料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。食材やキッチン道具のちょっとした“ひと工夫”で、キッチンで過ごす時間や毎日の暮らしがもっと楽しくなる、そんなアイデアを紹介します。

今回は、簡単なのに見映えする「オーブン料理」について。

オーブンは究極の「ほったらかし」を叶えてくれる

オーブンを使うのって、ハードルが高いと思っていませんか?

オーブンは凝った料理やパン、お菓子を焼くときに用いる「料理上級者のためのもの」と思い込み、電子レンジのオーブン機能でさえ一度も使ったことがないという人が意外と多いようです。

しかし今回おすすめしたいのは、冷蔵庫にある材料をちゃちゃっと切って、ちゃちゃっと天板に並べるだけのオーブン料理。簡単なのに見た目はゴージャスですごく美味しい。

もちろん、電子レンジのオーブン機能でもOKですよ。

鶏もも肉と野菜のグリル

今回は、塩・こしょうとオリーブオイルのシンプルな調理で素材の味を楽しむ方法をご紹介します。

<材料>

・鶏もも肉 (鶏むね肉や豚肩ロース、豚バラ肉などでも)
・野菜(ブロッコリー、かぶ、パプリカ、長芋など、お好きなものを)
・塩、こしょう、オリーブオイル

<つくり方>

1. 鶏もも肉は食べやすい大きさに切って、塩、こしょう、オリーブオイルをからめる(肉は焼くと縮むので、食べたい大きさより少し大きめに切るとよい)。
2. 野菜をそれぞれカットする。かぶや長芋はよく洗って皮付きのまま(火の通りの時間のかかるものはやや小さめに切るとよい)。
3. オーブンシートを敷いた天板に野菜を並べ、オリーブオイルを回しかけて、全体になじむように混ぜる。
4. 下味をつけておいた鶏もも肉も天板にのせる。200℃のオーブンで25分ほど焼く。

<ポイント>

塩・こしょうで下味をつけるのは鶏肉だけ。野菜は塩をしてから焼くと水分が出てしまい、全体がべちゃっとした仕上がりになってしまうため、下味をつけません。

オリーブオイルをからめてジューシーに焼いたあと、食べるときに塩をふるとよいですし、肉からの旨味が移るので、そのままいただいても美味しいですよ。

オーブンに入れたあとはほったらかしておけるので、焼いている時間で好きなことができるのもメリットのひとつ。焼き上がったら天板ごとそのままテーブルに出してもバーベキューみたいで楽しいです。

今回は塩・こしょうだけのシンプルな味付けでしたが、オーブン料理をよりリッチに楽しめるソースをつくるのもいいですよ。絶品ソースのつくり方は、次回ご紹介しますね。

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