おうちで焼肉を楽しむときに気になるのが煙や油の飛び散り。油のニオイが部屋に染み付いたり、周囲がベタベタになってしまって掃除に困ったりした経験のある方も多いのではないでしょうか。

そんなおうち焼肉の強い味方が無煙ロースター。油の飛び散りや煙を抑えてくれるので、家での焼肉を快適に楽しむことができます。

焼肉だけでなく、焼き魚が調理できるものや、ガスを使ったアウトドアで楽しめるものなど、おすすめの無煙ロースターをキッチンまわり評論家、さわけんさんに聞いてみました。

ホットプレートとの違いや、選び方のコツについても紹介します。

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さわけんさん
科学する料理研究家。キッチンまわり評論家。科学的に料理を考えて、狙った通りの料理をつくるレシピの達人。辻調理師専門学校で11年間、西洋料理を教える。モノ比較雑誌「LDK」「MONOQLO」「家電批評」の編集者が頼る識者で調理器具・家電、食品類を日本一比較している。「あさイチ」(NHK)・「ZIP!」(日本テレビ) ・「ラヴィット!」(TBS)などTV出演多数!
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プロフィール

■ 目次

おすすめ無煙ロースター7選

無煙ロースターの仕組み
 焼肉の煙や匂いの原因は?
 煙を抑える仕組み
 一般的なホットプレートとの違い

無煙ロースターの選び方
 プレートの形で選ぶ
 電源の要・不要で選ぶ
 操作性で選ぶ

まとめ

おすすめ無煙ロースター7選

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東洋 煙極少 セラロースタープレミアム アミ焼き

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食材の油が直接バーナーに触れないので煙が少なく、家で焼肉や焼き魚が楽しめます。放射熱と遠赤外線の効果で、外はカリッと、中はふわっとした焼き上がりに。

カセットガスを使うタイプのもの。セラミックをバーナーで加熱して遠赤外線を出し、プレートを熱くするという少し変わった構造になっています。プレートの網目が大きく脂が落ちやすいため、煙が少ない一台です。火力もあり、焼肉にもぴったり。

山善 減煙焼き肉グリル「XGRILL +PLUS」

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これまでの「XGRILL」に平面プレートが付き、サイズが25%大きくなった一台。プレートの裏面が「X形状」になっているので、食材の油落ちを促進し、油の飛散や油の加熱による煙の発生を抑えてくれます。

隙間の大きなプレートが使われているので油落ちがよく、煙と油はねが少ないロースターです。

ピーコック 電気焼肉器 WY-D120

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新開発された「3次元アーチ構造」により油落ちがよくなり、油はねの約98%をカット、発煙を約87%抑えたモデル。プレートには平面ゾーンや傾斜のついたゾーンがあるので、食材に合った焼き方を楽しめます。

安くてプレートの油落ちもよいホットプレートです。

シナジートレーディング スーパー吸煙グリル スモークリーンIII DSK2002

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強力なファンによる煙の吸い込みと、余分な脂を落とす構造で、油煙や油はね、臭いを軽減し、ヘルシーに焼き上げてくれる焼肉グリル。分解して水洗いすることができます。

シロッコファン搭載で煙をよく吸います。パーツは多いですが、簡単に外せるので掃除もしやすい一台です。プレートが広いため、サンマが4尾焼けます。

山善 煙の少ない焼肉グリル XGRILL PREMIUM

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プレート側面の吸い込み口から煙を強力に吸引することに加え、焼肉プレート裏面の「X」形状によって油を効果的に落とし、メーカーの従来品に比べ煙を94%カット、油はねも軽減したモデル。焼肉プレートの他に、たこ焼きプレートもついています。

よく売れている無煙ロースター。プレートと操作パネルを除くと、機構などはスモークリーンとほぼ同じです。操作のしやすいコントロールパネルがついていて、煙を比較的よく吸います。油落ちのせいか煙は少なからず発生します。

ここから紹介するものは、これまでに紹介したものよりも煙は多少出ますが、焼肉はおいしく仕上がります。

イワタニ カセットガス スモークレス焼肉グリル「やきまるⅡ」

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直火のため、焼き面の立ち上がりが早く、お肉をこんがりと焼き上げます。プレートが一定以上高温化することを防ぐ構造により脂の煙火を抑え、さらに肉の脂を水皿に落とすことで煙を少なくしました。

コンパクトで熱ムラが少ない、カセットガスを使うタイプ。真ん中の鉄板部分に脂がたまってしまうと脂が飛び散るので注意。焼肉がとてもおいしく焼ける一台です。

ルームメイト 無煙グリル調理器 ゼロスモークDX

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循環ファンで煙を吸引するグリル調理器。見やすいデジタルディスプレイで温度やタイマーを設定することができます。グリルプレートのほかにフラットプレートも付いています。

蓋付きの吸煙式グリル。蓋が付いているのでサンマなどを薪で焼きたい人におすすめです。デザインは好みが分かれるかもしれません。かなり大型です。

無煙ロースターの仕組み

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焼肉の煙や匂いの原因は?

肉を焼いたときに脂が落ちて熱源に接触すると、脂が細かい粒子となって煙状に飛び散ります。それが部屋の隅々に行き渡ると、ベタベタした汚れや嫌な匂いの原因となってしまいます。

煙や匂いを抑えるためには油を熱源に直接触れさせないことが大切です。

煙を抑える仕組み

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煙を少なくするための構造として一番多いのは、隙間のあるプレートから油を落とし、熱源に触れない水を張った場所に集めるというものです。シンプルな構造なのでほとんどの無煙ロースターに採用されています。

ただしプレートの形状によっては油がたまりやすいものもあるため、注意が必要です。

油を落とす構造に加え、ファン(シロッコファン)をつけて煙を吸い込む吸煙式の無煙ロースターもあります。肉から出る水分が熱源に触れて蒸発したものや、脂が煙になったものを丸ごと吸い込むため、煙が少なくなります。

構造的には素晴らしいのですが、吸い込んだものはどこかに吐き出されますし、吸い込んだ先に脂をブロックするようなフィルターもないため、いつの間にか部屋が煙たくなってしまうということも。

煙を吸い込むのである程度の効果はありますが、無煙ロースターは煙がまったく出ないというわけではありません

一般的なホットプレートとの違い

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ホットプレートは表面が平らなので、肉から出た脂がプレート上に溜まってしまいます。そこに肉や野菜から出た水分が加わると脂がはねて飛び散り、周辺が油でベタベタになりがち。

特に油分の多いものを焼きたい場合は、平面状のプレートよりも網目状になっている焼肉プレートを使うのがよいでしょう。

無煙ロースターの選び方

さまざまな種類がある無煙ロースター。自分に合ったものを選ぶために、どこに注目すればよいのでしょうか。

プレートの形で選ぶ

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無煙ロースター選びで重要なのがプレートの形状。材料から出た油がしっかりと落ちるか、落ちずにプレートの表面にとどまってしまうかによって煙の出やすさも変わってきます。

細かな野菜を焼くと落ちてしまうというデメリットはありますが、網目状のプレートの隙間が大きめのものは脂が落ちやすいのでおすすめです。

電源の要・不要で選ぶ

室内で使うだけでなく、庭やテラスでも使いたいという人は電源不要で使えるカセットガスタイプのものを選びましょう。

操作性で選ぶ

肉から出た脂を水受け皿で受ける構造のものは、使うたびに水張り皿を設置する必要がありますが、商品によっては水張りがしづらいタイプも。他にも温度調節のボタンが押しづらいものなど、操作性のよくないものは使っていてストレスになりがち。使いやすさもポイントです。

まとめ

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キッチンまわり評論家、さわけんさんによると、コロナ禍の影響もあって無煙ロースターの種類は増えてきている一方、吸煙のしくみなど、これからよくしていってほしいところもまだまだあるようです。

ホットプレートに代わる選択肢の一つとして、無煙ロースターで一味違うおうち焼肉を試してみませんか。

 

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