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電子ペーパーという特殊なディスプレイを採用することで、目に優しく紙と同じ感覚で電子書籍を読むことができるKindleシリーズ。

僕も長年愛用しているのですが、なんと手書きができる新製品が登場したということで、さっそく試してみることに。

紙そっくりの書き心地!

Amazon「Kindle Scribe」

こちらがその「Kindle Scribe」。

10.2インチというKindleシリーズ最大のディスプレイを採用したモデルです。

一番の特徴は、付属のペンによる手書き入力が可能になったこと。

無地以外にもダイアリーやToDoリストなどさまざまなテンプレートが用意されており、手書きで自由に書き込むことができます。

線の太さは5段階から選ぶことができる

書き味はかなり良好で、まるで本物の紙に鉛筆で書いているみたい

筆圧検知はないようですが、文字やイラスト程度ならまったく問題なく快適に使えます。

スマホやタブレットの入力といえばタッチパネルが基本ですが、やっぱり手書きは速いし、ちょっとした挿絵などを自由に書き込めるのはいいですね。

ペンは2種類から選べる

ペンは購入時にスタンダードペンプレミアムペンから選択可能で、どちらも充電や事前のセットアップは不要。

プレミアムペンは、ペン先と逆の方を「消しゴム」として使うことができるほか、グリップの部分に付いているショートカットボタンにさまざまな機能を割り当てることが可能!

握りやすさやボタンの位置も文句なし。

初期設定ではラインマーカーになっていて、ワンタッチでマーカーを付けることができました。

また、ペンを本体の側面にマグネットで固定できるようになってるのも、なくしものの多い僕にとってはうれしいポイント。

さすが、細かいところまで使いやすさが詰まっていますね。

お気に入りの本に、手書きでメモ

Kindleで購入した本や取り込んだPDFに注釈やメモ書きができるのもKindle Scribeならでは。

すべてのメモはEメール経由でのエクスポートが可能で、読書中に気づいたことやあとで調べたいことなどを手書きでサッと書き残し、PCに送っておけるのはとても便利でした。

※マンガ・雑誌・一部の実用書等、手書き入力機能に対応していないKindle本があります
※Kindle Scribeの手書き付箋機能に対応/非対応のKindle本は、各Kindle本の製品ページ上部「付箋メモ」の項目でご確認いただけます

もちろん、読書デバイスとしてもとっても優秀。

光の反射を抑えた解像度300ppiのディスプレイは、明るい日差しの下でも快適に本を読むことができますよ。

すべてのレスポンスが速いので、読書はもちろん、書籍の購入や検索もノンストレスです。

アルミボディでさらに薄く

Kindle Scribeには、薄くても強度を保てるアルミニウムボディを採用。

厚さはわずか5.8mmと従来のKindle電子書籍リーダー(8.0〜8.4mm)より大幅に薄くなったのだそう。

四隅には傷を防ぐゴム足が配置

背面は高級感のあるマットな質感で、さすがの仕上がり。

読書デバイスとしては少しお高めな印象でしたが、実際に手にしてみると納得の逸品でした。

ストレージの容量は16GB・32GB・64GBの3種類。価格差があまりないので、迷ったら64GBを買っておくのがおすすめかも。

今年の冬は、手書き入力も可能になったKindle Scribeで、お気に入りの本を読み返そうと思います!


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