「Cloudsurfer 6」(2018)

見比べてもらうとわかりますが、最新の「Cloudsurfer」は、ソールの形状がこれまでとまったく異なります。

踏み込んだときに、ソールの穴が潰れることで雲の上のようなクッション性を生み、これが反発で戻るときに前に進む推進力を生み出します。これを「CloudTech」と呼ばれるんですが、大幅にリニューアルした「CloudTec Phase™」は、より高いクッション性と反発性を実現したそう。

文字で説明するよりも、まずはみてもらったほうが早いと思います(スローモーションです!)。

踏み込んだカカトから徐々につぶれていくんですが、これがドミノ倒しのようにスムーズに抜けていくわけです。これが、足が回転するローリングモーションを助け、スムーズに次のストライドへ移行できるというメカニズム。

見ていても気持ちがいいですね。履いてみるとわかりますが、つぶれていく感覚が足の裏で感じられるんです。

そして、このミッドソールがつぶれていく形状は、コンピュータ技術によって解析・検証が行われ、デザインされています。より効率的にクッションが働き、吸収・反発する構造が最適化されているわけですね。

ソールの形状が変化して、どうなった?

もうひとつ変わったのはソールの素材。これまでのモデルはゴム系の素材を使用していたのですが、Helion®スーパーフォームというクッション素材を採用しシューズ自体の軽量化にも成功しました。

軽量化できた理由のひとつに、これまでの「Cloudsurfer」に搭載されていたスピードボードが搭載されていないということが挙げられます。

「スピードボードがなくて反発性は大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、ドミノ式に倒れる新生ソールによって、反発性をフォローしてくれます。

どうしても昨今の厚底クッション系のシューズは左右のブレが気になってしまいますが、ソールのドミノ式という仕組み、スゴイです! 左右のブレを抑えて、自然と前に進む感覚が優先される感触です。

メンズ、ウィメンズ共通のカラーはこちらの3色。上より、「All | Black」、「White | Frost」、「Creek | White」。サイズはメンズ/25.0~32.0cm、ウィメンズ/22.0~28.0cmにて展開。

カラーはメンズ、ウィメンズともに全4色展開。個人的には、キーカラーで今回インプレッションさせてもらった「Creek | White」がお気に入りです。

上はメンズカラーの「Flame | White」。下はウィメンズカラーの「Heather | White」。

世界でもっとも急速な成長を遂げたブランドと言われる、スイス生まれのOn。最初に発売したランニングシューズとして長年愛され続けてきた「Cloudsurfer」がモデルチェンジと聞いて、現行モデルが好きだっただけにどうなってしまうのか気になっていましたが、その心配をよそに見事なアップデートを遂げてくれました。

商品提供:オン・ジャパン

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