料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。食材やキッチン道具のちょっとした“ひと工夫”で、キッチンで過ごす時間や毎日の暮らしがもっと楽しくなる、そんなアイデアを紹介します。
今回は、ちょっと便利な「ピーラー」の使い方。
皮をむくだけじゃもったいない、ピーラーの活用術
野菜の皮をむくのに便利なピーラーですが、料理にも便利な優れた調理道具なのです。
例えば、大根。ピーラーで皮をむいたら、大根の端を手でおさえながら、同じ面を帯状に削っていきます。
数回を削ったら、面を少しずらしてまた同じように削っていきます。削り心地の良さに、つい無心になって、気づいたらひらひらリボン状の大根が山盛りになっていることも(笑)。
ドレッシングをかけてサラダにしてもいいですし、寒い季節は薄切り肉と一緒にしゃぶしゃぶ鍋でいただくととてもおいしい!
ごぼうも、大根と同じようにまな板に置いてリボン状に削ります。パスタと一緒にゆでて、ソースで絡めていただくのが私の大好きな食べ方です。さっと炒めてきんぴらにするのも、火の通りが速くていいですよ。
人参も同様に薄く削って塩でしんなりさせ、酢とオリーブオイルで和えれば、シャキシャキ食感がアクセントの「キャロットリボンサラダ」の完成。ピーラーで削ると断面が広くなるので味がのりやすいんです。
ピーラーって優秀! とくに包丁使いが苦手な方には、ぜひやってみていただきたいです。
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