lifehackerより転載
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
こちらは、メディアジーン コマースチームからの記事です。
万年筆は、使うほどに使用する人の筆記癖に馴染むため、自分好みに育てることができる筆記具と言えるでしょう。愛着が湧きやすく、特別感もあることからプレゼントとしても喜ばれます。
万年筆を選ぶポイントは、書き手の特徴に合った物を選ぶこと。
たとえば、長時間の手書きをする人は手への負担が少ない太軸の万年筆が向いていますし、筆圧が高い傾向にある人は、安定して書ける細めの軸がおすすめです。
また、プレゼント用を探す場合は、書き味が柔らかく高級感も溢れる金製ニブが喜ばれることが多いでしょう。
今回は、文房具レビュアーとしてご活躍中の森上やすよしさんにご協力いただき、万年筆の選び方やメーカー別の特徴などを解説しています。さらに後半では料金別に商品をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、以下の表示価格は変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
森上やすよしさん
文房具のレビュアーとして、Webコンテンツを中心に評論などを寄稿。テレビをはじめ各種メディアにも出演し、新旧の文房具を紹介するなど、多方面にて活躍。
万年筆の選び方
・ペン先(ニブ)の素材で選ぶ
・字幅で選ぶ
・ペン軸の太さで選ぶ
・インクの補充方式で選ぶ
人気メーカーとその特徴
【価格帯別】万年筆おすすめ18選
【1,000円未満】のおすすめ
【10,000円未満】のおすすめ
【1~2万円台】のおすすめ
【30,000円以上】のおすすめ
まとめ
万年筆の選び方
ニブ(ペン先)の素材で選ぶ
万年筆の顔と呼べるペン先。素材が変われば書き味も変わるため、万年筆選びにおいて重要なポイントになります。
(1)ステンレス | (2)金 | (3)鉄 | |
---|---|---|---|
特徴 | ・書き味は固め ・復元力に乏しく、筆圧が強いとペン先が変形するケースも |
・独特の弾力があり、耐久性に優れている ・調整や修理が容易 |
・カリカリとした書き味 ・(ステンレスと同じく)復元力に乏しく、筆圧が強いとペン先が変形するケースも |
共通点 | 使い込むことで書き癖を吸収する | ||
価格 | 安価 | 高価 | 安価 |
一般的に「鉄ペンは書き味が硬いが安価」「金ペンは書き味が柔らかいが高価」という傾向があります。ただ、メーカーによっては金ペンよりも柔らかな書き味の鉄ペンもあるため、一概に言い切ることはできません。
金ペンには、14k / 18k / 21k と、金の含有量が異なるペン先があり、金の含有量が高いほど柔らかなペン先となる傾向があります。ニブに金が用いられるのは、インクが酸性のため腐食しないようにするためでもあります。また近年では、特に軟らかいペン先である軟調タイプも増加しています。
字幅で選ぶ
ボールペンやシャープペンシルと同じく、万年筆にも字幅があり、その文幅によっていくつかの種類に分類されます。万年筆の代表的な字幅は、極細(EF)、細字(F)、中字(M)、太字(B)、極太字(BB)の5種類です。
他にもさまざまな字幅が存在しており、楽譜用のミュージック(MS)、ペンの寝かせ方で字幅を変えられるズーム(Z)など、特殊なものもあります。使用するシーンや用途によって字幅を選ぶと良いでしょう。
使用シーン・用途 | |
---|---|
EF(極細) | 手帳のような限られたスペース向き。 |
F(細字)・MF(中細)・M(中字) | ノートや手紙に最適。普段使いに便利。ボールペンと同じ感覚で使える。 |
B(太字) | 手紙や宛名書き、原稿用紙に最適。インクの色を楽しめる。 |
ペン軸の太さで選ぶ
太軸の万年筆は、手のひらに自然と馴染むので、握るのに余分な力が必要なく、長時間使用しても疲れにくい傾向があります。手の大きさによって異なりますが、13~20mmの太さを目安に選ぶのがおすすめです。
軸が太いほど、力を入れなくても保つことができるため、万年筆の軸は他の筆記具に比べて太めです。
ボールペンや鉛筆に慣れており、筆圧が高い傾向にある人は、細めの軸から始めるのがおすすめ。軸が細いと軸を保持するために、力を入れてしまう傾向があります。ペン先の硬さを変更できる万年筆もありますので、好みに合わせて選びましょう。
軸の長さと素材で選ぶ
エボナイト、樹脂、セルロイド、金属、木製など、軸の素材は主に5種類存在します。筆記具の中でも軸の選択肢が広いため、実際に手に取り、好みに合うものを選ぶと良いでしょう。
エボナイト

樹脂

セルロイド

金属
Image: Shutterstock
木製
Image: Shutterstock
インクの補充方式で選ぶ
カートリッジ式 | コンバーター式 | 吸入式 | |
---|---|---|---|
特徴 | インクがあらかじめパッケージされた状態で販売されている。万年筆に直接差し込むことで使用できる。容量はおよそ1ml程度。 | カートリッジのような形状だが、自由に好きなインクをコンバーターに入れることができる。 | 軸に直接インクを保持する方式 |
メリット | ・手軽に携帯できる ・扱いやすい ・初心者に最適 |
・好きなインクの色を使える | ・好きなインクの色を使える ・より万年筆らしさを感じられる ・大容量のインクを保持できる |
デメリット | ・販売されているインクの色が限られる ・メーカー毎にカートリッジの形状が異なるので、万年筆と同じメーカーのカートリッジしか使用できない |
・インク瓶から定期的にインクの補充が必要 ・コンバーターのサイズによるが、カートリッジの容量よりも少ない傾向 |
・インク瓶から定期的にインクの補充が必要 |
カートリッジ式
Image: Shutterstock
コンバーター式
Video: PARKER PENS JAPAN パーカー公式/ YouTube
吸入式
Image: Shutterstock
人気メーカーとその特徴
国内産
国産メーカーの万年筆は、日本語を書きやすいように設計されており、初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。価格は控えめながらも高品質なアイテムも多数販売されています。手に入れやすいという点も特徴のひとつです。
セーラー
1911年創業。ビッグ3の中で一番歴史が古い。オリジナルのインクを作れるイベント「インク工房」や、無料の万年筆調整イベント「ペンクリニック」を先駆けて開始。インクフローが潤沢な傾向。また、縦で細く、横で太い線となり、漢字がより美しく書ける「長刀研ぎ」というペン先がある。しっかりしているがサービス精神旺盛なお茶目な印象。
プラチナ
1919年創業。インクを入れたままでも乾きにくい「スリップシール機構」を搭載した万年筆がある。インクフローが絞られている傾向(カリカリ書き味気味)。ON / OFF の区別がしっかりしているメリハリのある印象。
パイロット
1918年創業。幅広いペン先のラインナップ(15種類)。子どもにも扱いやすいカクノシリーズをスタート。インクフローが潤沢な傾向(ヌラヌラ書き味気味)。非常に優等生なブランド。
海外産
海外産は、国内より価格帯が高めな傾向にあります。また、デザイン性に優れた万年筆も多いのが特徴ですが、国内メーカーと同じ字幅を表記していても、一回り太い字幅である傾向もあります。
ペリカン
吸入式を採用。代表モデルのスーベレンシリーズには様々なサイズが展開されています。癖が少なく書きやすい万年筆です。
モンブラン
高級万年筆の最高峰と言われ、多くの人がイメージする万年筆。天冠に施された六角形の白いマーク「ホワイト・スター」が特徴。
パーカー
英国王室より「ロイヤルワラント(英国王室御用達)」を2つ授与されている伝統ブランド。同時に新しいことにも挑戦しており、2011年には第五世代ペンとして「Parker 5th」を発売している。デザイン性の高いものが多いが、ビジネスの場でもくどくないエレガントさが特徴。
ラミー
ドイツデザインを代表するブランド。1930年の設立以降、ドイツハイデルベルクの自社工場において、ほぼ全てのアイテムを製造。ものづくりに対する意識の高さに注目したい。機能美とオリジナリティを意識したデザインが特徴。
ウォーターマン
自由な発想と伝統を融合させ、万年筆の基礎を作ったパイオニア。中でもブランドの代表作となる「カレン」は、首軸とペン先が一体化したエレガントなフォルムが大きな特徴。
万年筆おすすめ18選
【1,000円未満】カートリッジ式のおすすめ万年筆
●プラチナ万年筆 プレピー
万年筆本体よりも、コンバーターの方が高い低価格万年筆。リーズナブルな価格にも関わらず「スリップシール機構」が搭載されインクの乾燥を防いでくれる、高コスパ商品です。
軸の素材 | 再生PCボディ |
軸の長さ・太さ | 最大径13mm 全長138mm |
字幅 | EF |
インク色 | ブラック・ブルーブラック・レッド・ピンク・バイオレット・イエロー・グリーン・ライトブルー・ブラウン |
ペン先の素材 | ステンレスペン |
インク補充方式 | カートリッジ |
【1,000円未満】コンバーター、カートリッジ両用式のおすすめ万年筆
●PILOT カクノ
グッドデザイン賞、キッズグッドデザイン受賞製品。グリップが三角形になっているため、握りやすいのが特徴です。ペン先に描かれている笑顔マークが見える向きにすることで、筆記できる分かりやすさがポイント。価格もリーズナブルなので、子どもから大人まで気軽に渡せるプレゼントとしても最適でしょう。
軸の素材 | リサイクル樹脂 |
軸の長さ・太さ | 最大径φ 16.0mm 全長 131mm |
字幅 | EF・F・M(一部F・Mのみ) |
インク色 | ブラック、レッド、ブルー、ブルーブラック、グリーン、バイオレット、ブラウン、ピンク |
ペン先の素材 | 特殊合金 |
インク補充方式 | コンバーター、カートリッジ |
【10,000円未満】カートリッジ式のおすすめ万年筆
●ペリカン ペリカーノ jr
ドイツの小学生向け、万年筆の入門用として開発された正しい持ち方のできるラバーグリップタイプです。子どもの入学祝いや大人が使うアイテムなど幅広いシーンで利用できます。
軸の素材 | プラスチック |
軸の長さ・太さ | 14.5 x 3.5 x 1.8 cm |
字幅 | M |
インク色 | ブラック・ブルーブラック・レッド・ロイヤルブルー・ターコイズ・グリーン・ピンク・バイオレット |
ペン先の素材 | スチール製 |
インク補充方式 | カートリッジ |
●kaweco スカイライン スポーツ SSFP-BK
ペン先、インプリント、キャップのロゴがシルバーで統一された、上品さが際立つモデルです。マキアートやミントといったカラーも展開されており、ファッション性も兼ね備えています。
軸の素材 | ABS樹脂 |
軸の長さ・太さ | 約105×Φ13mm |
字幅 | M |
インク色 | ブラック |
ペン先の素材 | スチール |
インク補充方式 | カートリッジ |
【10,000円未満】コンバーター、カートリッジ両用式のおすすめ万年筆
●プラチナ万年筆 プロシオン
2019年日本文具大賞機能部門グランプリ受賞アイテム。インク瓶に残った少ないインクもそのまま吸入できる新設計ペン芯を搭載しています。鉄ペンなのに金ペン並みの柔らかなタッチで上質な書き心地が特徴です。ビジネスから日常づかいまで、また男女問わず、さまざまな利用シーンで幅広く利用することができます。
軸の素材 | アルミボディ、マット塗装仕上げ |
軸の長さ・太さ | 全長139.7mm 最大径14.4mm |
字幅 | F(細)/M(中) |
インク色 | ブラック・ブルーブラック・レッド・ピンク・バイオレット・イエロー・グリーン・ライトブルー・ブラウン |
ペン先の素材 | ステンレス |
インク補充方式 | コンバーター、カートリッジ |
●kaweco クラシック スポーツCSFP-NV(M 中字)
1972年に開催されたミュンヘンリンピックで公式ペンとなった商品の復刻版です。手に収まるサイズ感、鮮やかな発色の樹脂によってできた本体は、持ち運びしやすい軽さとなっています。ブラック、レッドなど計7種類のカラーバリエーションで、男女問わず持ち歩きたくなる万年筆です。
軸の素材 | ABS樹脂 |
軸の長さ・太さ | 約105×Φ13mm |
字幅 | M |
インク色 | ― |
ペン先の素材 | スチール |
インク補充方式 | コンバーター・カートリッジ |
●セーラー万年筆 ふでDEまんねん
筆記角度によって文字の太さが変わる特殊仕様。ペン先を立てるとより細字に、ペン先を寝かせるとより太字になります。万年筆ながら、筆文字のような文字を書くことができるため、筆以上の書きやすさが特徴です。
軸の素材 | 樹脂 |
軸の長さ・太さ | ф15×169mm |
字幅 | 筆記角度によって変化 |
インク色 | ブラック・ピンク・レッドブラウン・スカイブルー・ブルーブラック・グリーン |
ペン先の素材 | ステンレス 金色メッキ、特殊ペン |
インク補充方式 | カートリッジ・コンバーター両用式 |
●LAMY Safari
初心者でも持ちやすい6角形グリップ。軸やキャップはLEGOブロックと同じ樹脂製で、強度が高く汚れにも強いです。大きなワイヤークリップが特徴的。毎年限定カラーが発売されるため、収集するファンも多く存在します。
軸の素材 | ABS樹脂 |
軸の長さ・太さ | 139x12mm |
字幅 | EF |
インク色 | ブラック・ブルー・ブルーブラック・グリーン・レッド・ターコイズ・パープル |
ペン先の素材 | スチール |
インク補充方式 | カートリッジ・コンバーター |
【10,000円未満】吸入式のおすすめ万年筆
●TWSBI eco
近年注目を集めている台湾文具。低価格の吸入式万年筆です。分解清掃できるキットがついているため、お手入れも簡単に行えます。
軸の素材 | ― |
軸の長さ・太さ | 約139mm(収納時)約12.9mmφ |
字幅 | F |
インク色 | ― |
ペン先の素材 | ステンレススチール |
インク補充方式 | 吸入式 |
【1~2万円台】コンバーター、カートリッジ両用式のおすすめ万年筆
●PILOT エラボー
ソフトなタッチの書き味で字幅の強弱が表現できる万年筆です。日本の文字の特徴ともいえる「とめ」 「はね」 「はらい」が表現できる珍しいタイプとなっています。ペン先の名称はフォルカンです。
軸の素材 | 樹脂軸(2種類あり) |
軸の長さ・太さ | 最大径φ 14.4mm 全長 137mm |
字幅 | SEF・SF・SM・SB |
インク色 | ブラック・レッド・ブルー・グリーン・ピンク・バイオレット・ブルーブラック・ブラウン |
ペン先の素材 | 14K ロジウム仕上、フォルカン |
インク補充方式 | コンバーター、カートリッジ |
●PILOT キャップレス
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞のノック式万年筆です。気密性の高いシャッター機構を搭載しているため、インキ漏れの心配がありません。
「キャップレス マットブラック」の金輪類は黒クロム仕上げ。高級感漂うデザインは、ビジネスからカジュアルユースまで、幅広く活用可能です。
軸の素材 | 黄銅・塗装 |
軸の長さ・太さ | 最大径φ 13.4mm 全長 140mm |
字幅 | EF・F・M・B |
インク色 | ブラック・レッド・ブルー・グリーン・ピンク・バイオレット・ブルーブラック・ブラウン |
ペン先の素材 | 18K ロジウム仕上 |
インク補充方式 | コンバーター、カートリッジ |
●セーラー万年筆 プロギア スリム ミニ
キャップを閉めた状態の長さは109.5mと、他に類を見ない小型万年筆。従来はカートリッジ専用でしたが、対応のコンバーターが発売されたことで、様々な色のインクを楽しめるようになりました。ポップな軸カラーが豊富である点も特徴のひとつです。
軸の素材 | PMMA樹脂 |
軸の長さ・太さ | φ17×109.5mm(クリップ部含む) ※筆記時132㎜ |
字幅 | MF |
インク色 | ブラック・ピンク・レッドブラウン・スカイブルー・ブルーブラック・グリーン |
ペン先の素材 | 14金・細型 |
インク補充方式 | コンバーター・カートリッジ |
●セーラー万年筆 プロフィット 21
ペン先に重心が寄っているため、ペンの重さだけで筆記が可能です。長時間筆記や長文筆記に最適といえます。さりげない品格をしのばせた万年筆は、プレゼントにも最適でしょう。
軸の素材 | PMMA樹脂 |
軸の長さ・太さ | φ18×141mm(クリップ部含む) |
字幅 | 極細~太字 |
インク色 | ― |
ペン先の素材 | 21金・大型 |
インク補充方式 | コンバーター・カートリッジ |
●パーカー ソネット
細身で金属軸にも関わらず、軽量。女性にも扱いやすく、ビジネスシーンからフォーマルまで幅広く活躍してくれる逸品です。
軸の素材 | ABS樹脂 |
軸の長さ・太さ | 約146mm 軸径12mm |
字幅 | M |
インク色 | ブルー・ブラック・ウォッシャブルブルー |
ペン先の素材 | ステンレススチール |
インク補充方式 | コンバーター、カートリッジ |
●アウロラ イプシロン
鮮やかな軸カラーが特徴。万年筆初心者や若い世代に向けて、アウロラの書きやすさをPRするために開発された万年筆です。クリップはYの形をしています。
軸の素材 | ― |
軸の長さ・太さ | 136㎜ 軸径14.4㎜ |
字幅 | M |
インク色 | ブラック・ブルー・ブルーブラック |
ペン先の素材 | スチール |
インク補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
●ウォーターマン メトロポリタン
細軸でエレガントなデザインは、ビジネスシーンを彩ってくれます。Wマークが大きくデザインされたペン先と、ロゴが刻印された太めのリングが印象的です。
軸の素材 | ブラス ラッカー仕上げ |
軸の長さ・太さ | 150mm 10mmΦ |
字幅 | M |
インク色 | ブラック・ミステリアスブルー・セレニティブルー |
ペン先の素材 | スチール |
インク補充方式 | カートリッジ・コンバーター |
【1~2万円台】吸入式のおすすめ万年筆
●LAMY 2000
1966年に登場した、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。発売から40年以上変わらない高いデザイン性を誇ります。軸表面には繊細なヘアライン処理が施されており、高級感が漂う逸品です。
軸の素材 | 樹脂とステンレス |
軸の長さ・太さ | 長さ 約150mm/軸径 約13mmφ |
字幅 | EF、F、M、B |
インク色 | ― |
ペン先の素材 | 14金 |
インク補充方式 | 吸入式 |
【30,000円以上】吸入式のおすすめ万年筆
●ペリカン スーベレーン M400
吸入式で大容量。癖が少なく書きやすい1本。軸も太すぎず携帯性にも優れています。1950年に発売のスーベレテンブランド。発売当時から今に至るまで、世界中で愛用され続けるロングセラー商品です。
軸の素材 | ロジウム装飾 |
軸の長さ・太さ | 12.5 x 1.2 x 1.2 cm |
字幅 | F、M、B |
インク色 | ― |
ペン先の素材 | 18金 |
インク補充方式 | 吸入式 |
まとめ
今回は、代表的なメーカーの万年筆をおすすめしました。近年は、カートリッジタイプにもカラフルなインクが増え、インクを選ぶ楽しみが増加しています。
万年筆の最大のメンテナンスは、毎日少しでも良いので書くことです。インクを停滞させなければ、より自分の手や書き癖に合う筆記具となってくれることでしょう。
価格の幅も大きく、ペン先素材の種類も豊富な万年筆ですが、基礎知識を押さえつつ、ご自身にぴったりの万年筆またはプレゼントとして喜ばれる万年筆を見つけていただければ幸いです。