収納の理想は、整頓されているだけでなく使いやすいこと。
そのためには、収納したいモノと場所にしっくりフィットするアイテムとの出会いが大切だと思っています。
キッチンツールだけど収納にも
松野屋 「アルマイトバット 小」 1,100円(税込)
水気が多い場所の細々した収納に良さそうだなと購入したのが、松野屋のアルマイトバット。
松野屋は、昔ながらの暮らしの道具や時代に合ったオリジナル商品を扱う荒物問屋。
あまり聞きなれない「荒物」という言葉ですが、ほうき・ちり取り・ざるなどの簡単なつくりの日用品のこと。
アルマイトバットは、切った野菜を入れたり、揚げ物の油切りをしたり、昔から主に台所で使われてきました。
お店に並んでいたら素通りしてしまうくらい地味な存在ですが、実は使えるアイテムなのです。
軽くて扱いやすいアルマイト
アルマイト加工とは、アルミの表面を人工的に酸化させること。
傷や水に強く耐久性があり、軽くて扱いやすいため、キッチンやアウトドアアイテムにもよく使われます。
松野屋ではバットのほかにもアルマイト製品を多数扱っているのですが、
中でもマッコリコップは、卵を混ぜたり、合わせ調味料を混ぜたり、わが家で毎日のように活躍しています。
水気の多い場所の収納に
アルマイトバットは、大・中・小があり、購入したのは小。
W191×D132×H30(mm)とかなり小ぶりなのですが、選んだ理由はコレ。
キッチンの棚にぴったりのサイズ感だったから。
ハチミツや卓上で使うお塩やお醤油など、細々したモノをまとめて置けるトレーのようなものを探していたのです。
トレーよりも深さがあるので持ってサッと移動しても中身が倒れない点もグッド。
ハチミツやお醤油は垂れて下が汚れがちですが、サッと洗えるので清潔に保つことができます。
フックをかけてゴム手袋の定位置も確保。
キッチンでのほかの用途としては、水切りカゴから落ちそうな小物類を置いたり、お豆腐一丁にもちょうどいいサイズ感。
キッチン以外でこんな使い方も
レトロな見た目ですが、スキンケアアイテムを置いてもなぜかしっくり。
毎日使うアイテムは、こんな風に洗面台の横にまとめて置くと使い勝手も良さそうです。
子ども用のカラーペンにもシンデレラフィット。
上下に少し隙間もあるので取り出しやすいですし、文房具の収納にも使えそうですね。
とっても素朴で地味なアルマイトバットですが、細々したアイテムや直に置きたくないモノの収納にとっても便利。サイズ違いで欲しくなってしまいました!
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