薪割りも充電も火起こしもできる「多機能スコップ」の実力をご覧あれ！ 防災アイテムとしての適性もありすぎる

季節を問わず、つねに車やバイクでアウトドアに出かけています。

ソロキャンプ、グループキャンプ、あまり装備を持って行かないブッシュクラフト、軽めの車中泊など、シチュエーションによって持っていくツールはそれぞれ厳選していますが、毎回なにかしら足りなかったり、「あれがあれば良かったのに……」と悔やむこともしばしば。

いつでも万全な準備をしておくて難しさを改めて感じていたところに、ROOMIE編集部から「これ使えるんじゃない？」とおすすめされたアイテムが、いざという時の備えにも最適な逸品でした。

持った時の安心感が違う。めちゃくちゃ多機能な多機能ツール

こちら、「VERK」という、懐中電灯やスコップ、ノコギリなど最大で23もの用途に使えるオールインワンなサバイバルツールです。

細かい機能は数あれど、大まかなところだと、

がメインどころですね。

他にもワイヤーカッターや、車が故障した時の警告灯、ガラスを突き破る破砕ツールなどもありますが、使う頻度が高いのはこんなところかなと。

合体したスコップの使い勝手が抜群

ちなみに、各々のパーツを連結すると、めちゃくちゃしっかりした一本のスコップになります。

長さも920mmと普通のスコップと遜色のない大きさ。組み立て系のサバイバルツールの中ではかなり立派なサイズですね。

大きい方がやっぱり力の入り方が違う。組み立てはねじ込み式で、締めきってしまえば最初から一本だったかのようにがっちりするため、思いっきり力をかけてもびくともしません。

そして、スコップの側面は斧として使えます。これもいいですね。思いっきり振りかぶって使えるので、薪割りがとてもスムーズにできます。

この反対側はノコギリ状になった刃があり、太めの木材などを切るのに役立ちますね。

あと、造形がスコップというよりは槍っぽくて、自分の中の少年心をくすぐられるのも個人的には好きなポイント。

懐中電灯はモバイルバッテリーとしても使用可能

サバイバルツールとしては基本の懐中電灯も用意されていますが、ライトとしての機能は至って普通。

ノーマル、パワフル、に加えて点滅の3パターンが切り替え可能です。

これ自体は普通の機能なんですが、この懐中電灯は2200mAhのモバイルバッテリーとして使用可能。車に積んでおけば最後の砦として機能してくれますよ。

普通に使いやすいナイフ

ツールの中には小型のナイフもあります。

片側がノコギリになっているタイプで、先がV字に割れている特殊な形状なんですが、このナイフ部分の使い勝手、とても良いですね。

切れ味も良いですし、持ち手に重さがあって力も入れやすいんですよね。

Vの字型の先は刺すのにも使いやすいので、このナイフはしまわずに普段づかいしたいくらいでした。

ただ、編集部から「DIYに使えませんかね！」とプッシュされたノコギリ部分については、このサイズでDIYに使うには刃の目が荒く、気軽に使えるとは言いづらいな……と。

焚き火のために拾った枝なんかを、ちょうどいいサイズに切断するような使い方が合っていると思います。

また、ナイフのお尻にはファイヤスターターが格納されているので、火花を飛ばして火種を作ることもできますよ。

キャンプの際に、ナイフ、ライターなんかを忘れた時に心強い。というかやっぱりこのナイフは単体で使いたいな……。

常に車に積んでおくと安心

「VERK」ですが、車載型防災ツールとして設計されています。

その名の通り、車のガラスを破るための破砕ツールや、車のトラブル時に懐中電灯を警告灯にできるなど、トランクルームに積んでおくと安心な機能が盛りだくさん。

こんな機能満載でありながら、ケースに全て収めた時のコンパクトさが想像以上でした。

横20cm×縦30cm×高さ10cmのケースに、このゴツいスコップがスッキリ収まっていたって信じられます？ しかもぎっちりってわけでもなく、若干余裕があったので、ちょっとした小物なら入れ込めそう。

車検証などを入れておくと「車に積んでおきべきセット」として、さらに完成度が増すと思いますね。

アウトドア趣味の人は非常用に限らず普段使いしちゃってもいいクオリティのツールが詰まっているので、車を持っている方もそうでない人も買っておいて損はなさそうです。

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