素朴なかごが大好きで、家中で活躍しています。
ただし難点が、水気や湿気に気をつけないとカビてしまうこと。
キッチンでの使用は消極的になりがちです。
憧れの竹の碗かごをついに!
根曲竹 「碗かご 24cm」 9,000円(税込)
水切りとして使っているキッチンの風景に憧れ、いつかは欲しいと思っていた竹の碗かご。
お値段もそれなりにしますし、カビてしまったら悲しいと購入を躊躇していたのですが……。
数年前にフリマで手に入れてお弁当の水切り兼収納に毎日使用しているこちらの竹かご。
とくに気を使っているわけではないのですが、カビも生えていないし飴色の経年変化もいい感じ。
竹なら大丈夫なのでは……と思い至り、今回購入してみることにしました。
水切れがよく、器にやさしい竹素材
碗かごは、その名の通り茶碗などの器を入れておくためのかご。
ステンレスやプラスッチックなどがまだ出回る前は、器の水切りや保管にこんな風な竹のかごが日常的に使われていたのだと思います。
使用している根曲竹は長野県の山地に分布する細くて長い竹で、雪の重みで根元から曲がって生える姿が名前の由来だそう。
美しい編み目は、日用品として使うにはもったいないくらい。
根曲竹を割ってひごにしたものを使い、六つ目編みと呼ばれる編み方で作られています。
湿気が大敵の自然素材を水切りに使うなんて大丈夫?とずっと思っていたのですが、そういえば蕎麦ざるやせいろも竹や木といった自然の素材。
自然の素材=水気厳禁ということではなさそうです。特に竹は耐水性があり水切れも良いため、昔からさまざまな台所道具に使われていたそう。
しなやかな素材で器への当たりがやさしい点も碗かごに使われる理由の一つです。
洗った後のタンブラー類の定位置に
食器を入れることを想定した碗かごですが、わが家では毎日使うタンブラーや水筒の定位置に。
水切りかごは食器でいっぱいだし、これらの洗った後の置き場に困っていたんです。毎日使うのでしまい込むよりは出しっぱなしの方が使い勝手も良し。
子ども用の水筒のカラフルさも、かごが緩和してくれる気がします。
上げ底になっているため通気性に優れ、水切れも問題なし。
水気を吸ってくれそうなのでふきんを1枚敷いていますが、直に置くのとどちらが水切れが良いのかは検証中です。
こんな風によく使う湯呑みやカップをまとめておけば、飲みたい時にさっと使えて良さそう。
少し気をつけると長く使えるよ
水に強い素材ではありますが、全くカビが生えないということはありません。
避けたいのが濡れた状態が続くこと。さすがにずっと水気があればカビます。
大切なのは、1日に1回は完全に水を切り乾燥させること。ときどき外で干すのも効果的なようです。
わが家はまだ購入したばかりなので扱いもより慎重で、タンブラーや水筒も水気を軽く拭いてから置くようにしています。
キッチンがさらに好きな場所に
欲しかった竹の碗かごが仲間入りして、キッチンの眺めがさらに心地よくなりました。
タンブラー類の水切り兼置き場が欲しかったということもありますが、それより碗かごのあるキッチンにしたかったというのが大きいかもしれません。
お手入れに少し手間をかけてあげるだけで、長く使い続けることができる竹の碗かご。
自然素材ならではの経年変化も楽しみです。
欠品していた3COINSのこのブラシ、神グッズでした