こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
苔玉は、数年前からとっても気になる存在。もふもふとした苔の感じといい、ころんとしたフォルムといい、なんとも可愛らしい苔玉は日々を慌ただしく過ごす私たちに癒しを与えてくれそうです。
大きくたくましい苔玉も良いですが、ガラス瓶の中で育てられる小ぶりなサイズの苔玉は、より暮らしの中に取り入れやすいのではないでしょうか。
宮川森林組合の作る「Odai Fragrant Moss」は、町の93%が森という大自然が広がる三重県大台町で採取した苔を使った苔玉を、ガラス瓶に入れて鑑賞できるアイテム。しかも、同じく大台町の木々から蒸留したアロマスプレーで苔玉を育てるというセットになっているので、見た目と香り、ダブルで癒しを得られますよ。
しかし、「Odai Fragrant Moss」は癒しを与えてくれるかわいい苔玉なだけではありません。静かで美しい苔玉の裏側には、持続可能な森づくりに挑む宮川森林組合のひたむきな想いがありました。
面積の93%が森の町で挑む森づくり
「Odai Fragrant Moss」の苔が育った大台町は、大谷杉を中心に、町一帯がユネスコエコパークに認定される貴重な地域です。自然と人が共生するこのまちでは、日本3大渓谷の大杉谷や日本一の清流である宮川など、大台町にしかない豊かな自然を大切に守り繋いでいます。
そんな自然をこれからも残していくために必要なのが「森づくり」。特に、人と森が共に生し続けられるような同町で林業を営む宮川森林組合は、大台町の多種多様な植物が共生する森の姿からヒントを得て、「できるだけ自然に近いかたちにする」ことによる持続可能な森づくりを目指しています。
Odaiは、そんな宮川森林組合の森づくりの一環として生まれたブランド。原料となる枝や葉はすべて手作業で採取したり、丁寧に時間をかけて精油を抽出したりと、自然の恵みを最大限に引き出したこだわりの製品を作っています。だから、Odaiのプロダクトを私たちが購入することは、未来の森づくりに参加することとも言えるんですよ。
大台町で採取した苔と、木々の香り
「Odai Fragrant Moss」は、大台町の山林から採取した苔からつくられた苔玉の他、苔玉に振りかけるアロマスプレー、そして生育用のコルク付きガラス瓶と敷石がセットになっている栽培セットです。ミニマルでクリーンな雰囲気は、部屋のタイプを問わずさまざまな暮らしにするりと馴染んでくれそうです。
ミストタイプのアロマスプレーは、人や空間ではなく、苔にかけるもの。苔と相性の良い弱酸性なので、苔の生育を助ける役割も担ってくれるんです。大台町産の4種の樹木(クロモジ、タムシバ、ヒノキ、カナクギノキ)から抽出した芳香蒸留水は、苔にスプレーするたびに木々の良い香りを一緒に楽しめます。
「Odai Fragrant Moss」は、大台町からやってきた、さながら小さな「大自然」というところでしょうか。自宅で育てる苔玉から、遠くのまちで育まれる森に思いを馳せるなんて、豊かな暮らしにほかなりませんよね。
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