ガチのお買い物。ガチで欲しいもの。
2023年、あけましておめでとうございます!
去年買って一番よかったもの。それはギターです。
2022年の後半から、何年かぶりにギター熱に浮かされて、ヤフオク、メリカリを中心にヴィンテージギターをいろいろ買い廻った挙句、この2本に落ち着きました(お金が続かないので落ち着いたと信じたい!)。
Silvertone1410とGretch 1959 Cripperというモデル。
どちらも1950年代後半から1960年初頭に作られた50年もののギターとなりますが、いわゆるスチューデントモデルというカテゴリーに入る機種で、もともとが学生さんでも手に入るお手頃な価格設定だったこともあり、とてもつもなく高い値段というわけではありません。
学生さん向けの廉価版といいつつ、この時代のギターの価格設定は、装飾や機能がグレードの違いとなることも多く、ギターそのものの作りはとてもしっかりしています。
ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)指板など、現代では入手しにくい貴重な木材や高値で取引されている個性的なピックアップ(マイク)が使われている上に、長年いろいろなオーナーの手に渡り、弾き込まれたことによる独特の乾ききった枯れたサウンドが何より素晴らしい。
ちなみに僕はギターをはじめて弾く時、まず拳でボディーの裏をコンコンと叩くようにしています。そしてこの2本は映画に出てくるようなヨーロッパのお屋敷の大きなドアをノックした時のような音がします。ホントですよ!
これぞヴィンテージ楽器の醍醐味だと言っちゃっていいかもしれません。
ネットオークションだと、楽器としてのサウンドやコンディションがわからないのですが、そこを綿密に検討して当たりをひいた時の感激ひとしおさがまた堪らず癖になってます(笑)。
でも、50年以上前のギターでこれほどのコンディションはそうそう巡り合えるものでもないので、今年はこれをさらに弾きこんで良い音にすることに専念します。
…といいつつ、ついつい2023年もギターに目がいってしまう。そんな今年欲しいものを楽天からピックアップしてみました。
憧れのLUNG GUITARS
ドイツとの国境に近いオランダのアルンヘムという街に工房を構えるギターブランドLung Guitars(ラング ギター)。
最近のカスタムギターのトレンドでもあるヴィンテージな佇まいながら、オリジナリティーもしっかりある憧れのギターです。
本当、芸術品のようなギター。弾かずとも自分のお部屋に飾っておくだけで、お酒が何倍でもいけてしまいそうです。
弾かない時はインテリアにしたいGibson
ギブソンのセミアコというと、ES-335という超有名なモデルがあるのですが、こちらはES-335と似たシェイブながらセミアコでなくフルアコのES-150という珍しいモデルです。
ウォルナットという、ギターよりも家具で有名な木材を使っており、見た目も家具っぽい重厚さがあって、ずっと気になっています。
美しいギターは、インテリアとしても映えますよね。もちろん弾かなきゃもったいないんですが。
ロック好きにはたまらないGibsonのセミアコ
こちらもギブソンのセミアコ。有名なES-335と、ES-175というモデルを組み合わせたようなシングルカッタウェイ(ネックの付け根のボディー部分のカット(えぐり)が片側)のモデルです。
とにかくギブソンのセミアコは近年価格が跳ね上がっていて、目が飛び出るような価格のものが多いのですが、これはかなりお手頃価格(それでも高いですけどね)。
ネックの反りを調整するトラスロッドが残り少なめになっていたりなど、値段が控えめな理由はいろいろありそうではあります。
こちらはP-90というロックンロール好きには堪らない、僕も大好きなピックアップを搭載しており、さらにアレックス・チルトンという、知る人ぞ知る伝説のロッカー/シンガーが愛用していたギターにも似ていて、ずーっと気になっています。
というわけで、基本欲しいんですけど、とにかくギター買いすぎなんで、眺めて楽しむぐらいで終わりそうです(笑)。
電子ギターも楽しいぞ!
ミュージシャン・弓木英梨乃さんに聞いた音楽のあれこれ