比較的リーズナブルでフレキシブルな収納が叶う木製のオープンラック。
その代表格は、無印良品のパイン材ユニットシェルフではないでしょうか。
玄関にモノが増えてきたため、新たに収納スペースを作ってみました。
軽くて丈夫な無印品質
無印良品 「パイン材ユニットシェルフ・86cm幅・中」 15,900円(税込)
購入したのは、幅86×奥行39.5×高さ120cmのタイプ。
無印良品のパイン材ユニットシェルフは、奥行き、幅、高さともにバリエーションが豊富。
収納量や置く場所に合わせて作ることができます。
パイン材は松の木を加工した木材で、軽くてやわらかく組織が単純なため加工しやすいという特長が。
耐久性にも優れているため、家具の材料として重宝されています。
パイン材のオープンシェルフは他メーカーからも出ていますが、組み立てや細部の仕上げなど無印良品のパイン材ユニットシェルフはやっぱり優秀。
玄関収納が完成するまでをレビューします。
組み立ては10分くらい
セットされているパーツは、帆立2枚、棚板4枚、クロスバー、クロスバー用のネジ。
プラスドライバーのみで組み立てができます。
帆立をこのように床に置いて、クロスバーをガイド穴にネジで固定します。
取扱説明書は86cm幅と56cm幅共通になっており、幅によってクロスバーの取り付け位置が異なるのでよく確認を。
クロスバーを付けたら棚を立てて、下段から棚板を設置していきます。
棚板サイドの金属のパーツ(メタルガイド)を帆立の溝にはめ込んでいくだけ。
棚板を帆立の間に通すとき多少手こずるくらいでとくに難しいこともなく、10分くらいで完成しました。
表面はささくれなどもなく必要な箇所には面取りがしてあるなど仕上げもていねい。
塗装(アクリル樹脂UV塗装)がしてあるため汚れがつきにくく、玄関での使用も安心です。
イケアのIVAR(イーヴァル)と迷ったのですが、IVARは無塗装でクロスバーをネジで固定する際のガイド穴がないなど組み立ても若干不安……。
値は張りますが、無印良品のほうが安心感があるように感じました。
無印以外の収納アイテムもぴったり
上段にはもともと所有していた靴箱を3段重ねて。
いちばん上だけ引き出しの枠の部分が入らず内側の箱だけになってしまいましたが、とにかくきれいに収まりました。
真ん中の段はイケアのSOCKERBIT(ソッケルビート)という収納ボックスを4つ、左のかごは来客用のスリッパです。
SOCKERBIT(ソッケルビート)にはDIYのパーツやシューケアグッズなど細々した道具を分けて収納しています。
下段には同じくSOCKERBIT(ソッケルビート)の大きいサイズと工具類を。
こちらのSOCKERBIT(ソッケルビート)には日用品のストックを入れています。いろいろな場所に収納していたストックが1箇所に収められるようになってすっきり。
モジュールが合わせてあるため、無印良品の収納用品はもちろんイケアなど他のメーカーの収納用品の中にもフィットするアイテムが多そうです。
残念なところ:棚板の間隔の自由度は低め
帆立の梯子状に組まれた横浅に棚板を設置でき、棚板と棚板の間隔を変えることができます。
横浅は15.5cm刻みで十分な気もしますが、イケアのIVARは数センチ刻みに空いた穴に自由に横浅を取り付けるスタイルなので、かなりフレキシブルに間隔の調整が可能。
比べると自由度はイケアの方が上かもしれません。
玄関が整ったよ
こちらがパイン材ユニットシェルフを設置する前の玄関。
これはこれで整っているようにも見えますが、下のりんご箱には工具やシューケア用品などが雑多に入っていて目的のものを取り出すのもひと苦労。
子どもの靴の居場所も確保できた上に、全体に余白が生まれたような気がします。
出番の多い靴以外のアイテムをパイン材ユニットシェルフに収めたことで、導線もシンプルになりました。
これ、実はイケアの「定番子ども用家具」なんです
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