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そのフォルムの美しさと機能性の高さ、統一のとれたデザインに惹かれ、数多くの無印良品の文房具にペンケースのスペースを提供してきました。

ところが、どうにも躊躇してしまい購入に踏み切れなかった商品があったのです。

一年のはじめに新しいことを

無印良品「アルミ丸軸万年筆」1,090円(税込)

それがこちら、「アルミ丸軸万年筆」です。

何かというと無印良品に頼ってしまうきらいがある私ですが、万年筆くらいは専門メーカーにお任せするのが道理ではないか、と考えていました。

「餅は餅屋」からの解放

今回購入を決めたのは、1000円ちょっとという手の届きやすい価格、ミニマムで洗練されたデザイン、そして公式サイトでの口コミの高さから総合的に判断した結果でした。

ペン先はドイツ製。言わずと知れた数多くの老舗文具ブランドを抱える国であり、児童期から万年筆を日常使いする子どもたちが多いと聞けば、自ずと期待が高まります。

マットで冷たくて無機質で……。余分な装飾の一切ないところが、唯一無二の魅力を醸し出しています。

シルバーカラーのクラシックなMacBookがお好きな方は、間違いなくお気に召すでしょう。MacBook同様、どんな色の背景にも違和感なくマッチしてくれますよ。

比べてみると…

さあ、書いてみましょう。上が万年筆、下が太字のボールペンです。

万年筆の方がインクの出が断然良く、発色が豊かであるのが伝わるでしょうか。筆跡にはボールペン特有のかすれがまったく認められません。

毎日のメモ書きにも

手に持つと適度な重みが心地よく、それが文字を書く際の安定感につながります。そしてなによりも、大変なめらか!

今まで数種類の万年筆を使う機会がありましたが、こちらの万年筆はとりわけインクの出が良く、さらには一定である気がします。

宛名書きにも

書類作成や宛名書きなど、少し背筋の伸びるタイミングにもどうぞ。

ペン先を寝かせる角度によって文字線の太さに微妙な変化が生まれ、味わい深い筆跡が生まれますよ。

日記にも

この発色の良さは、どのくらいの裏抜けを引き起こすのでしょう。モレスキン社の定番ノートブックで実験してみました。

結果によっては、日記帳+万年筆という古風でシックな組み合わせが叶います。

細すぎも太すぎもしない丁度いい太さのペン先は、モレスキンのルールド(横罫線)にぴったり。

万年筆ならではのカリカリとした筆記抵抗も少ないため、サラサラと流れるように、心に浮かんだことをスマートに書きつけることができます。

※乾くのに少し時間がかかるため、すぐに擦らないようにご注意ください。(擦ると5行目最後のようになってしまいます)

裏面はこちら。

全く色移りがしないとは言えませんが、相性が悪いとも言い切れません。

インクが滲んで読みにくいほどではありませんので、完璧を求めるのでなければ、日記用に使用することも一考の価値があると感じました。

冒険してきた方も はじめての方も

ボディの素材からペン先の種類、インクの絶妙な色味まで、大変奥が深い万年筆の世界。心を開いてみたら、意外なところで “私の一本” を見つけました。

万年筆デビューにもよさそうですよ!

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