新しい年のスタートに合わせて、PC用のスピーカーを替えました。
10年以上使用していたものが、ボリューム操作時にノイズが出るようになったということもあるのですが、それよりも、作業しながら音楽を聴いていると、うるさく感じるようになってしまいました。
音の好みが変わったのかもしれません。
耳障りにならないクリアな音を求めて、選んだのはAudioengineのA2+というスピーカーです。
どんなスピーカーなの?
品質と価格のバランスに優れたスピーカーを生み出している米国Audioengine社。
アメリカで受賞歴多数のパワードスピーカー「A2+」です。
スピーカーのサイズは、15cm(H) x 10cm(W) x 13cm(D)。
デスクの上、PCの横に置いても邪魔にならないサイズです。
重量は、左が1.6Kg 右が1.4Kg。
左側のスピーカーに中に、アンプなどが内蔵されているので重くなります。
入力や電源コードは左側のスピーカーに接続します。
右側は普通のスピーカーです。
日本語の取説を見ながら、5分ほどで準備完了。
機器の接続や配線が苦手の人でも簡単。
PCと接続するには、3.5mmステレオミニジャック、RCA、USB、Bluetooth の4通りの方法があります。
さっそく聴いてみると
音楽を聴きながらPCで作業。
小音量でもバランスの良い音なので、長時間続けても耳障りに感じません。
少し音量を上げて、音楽や映画を再生すると、サイズを超えたクオリティの高い音です。
音を言葉で表現するのは困難ですが、高音域や低音域が強調されることのない、誠実な音がします。
純正のスタンドに乗せると、音が広がります。
スピーカーの存在が消えて、空間が鳴っているような感じがします。
DACとは
デジタルの音楽データを、スピーカーやイヤホンで聞くためには、アナログ信号に変換しなければなりません。
デジタルの音楽データを扱う機器には、デジタルーアナログ変換モジュール(DAC)が組み込まれています。
例えばPCは、多用途向けに作られているので、DACに高価な部品を使ったり、音質にこだわった作り込みはしていません。
A2+ には、PCM2704CというDA変換用ICを利用したDACが組み込まれています。
このICはハイレゾには対応していませんが、CD原音レベルを余すところなく変換可能ですし、Audioメーカーとして周辺回路も含めて、音質にこだわった作り込みがされていると思います。
PCとUSBで接続すると、A2+のDACで変換するようになります。
PCの音楽アプリ(AppleMusicなど)の環境設定で、オーディオ品質をロスレスにしてください。
AB級のアンプ
DACで変換したアナログ信号を、スピーカーが動作する強さに増幅するのがアンプです。
「A2+」では、音質が良くて電力消費も少ないAB級で動作するアンプが内蔵されています。
オーディオ好きにも納得の製品です。(AB級とは何か、詳しく知りたい人は、オーディオ好きな人に質問してくださいね。)
小さなスピーカーでクオリティの高い音を
エージングが必要です、特に何もすることはありませんが、使い始めて40時間ぐらい経過すると本領を発揮しはじめます。
本当に音が変わりますよ。
Bluetoothでの接続は、 Bluetooth5.0のaptX.AAC.SBCコーデックに対応しています。
aptXコーデックはCD原音レベルと言われているので、USB接続と同等の音質が期待できます。
しかし私のPCやスマホはaptX非対応のため、まだ試していません。
ホワイトノイズが気になるとのレビューを見ましたが、現状は気になるレベルではありません。小音量で利用しているためか、ノイズフィルター付きの電源タップが効いているのかもしれません。
小さなスピーカーでクオリティの高い音を、小音量で愉しむ。
大きなオーディオセットは置く場所がないし、そもそも大きな音は出せないので、これで十分。
私にとってはこれがマキシマムなオーディオセットです。
音が良くなったことで、PCを使って作業する時間を大切にするようになりました。
机の上を片付けたり、出しっぱなしの本を棚に戻したり、ひとつが良くなると周りが気になり始める。
音のクオリティを上げるということは、そういうことです。
PCの音をよくしたい人、おうち時間のクオリティを上げたい人、オーディオ好きをしばらく封印して来た人にも「A2+」おすすめですよ。
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