子供ができて、歩くようになってから玄関先に靴が増えました。
靴棚をもっと増やしておけば良かったな、なんて思いもしましたが、今となっては後の祭りで。
玄関以外に置けて、邪魔にもなりづらい棚がないかなと思っていたら、これだ!と思うアイテムを見つけました。
良いものがなければ作ればいいじゃない
PFSの「LADDER BRACKET」という商品なんですが、2×4材と棚板を用意すれば好きな高さ・長さで棚が作れるキットです。
このブラケットをソックスのように2×4材の下に履かせてあげるだけで、自然と10度の角度がつき、壁に立てかけることで安定した棚になるんです。
好きな長さの棚板を取り付けるだけでOKなので、カットしてある木材を使えばカンタンですよ。
やってみた
今回は腰下くらいの高さで作りたかったので、70cmの2×4材と、幅30cm×長さ90cmのOSB板で作ります。どちらもホームセンターで入手できると思いますよ。
1.LADDER BRACKETをはめる
2×4材の足に「LADDER BRACKET」をはめます。横からビス留めして。きちんと固定するのも忘れずに。
これで自然と10°の角度がつくだけでなく、底面に貼られたゴムによって滑り止めがしっかりする、という仕組みですね。
2.たてかけてみて、棚板の高さを決める
実際に壁に立てかけてみて、底面がしっかり地面につく角度になったら、棚板の高さを決めましょう。
3.棚板の受け金具をつける
棚板を支える金具を取り付けますが、これは「LADDER BRACKET」にはセットで入っていないので注意してください。僕が今回使用したのは、同じPFSの「SHELVING STAY ANGLED 10°」というアイテムです。
この金具を使わない場合は、直接棚板を2×4にビス留めしてもOKですよ。
4.棚板をつける
あとは棚板を受けの金具に渡してビス留めするだけ。カンタン。カット木材&電動ドライバーさえあれば約20分くらいでできますよ。
残念なところ:ちょっと値段が張る
「LADDER BRACKET」が1,980円、「SHELVING STAY ANGLED 10°」は棚板1枚につき1,680円です。
「SHELVING STAY ANGLED 10°」はホームセンターの金具や直接棚板を柱に固定する方法で代用可能かなと思いますので、予算に合わせて検討してみてください。
気軽に移動や改造ができる
立てかけているだけなので、ひょいと持ち上げて別の場所に持ち運ぶのもラク。
靴を洗ったら外へ干しに出すのもカンタンですし、部屋の中でちょい置きのラックとして一時的に使うなんてのも全然アリです。
棚の長さや高さがもっと欲しいと思った時は、バラして木材だけ挿げ替えればまた使えるので、個人的には既製品の棚を買うより汎用性が高いんじゃないかと思っています。