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1日の終わりに安らぎをくれて、スムーズな1日を始めさせてくれる「睡眠」は、私たちにとって大切なテーマです。
しかし、忙しいとすぐ削るわりに、質の見直しは後回しにしてしまうのも「睡眠」。
連載「みんなの部屋」で自ら設計したお住まいを紹介してくれた建築家の建築家の佐々木倫子さん&佐藤圭さんも、眠りに課題を感じているのだとか。
そう聞きつけ、久しぶりにご自宅を訪ねることにしました。
職場と住空間を分けて、暮らしにメリハリがついた
築37年の中古物件を、自分たちで設計図を引いてフルリノベしたというご夫妻の住まい。
「既成概念にとらわれず、開放的な空間をつくりたい」という設計時に掲げたコンセプトの通り、ロフトを含めて約75㎡あるこの空間には、扉も仕切りも見当たりません。
広いリビングダイニングには、バスルーム、息子さんの部屋にしているロフト、寝室までがゆるやかにつながっています。
ここに暮らし始めたころは、それぞれが設計事務所に勤めていましたが、2016年にふたりで独立。部屋はたちまち仕事の資料や模型でいっぱいになってしまいました。
しかし今回、久しぶりに伺ったところ、リビングには大きなソファが置かれ、資料がぎっしり並んでいた書棚には息子さんの本や漫画が。
聞けば、この夏、近所にオフィスを設けたのだそうです。
出勤してオフィスのシャッターを開けることが、朝のスイッチになっているという圭さん。オフィスをシェアしている建築家の仲間とのコミュニケーションも刺激になっていると話します。
また、「職場と住空間を分けたことで、暮らしにメリハリがついた」と倫子さん。
家がくつろぐための場所になりました。家族でごはんを食べて、テレビを観ながらソファでだらだらするのが心地いい。
以前はシャワーで済ませることも多かったのですが、最近はゆっくりと湯船につかる習慣ができました。(倫子さん)
意外な盲点。「掛け布団」の見直し、してますか?
暮らしに変化が生まれ、くつろぐことに集中できるようになったという佐々木夫妻。しかし、解決できないのが「睡眠」の課題です。
もともと眠ることが大好きだという倫子さん。しかしここ数年、起きたときに疲れが取れていないと感じることが多いのだそうです。
一方、圭さんは寝つきはいいものの、夜中に目が覚めてしまうのが悩み。「せめて5時まででいいから、一度も目を覚まさずに朝まで眠りたい」と切に願っているとのこと。
仕事で知り合った寝具メーカーさんから話を聞いたり、施主さんから寝室の相談を受けたりすることが増えて、僕も眠りの改善に興味を持っていたところ。
健康も気にかけたいし、睡眠の質は仕事のパフォーマンスにも影響しますよね。睡眠時間が1日の約3分の1とすれば、人生の3分の1は寝ていると、その大切さにようやく気づいたんです。(圭さん)
NANGAが本気でつくった羽毛布団って?
睡眠を大切にしたいと考えたとき、枕やマットレスから見直す人が多いはず。もちろんとても有効で必要な手段ですが、見落としがちなのが「掛け布団」です。
そこでROOMIE編集部がご夫妻におすすめしたのが、「NANGA(ナンガ)」の布団レーベル「GOOD SLEEPING(グッドスリーピング)」。
「寝袋で有名な、アウトドアブランドとしてのNANGAなら知っているけど……」という人は多いのでは?
一般のアウトドアシーンだけでなく、ヒマラヤといった過酷な環境下で、いかに快適な眠りを提供するかに尽力してきたNANGAが、その知見を生かして本気でつくったのがこの「GOOD SLEEPING」シリーズ。
NANGAが1941年創業の布団メーカー「横田縫製」をルーツに持っていることは、意外と知られていないかもしれません。横田縫製80周年に新たな取り組みとしてスタートしたのが、この羽毛布団の開発。つまりNANGAにとって布団づくりは「原点回帰」というわけです。
「台形」がカギ。軽いのにしっかり包み込む理由は…
今回、佐々木ご夫妻に試してもらったのは「DOWN DUVET SINGLE DX(TRAPEZOID)/ダウン デュベット シングル デラックス(トラぺゾイド)」という、寝袋研究で得たノウハウを生かした羽毛掛け布団。
首元と足下の2か所に配されたTRAPEZOID(トラペゾイド)と呼ばれる台形キルト構造が特徴です。
羽毛布団はチャンバー(キルトで仕切られた小さな部屋)をつくるために縫い付けをおこないますが、ステッチ部分は羽毛の量が少なくなるため、外気の影響を受けやすい「コールドスポット」ができやすくなってしまいます。
そこで、この羽毛布団は首元と足元を台形構造にし、台形の中央にステッチをあえて入れないことで、コールドスポットが発生しにくい仕様にし、密着度を高めています。
また、チャンバーの羽毛量が適切になるように設計されていて、中央部分に厚みを持たせることで保温性をキープします。
この羽毛布団について何も説明を聞いていないのに、「包み込まれるみたいだった」と圭さん。
「この羽毛布団のおかげかな、目が覚めたのは4時30分でした! 目標の5時までもう少しだったのに(笑)」と冗談めかしながら、語ってくれた寝心地の感想は?
毎日使っている羽毛布団とは全然違いますね。僕、軽すぎる羽毛布団って苦手なんですよ。軽いんだけど適度な軽さというのかな、この布団は包み込まれるような安心感とフィット感があります。(圭さん)
トラペゾイド構造のことを説明すると、「たしかに。なるほど……」とトレードマークの帽子とメガネはそのままに、もう一度ベッドに潜り込んでくれました。
また、「いいお布団の良さを感じた」と倫子さん。ふかふかした気持ちよさが気に入った様子です。
この布団に使用している羽毛は、国内で洗浄・精製した高品質羽毛のスペイン産ホワイトダックダウン(ダウン90%、フェザー10% / 760FP)。
ふかふかなだけでなく、目に見えないチリや、菌の発生原因にもなるホコリやアレルギー源もしっかり除去されているのは安心です。
そんなきめの細やかさも、羽毛を80年ものあいだ研究してきたメーカーだからこそ。
自社工場では、研究をもとにサンプルをつくっては改良を重ねるという丁寧なものづくりをおこなっています。
愛着のあるものを、長く大切に使い続け、伝えたい
そして、建築家のふたりが共感したのは、NANGAの新しい取り組み「Re: ACT(リ・アクト)」。
日本には古くから布団を打ち直して長く使っていくという「打ち直し」の文化がありますが、この「Re:ACT」もまさにそれ。古くなった羽毛布団を、NANGA仕様に仕立て直してくれるというサービスです。
長く使用することで、羽毛はどうしても劣化してしまい、ボリュームが落ち、保温性も低下してしまいます。
そんな羽毛布団を預かって解体し、羽毛をほぐし、クリーニング。羽毛本来のパワーを取り戻したところへ新しい羽毛を追加して、NANGAの羽毛布団に“アップサイクル”されます。
愛着のある住まいに手を加えて長く暮らしていく、伝えていく。そんな建築家の仕事と布団の仕立て直しはリンクするところがありますね。とても共感します。
このお布団をゆくゆくは自分も打ち直して使い続け、さらに伝えることができるというところにも魅力を感じます。(倫子さん)
また、「こういった高い技術でつくられた布団を、日本の工芸品として世界に伝えたい」と圭さん。
この布団のことを聞いて、すごく日本っぽいなと思いました。よく考えてつくられていますよね。
最近、外国人の方から設計の依頼を受けることが増えてきましたが、それは日本人ならではの丁寧さや気遣いの細やかさを期待してのことだと感じるんです。
そんな日本の良さを、NANGAはまさに布団で体現していると思います。(圭さん)
心身の健康、そしてQOL(人生の質)にも直結する睡眠。もし少しでも課題を感じているなら、質を上げる工夫を講じたいもの。
そのとき、あたたかさと安心感で包み込み、眠ることの安らぎを教えてくれる「NANGA」というブランド、そして「DOWN DUVET SINGLE DX(TRAPEZOID)」のことをぜひ思い出してみてください。
Photographed by Kosumo Hashimoto(8枚目、11枚目以外)