炭酸水で割るだけで、手軽にレモンサワーを楽しむことができるレモンサワーの素。レモンサワーブームもあり、多種多様なレモンサワーの素がありますが、どれがおいしいのか、何に気をつけて選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、RTD(Ready to Drink 栓を開けてすぐ飲めるお酒の総称)専門家として日々チューハイの魅力を発信し続けているストロングおじさんに、おすすめのレモンサワーの素を選んでもらい、実際に飲み比べて味わいの違いをコメントしてもらいました。

昔ながらの味わいのレモンサワーの素から、今流行りのレモンの風味を丸ごと楽しめるもの、糖類・甘味料不使用の甘くないものまで、オリジナルレモンサワーマッピングからあなたの好みにぴったりのレモンサワーの素を見つけてみてください。

ストロングおじさんのイメージ

ストロングおじさん
年間千本以上の缶チューハイを飲む、缶チューハイ研究家。開栓してすぐ飲める缶・瓶入りのチューハイやハイボールRTD(Ready to Drink)を日々研究し、新製品レビューや製品開発・プロモーション企画などの支援を手がける。得意のパワポを活かし、さまざまなRTDを分かりやすく伝えている。
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ストロングおじさん

■ 目次

レモンサワーの素ブーム到来!

おすすめレモンサワーの素10選実飲レビュー
 たっぷり飲める業務用のおすすめ

レモンサワーの素の選び方
 違いがわかりやすいのは甘さとレモン感
 ベースに使われているお酒の種類で選ぶ
 甘味料が気になる人は原材料チェックを
 選ぶときの注意点

おいしいレモンサワーの作り方

レモンサワーの素ブーム到来!

ここ数年で、レモンサワーの素の売上・ラインナップとも拡大傾向にあるのですが、その発端になったのは、2018年発売のサントリー「こだわり酒場のレモンサワーの素」。通常、3万ケース売れるとヒットと言われる瓶入りのリキュール市場において、38万ケースという異例の大ヒットとなりました。

ここから、レモンサワーの素ブームに火が付き、各社も追随して現在多くのレモンサワーの素が発売されていきます。

この間、レモンサワーの素自体も多様化していて、従来のレモン果汁のみを使用したものから、レモンを丸ごと漬け込んだ浸漬酒レモンの香りを凝縮したエキスを使用するなど、様々な観点でレモンの美味しさを引き出そうとしている製品が増えてきています。

従来のレモンサワーは、適度な甘さがあるものが多かったのですが、辛口ブームにのった無糖のレモンサワーの素も、近年のトレンドです

おすすめレモンサワーの素10選実飲レビュー

ストロングおじさんが選んだレモンサワーの素を実際に飲み、レモン感と甘さを5段階で表現してもらいました。

サントリー こだわり酒場のレモンサワーの素 500mL

果汁だけでなく果皮のうまみも活かすために、レモンを丸ごと漬け込んだ浸漬酒を使用。レモンの酸味が感じられるすっきりとした味わいは食事にも合います。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:ー
果汁以外:レモン浸漬酒
糖類・甘味料 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
コスパ* ★★★★

*かいサポ調べ。同アルコール度数、同分量あたりの価格を算出。★の数(★5つが最高)でコスパのよさを表しています。

これがあったから今のレモンサワーの素ブームがあるというレモンサワーの素の象徴的存在の一本。

奥深い落ち着いた味わいでありながらレモン感がしっかりしていて甘さが控えめ。食事にも合わせやすいです。レモンの風味はフレッシュな果汁感というより、皮の苦味などの落ち着いた味わいなのですが、これはレモンの果汁ではなく、お酒にレモンを丸ごと漬け込んだ浸漬酒を使っているから。

果汁を使ったレモンサワーやレモンサワーの素はフレッシュ感が強調されるのですが、レモンを丸ごと漬け込んだものは皮の苦味が感じられるので奥深く、深みのある味わいになります。

酸っぱいとか甘いだけの昔のレモンサワーとは違い、甘さ控えめで、レモン感も落ち着いていて、焼酎を使っているのでお酒感もしっかりある、という新しいタイプのレモンサワーが楽しめるところがお酒好きの人に受けているのではないでしょうか。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 2
レモン感 3

サッポロ 濃いめのレモンサワーの素 500mL

レモン果汁にシチリア産の手摘みレモン果汁を使用したレモン味が濃いめのレモンサワーの素。レモンのさわやかな香りと口当たりのよい酸味が特徴です。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:1%
果汁以外:レモン浸漬酒
糖類・甘味料 甘味料(スクラロース、アセスルファムK)
コスパ ★★★★

これもかなり売れているもので、売れ行きは「こだわり酒場のレモンサワーの素」とこちらがトップ2です。原液が少し白濁していますが、これは果汁が入っているからです。果汁が入っている分、酸味やフレッシュさが際立ち、わかりやすい酸っぱさのある昔ながらのレモンサワーに近い味わいです。

先ほどの商品と同じく、こちらにもレモン浸漬酒が入っています。飲むと最初に果汁の酸っぱさがくるのですが、後味に皮の香りの余韻があって、昔ながらの酸っぱいレモンサワーと、今トレンドのレモンを丸ごと使った落ち着いた味わいのレモンサワーを両立したような一本です。

「こだわり酒場~」と見た目は似ていますが、それぞれ個性は違っています。「こだわり酒場~」が果汁を使わず落ち着いた味わいで、焼酎を使っていてお酒感もしっかりしているのに比べ、こちらはレモンの酸っぱさがあり、ウォッカベースならではのスッキリした感じがあります。どちらが良いかは好みによると思います。

ちなみに「濃いめ」とはいうものの、今回紹介する製品の中では際立って濃いわけではないです。ネーミングは言ったもの勝ちというところもあるので、名前に「濃いめ」とついていてもそこまで真に受けない方がよいでしょう。(笑)。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 2.5
レモン感 3.5

アサヒ 樽ハイ倶楽部レモンサワーの素 500mL

飲食店向けの樽詰めサワー「樽ハイ倶楽部」のレモンサワーが家庭で手軽に楽しめるレモンサワーの素。飲み飽きない一本です。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:1%
糖類・甘味料 記載なし
(人工甘味料無添加)
コスパ ★★★★

「樽ハイ倶楽部」というのはもともとサーバーから出てくる業務用の樽のレモンサワーで一番シェアが高いもの。居酒屋で樽ハイのポスターが貼ってあるのを見たことがある人もいるかもしれません。

お店でおなじみの味が最初は缶チューハイになり、その次にレモンサワーの素ができました。居酒屋で飲まれている業務用の「樽ハイ倶楽部」の味をレモンサワーの素として表現したものです。

これは前の2つのレモンサワーの素とまったく違う個性を持っています。樽ハイ倶楽部は1984年からあるブランドなのですが、その味わいに近づけているので、これはどちらかというとトラディショナルな昔ながらのレモンサワーの味わいです。ちょっと甘くて飲みやすい、野球場で飲むレモンサワーのような、そんなイメージでしょうか。

最近のレモンサワーを飲み慣れた人からするとレモン感がシンプルに感じてしまうかもしれませんが、レモンサワーの原点に帰りたいという人や、こだわった複雑な味わいのレモンサワーよりも、シンプルで少し甘さがあって飲みやすい昔ながらのレモンサワーが好きな人にはおすすめです。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 3.5
レモン感 2

コカ・コーラ 檸檬堂うちわりレモン 300mL

レモンをすり下ろしてお酒と馴染ませる「前割りレモン製法」のおいしさを自宅でも楽しめるレモンサワーの素。自分だけのアレンジで楽しめます。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:1%
糖類・甘味料 糖類
コスパ ★★★

檸檬堂は2018年に発売されて以来、缶チューハイとしてはかなりのヒットになりましたが、今年ついにレモンサワーの素が発売されました。

缶の檸檬堂「定番レモン」は果汁が10%ですが、このレモンサワーの素は果汁が1%しか入っていません。それを割って飲むため、完成したレモンサワーの果汁は1%以下になります。缶の檸檬堂のレモンサワーからするとレモン感が弱く、あの濃厚さが再現できていないのではないかというところはあります。

味はレモンサワーとしては悪くないと思いますが、普通です。缶の檸檬堂はレモン感が強くジューシーな濃厚さがあり、それが特徴であり売りでした。これはおいしいのですが普通のレモンサワーなんですよね。檸檬堂のレモンサワーの素としてはがっかりしたという人も多いと思います。

檸檬堂は「こだわり酒場~」や「濃いめのレモンサワーの素」のように事前にお酒にレモンを漬け込んでおく「前割りレモン製法」で作られているので、レモンの皮の香りなどがお酒に移る奥深い系のレモンサワーです。

樽ハイ倶楽部と比べるとレモン感は若干強く、皮の苦味などもあって、甘めの王道のレモンサワーでおいしいのですが、普通のレモンサワーの苦味や渋味といった部分をすこし強調したレモンサワーという印象なので、缶の檸檬堂を想像して飲むと少し期待外れのところがあるかもしれません。

おいしいのですが、個人的には檸檬堂で素を出すならもっと濃厚にして欲しかったというのはあります。開封後も長期保存されることが多いレモンサワーの素では、制約が多くて難しいのかもしれませんが。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 3.5
レモン感 3

ここまでは大手メーカーの作った王道のレモンサワーの素を紹介しましたが、ここから紹介するものはちょっとニッチな個性派のレモンサワーの素です。

大関 わが家のレモンサワーの素 900mL

大関の日本酒から造られた米焼酎がベースのレモンサワーの素。シチリア産のレモン果汁を12%使用しています。人工甘味料不使用。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:12%
糖類・甘味料 糖類
コスパ ★★★★

日本酒メーカーの大関がつくる、日本酒からできた米焼酎をベースにしたレモンサワーの素です。

これまで紹介してきたものはウォッカや甲類焼酎、またはそれに近いクリアなスピリッツを使っていましたが、これは米焼酎を使っているためお酒が主張してくる感じがあります。レモン果汁を12%も使っているわりにはお酒の米の香りが強く、レモン感を感じにくいかもしれません。

王道ではありませんが、すっきりさわやか一辺倒のレモンサワーの素界にあってお酒の飲みごたえや香りを感じられる、酒好きの人向けのレモンサワーという感じがしますね。甘さは適度にあるのですがお酒の香りが強く、酒感のあるちょっと大人の味です。

お酒感は数値にすると5段階で4.5くらい。お酒好きの人におすすめです。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 2.5
レモン感 2.5

合同酒精 酎ハイ専科 贅沢レモンサワーの素 900mL

シチリア産レモン果汁20%、瀬戸内レモンエキス、レモンピールエキス、2種類のレモンスピリッツを使用。糖類無添加で果実本来のおいしさを引き出したレモンサワーの素です。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:20%
果汁以外:レモンエキス、レモンピールエキス、レモンスピリッツ2種
糖類・甘味料 無添加
コスパ ★★★★

個人的には今一番おいしいと思っているレモンサワーの素です。

このレモンサワーの素は製法にこだわっていて、レモン果汁が20%、果汁以外にもレモンエキス、レモンピールエキス、2種類のレモンスピリッツを使っています。

果汁はフレッシュさや酸味、果肉はジューシーさ、果皮は苦味とレモンは部位ごとに香りや旨味の成分が違います。その香りや旨味を、お酒に漬け込んでなじませたり、凝縮されたエキスにしたりするなど、成分ごとに適した技法で抽出したのがこのレモンサワーの素です。

どのメーカーもさまざまな方法でレモン本来の香りや旨味を残そうと工夫されているのですが、これがおそらく一番こだわっているのではないでしょうか。しかも無糖。それだけレモンの旨味に自信があったのではないかと思います。

最初にこれを飲んだときは、ここまでおいしいものができるんだなと感動しました。酸味や苦味、フルーツっぽいフレッシュさなどレモンの複雑な味がするので、甘くないのに満足感があります。

嫌な味がしないところも魅力です。どうしても甘味料を使うと甘味料のクセが感じられたり、糖類を入れるとレモンの味がぼやけてしまったりすることがあるのですが、これは雑味がない。

期待値を上げすぎているかもしれませんが、僕の記憶の中では一番おいしかった一本です。

レモン感が決して強いというわけではないのですが、強い弱いというよりもレモン感の質が高いのでレモン感は4にしました。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 1
レモン感 4

中野BC 富士白レモンチュウハイの素 600mL

あらごしの果汁が25%入った、レモン感をしっかりと味わえるレモンサワーの素。生搾り風のレモンサワーが自宅で楽しめます。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:25%
糖類・甘味料 糖類
コスパ

あらごしレモンが沈殿しているレモンサワーの素。これは和歌山の酒造メーカーのレモンサワーの素で、本当においしいと思っているものです。

昔、ある割烹でレモンサワーを頼んだらものすごくおいしくて、「これだけしっかりした割烹だからレモンサワーも手作りしているんだな」と思ってお店の方に聞いてみたら「これ(富士白レモンチュウハイの素)を使っています」と言われてすごくびっくりしたという経験があります。

このレモンサワーの素は果汁が25%も入っていて、しかも果肉感の残るあらごしなのでジューシーで肉厚なレモン感があります。甘さもあるので、今まで紹介したスッキリ系のレモンサワーの素に比べると甘さが気になるかもしれませんが、その分飲み口がしっかりしています。

非常に自然な味わいで飲みごたえがあって、贅沢な一本です。人工的な味がしないので、甘めですが食事にも合わせやすいと思います。

パッケージが焼酎や日本酒のようなデザインで、見た目からしておいしそうに見えますよね。「酎ハイ専科 贅沢レモンサワーの素」がキレ系、「富士白レモンチュウハイ」が濃厚系と僕の中ではその2つが2強です。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 4
レモン感 4

清洲城信長 檸檬酒 900mL

レモン果汁を38%とふんだんに使用した、すっぱくて甘くないレモンサワーの素。糖類、甘味料、酸味料無添加です。

アルコール度数 25%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:38%
果汁以外:レモンエキス
糖類・甘味料 無添加
コスパ ★★★★

日本酒「鬼ころし」で有名な酒造メーカーが作ったレモンサワーの素です。こちらはレモン果汁が38%も入っていて、原液が少し黄色く見えるほど濃い一本です。特徴は果汁の多さと無糖であること。香料が少し入っていますがほぼレモンの味です。

飲んでみるとかなり酸っぱく、個人的にはおいしいけど、ちょっとやりすぎ感があるかなと感じました。酸っぱい上に甘味がないので、クッションになるものがなく、酸味のトゲを感じますが、野性味あふれるレモン感が好きな人にはたまらないでしょう。

レモンをかじるような酸っぱさの個性派レモンサワーの素なので、人を選ぶでしょう。僕の一番ではないですが、確実に「これが一番!」というコアなファンはいると思います。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 1.5
レモン感 4.5

北岡本店 至高のレモンサワーの素 500mL

果肉や果汁だけでなく、果皮や種もすり下ろし、レモンを丸ごと使用した一本。レモンそのものが味わえるレモンサワーの素です。

アルコール度数 38%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:記載なし
果汁以外:レモン
糖類・甘味料 糖類
コスパ ★★

レモンサワーの素の説明に「鬼おろし」とあるように、大手メーカーが作れないようなレベルのレモンが入っています。果汁量は明記されていないためわからないのですが、「果肉、果汁はもちろん皮も種も」とあるようにレモンを丸ごとすり下ろしたものを入れている、生々しいまでのレモンが入った一本。もはや液体ではないくらいどろっとしています。

飲んでみると、かなり特徴的な見た目に反して、とても洗練された味がします。果汁だけでは表現しきれないレモンの味わいがあり、ふつうにおいしいです。レモンサワーの概念を超えてきた一本

パッケージも含め、少しネタっぽい見た目に反して中身は全然ネタじゃなくてとてもおいしい。味はめちゃくちゃ洗練されています。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 2
レモン感 5

鷹正宗 爽和場(サワーバー) 国産レモンのレモンサワーの素 500mL

希少な国産レモン果汁を使用した糖類、人工甘味料不使用のレモンサワーの素。糖類やカロリーが気になるという人にもおすすめです。

アルコール度数 20%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:記載なし
糖類・甘味料 甘味料(ステビア)
コスパ ★★

これも日本酒メーカーが作ったもので、国産レモンを使っていることを売りにしているようです。

国産レモンのスッキリさわやかな味わいは出ていますが、果汁量が少ないためかそこまでレモンが強いわけではないですね。国産レモンを売りにしているわりにはレモン果汁も多くなさそうですし、グレープフルーツ果汁も入っているので、期待していたほどのレモン感はなかったです。レモンよりグレープフルーツの方が目立ってしまっているのかも。

糖類不使用でわりとスッキリはしていますが、ステビアを使っているのでステビアの癖が気になる人はいるかもしれません。

◆ストロングおじさんレビュー

5段階評価
甘さ 2.5
レモン感 2

たっぷり飲める業務用のおすすめ

キリン 氷結 無糖レモン(業務用) 1800mL

缶チューハイでおなじみ「氷結」の飲食店向け業務用レモンサワーの素。糖類や甘味料を使用しておらず、甘くないレモンサワーが楽しめます。

アルコール度数 40%
レモン成分
(果汁/果汁以外)
果汁:3.1%
糖類・甘味料 無添加
コスパ ★★★★★

レモンサワーの素の選び方

ストロングおじさんに、選んでもらったレモンサワーの素をマッピングしてもらいました。レモン感の強弱と甘さの強弱から気になるものを探してみてください。

違いがわかりやすいのは甘さとレモン感

Image: ストロングおじさん

レモンサワーの素の味わいの軸になるのが甘さレモン感。甘さとレモン感の強弱は、製品によってかなり差があります。

まずはこの2つの軸を意識して、「この領域が好きかも」というおぼろげな好みが見えてきたら、そのカテゴリーの中で好きなものを見つけていくのがおすすめです。レモンサワーの素をマッピングしてみたので、ぜひ有効活用してもらえればと思います。

しかしながら単純にレモン感の強弱で語れないのが最近のレモンサワー。昔は果汁を絞ったレモンサワーだけだったので酸っぱさの強弱くらいしか違いがなかったのが、今はさまざまな製法があるためレモン感にも強弱を超えた個性のようなものが出てきています。

それぞれ、同程度の果汁量でも、苦みを強調するもの、スッキリした酸味を強調するもの、果肉感を強調するものなど強調する点はそれぞれ違います。

そのため、レモンの強弱の次は、自分の好きなレモンの要素はどこかということを意識してみるとよいと思います。苦味が好きなのか、酸味が好きなのか、余韻に感じられる皮の香りが好きなのか……強弱を超えた、自分の好きなポイントにマッチするものを探してみてください。

ベースに使われているお酒の種類で選ぶ

レモンサワーの素のベースのお酒は、缶チューハイ同様、ウォッカ・焼酎、またはそれらに近いクリアなスピリッツが使われることが多いです。

レモンのおいしさをストレートに味わいたいならクリアなウォッカで、お酒感もしっかり味わいたいなら焼酎ベースがよいでしょう。

日本酒やジンベースのレモンサワーの素もありますが、まだまだマイナーです。しかしながら、今後さらなる多様化の中でベースのお酒の種類も広がっていくかもしれません。

甘味料が気になる人は原材料チェックを

トレンドとしては人工甘味料入りのレモンサワーの素が多いので、人工甘味料が苦手という人は原材料を事前に確認しておきましょう。

人工甘味料を加えることにも一長一短があり、少しクセのある味わいがでてしまう反面、すっきりとした味わいながらほんのり甘く、無糖よりは飲みやすくなるという利点もあります。

一方、糖類を加えると人工甘味料に比べて自然な味わいになる反面、レモンのキレとぶつかって、キレが濁ってしまい、レモンの味わいが損なわれるというデメリットもあります。

甘味料のすっきりした甘さの方がレモン感は活きる気がしますが、クセのない自然な味わいと両立できないのでどちらを優先するか……これは永遠のテーマです。

選ぶときの注意点

レモンサワーの素は、缶とは違い量が多いので、好みでないレモンサワーの素を買ってしまうと、処理が大変です。

缶に比べて気軽に飲み比べができないので、この記事を含めたいろいろなレビューを参考にした方がよいでしょう。

レモン感の強いほうがいいか弱いほうがいいか、甘さは強いほうがいいか弱いほうがいいか、自分の好みの軸をしっかり認識して、商品を選ぶことをおすすめします。

おいしいレモンサワーの作り方

ストロングおじさん直伝のおいしいレモンサワーの作り方を紹介します。こだわりの一杯を飲みたい人はぜひ試してみてください。

氷が溶けてレモンサワーの素が薄くなってしまうとレモン感が弱くなってしまうだけでなく、炭酸が抜けておいしくなくなってしまいます。レモンサワーを必要以上に薄めないことと炭酸がなるべく抜けないように丁寧に作ることでレモンサワーはもっとおいしくなります。レモンサワーだけでなくハイボールなどにも有効な作り方です。

  1. グラスに氷をたくさん入れ、氷をかき混ぜグラスを冷やします。氷が溶けて出た水は捨てておきましょう。
  2. 1にレモンサワーの素を入れたら再度かき混ぜて、レモンサワーの素も冷たくしておきます。

    温度が高くなってしまうと氷が溶けて炭酸が薄まりやすいので、できるかぎりレモンサワーの素を冷たくしておくことが大切。氷が溶けたら溶けた分の氷を足しておくとよいでしょう。

  3. 冷えたレモンサワーの素に炭酸水を注ぎます。炭酸水が氷にぶつかると炭酸が抜けてしまうので、なるべく氷に当てないように、氷と氷のすき間にていねいに注ぎましょう。
  4. ゆっくりと軽く混ぜます。

    お酒に炭酸水を注ぐとアルコールが自然に上がってくるので、あまりかき混ぜなくても大丈夫です。

  5. よく冷えて薄まりすぎていない、炭酸もしっかりあるレモンサワーの完成です。

追いレモンもおすすめ!

レモン感が少し足りないと感じたときや、ベースのスッキリさを生かしてレモンを少し強くしたいときにおすすめなのが、生のレモンを絞って果汁を追加する追いレモンです。

面倒なときはレモンサワーの素をレモンフレーバーの炭酸水で割ると、レモン感を手軽に強くすることができます。

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