お湯を沸かしたり、お茶やコーヒーを淹れたりするために欠かせないやかん。コロナ禍でおうち時間が増えたことで、やかんの出番が増えたという人も多いと思います。やかんはその独特なフォルムがゆえに、収納せずにそのまま置いておくという人も多く、存在感のあるキッチンツールのひとつです。

今回は、インテリアスタイリストとして活躍する西森萌さんが、おしゃれなやかんをピックアップ。見た目のかわいさはもちろん、機能性も抜群で、使い勝手のよいやかんが勢揃い。おしゃれなやかんの選び方も解説します。

スタイリスト・西森萌さんのイメージ

スタイリスト・西森萌さん
東京生まれ。文化女子大学(現 文化学園大学)卒業後、セレクトショップ勤務を経て、2009年よりスタイリスト岡尾美代子氏に師事。2011年より独立。『anan』『 Hanako』『CasaBRUTUS』『Tarzan』『リンネル』『大人のおしゃれ手帖』『天然生活』などの雑誌や書籍、広告で、温かく雰囲気のあるスタイリングを手がけている。

■ 目次

1 やかんとは?

2 おしゃれなやかんの選び方
 インテリアになじむ色のものを選ぶ
 カラー別おすすめおしゃれなやかん
 デザインで選ぶ場合
 携帯・形状別で選ぶ場合
 素材別で選ぶ場合
 素材別おすすめおしゃれなやかん
 機能や目的で選ぶ
 サイズ・容量で選ぶ
 メーカー別おすすめおしゃれなやかん

3 キーワード別おすすめおしゃれなやかん

4 目的別おすすめおしゃれなやかん

5 やかんを使う時の注意点

1 やかんとは?

やかんとは、一般的にお湯を沸かすための道具で、ステンレスやアルミ、銅、ホーローなどさまざまな素材で作られています。「ケトル」とも呼ばれていますが、やかんとケトルは明確に分けられている訳ではありません。

やかんはお湯を沸かすための道具で、コーヒーやお茶を飲んだりするだけでなく、料理の際に使ったりもしています。冬場にはストーブの上に置いて、蒸気で加湿をしたりもしています。また、水を溜めておけるので、マンションが断水をしている時や、万が一の災害の時などにも活用できると思います。

2 おしゃれなやかんの選び方

さまざまなフォルムや素材のやかんが展開されていますが、おしゃれなやかんを選ぶ際にはどのようなところをポイントに選ぶとよいのかを西森さんに伺いました。

インテリアになじむ色のものを選ぶ

自宅のキッチンやインテリアの雰囲気に合う色のやかんを選ぶといいと思います。どんなキッチンにも合わせやすいのは、ツヤ消し加工のされたステンレスのものや、白や黒といったホーローのものです。海外ブランドのステンレス製やかんは、ギラっとしたものが多い印象ですが、日本製のやかんにはツヤ消し加工の施されたものが多くあります。

カラー別おすすめおしゃれなやかん

かもしか道具店 陶のやかん

Image: 楽天

ほっこりとしたマットな質感の陶のやかん。遠赤効果でじっくりと温めるお湯はまろやかになり、白湯はもちろん、お茶も美味しく味わうことができます。直火のほか、ストーブでの利用もOK。真鍮のハンドルは焦げにくく、取り外しもできるのでお手入れも簡単です。

温かみのある陶器製のやかんは、和モダンな雰囲気がとってもおしゃれ。持ち手が真鍮というのもポイントになっています。満水で2L入るので、たっぷりとお湯を沸かすことができます。

フェロー スタッグ ポアオーバーケトル

Image: Amazon.co.jp

2016年にサンフランシスコで生まれた「フェロー」のスタッグ ポアオーバーケトル。ハイグレードのステンレス鋼を使用し、美しいボディと無駄のないシンプルなシルエットは、どんなキッチンとの相性も抜群です。ハンドドリップに最適な温度が見える温度計が付いているので、好みの温度のお湯を沸かすことが可能。ガスコンロ、IHなど、さまざまな熱源に対応しています。

私も愛用していたやかんです。温度計が付いているので、コーヒーや紅茶などを最適な温度で淹れることができるだけでなく、子どものミルクを作る時にも便利です。

ベージュ

ブルーノ×富士琺瑯 琺瑯ケトル グレージュ

Image: 楽天

ホットプレートやキッチンアイテムで人気を集める「ブルーノ」と「富士ホーロー」とのコラボで誕生した無駄のないやかん。ホーロー製のやかんは熱効率が高く、水を素早く沸騰させることができるうえ、保温性に優れているので、毎日のお料理だけでなくアウトドアシーンでも幅広く活躍します。酸や塩分にも強く、におい移りもしないため、長く愛用することができます。

ベージュとグレーの間のような絶妙な色合いがかわいい、ブルーノと富士ホーローのコラボケトル。蓋の取っ手部分が木製で、ナチュラルな雰囲気があります。ホットプレートなどさまざまなキッチングッズも出している「ブルーノ」と一緒に作っているやかんなので、安心して使うことができますね。

グレー

ネイチャーハイク ケトル

Image: Amazon.co.jp

アルミニウム合金製の「ネイチャーハイク」の軽量やかん。容量が1.1Lタイプと1.6Lタイプがあり、人数や使うシーンに合わせて選ぶことができます。軽量なので持ち運びしやすく、家ではもちろん、アウトドアシーンでも重宝するやかんです。

ハンドルや蓋の取っ手の朱色がポイントのアウトドア用やかんです。アウトドア用ですが、家で使うのももちろんOK。注ぎ口が細いので、お湯を注ぐ際に湯量をコントロールしやすいのもうれしいポイントです。

デザインで選ぶ場合

コーヒー用のドリップケトルは、縦長のフォルムで注ぎ口も細いタイプが多いので、ドリップケトルを探す場合には、できるだけシンプルなデザインのものを選ぶといいと思います。

一般的なスタンダードなやかんを探す場合には、ころんとした丸みのあるフォルムのものを選ぶと雰囲気が出ます。ご自宅のキッチンがモダンな雰囲気なら、円錐形のフォルムのやかんもおすすめです。

形態・形状別で選ぶ場合

形態や形状で選ぶ場合には、それぞれの特徴を知ったうえで、自分の求める特徴や機能に合わせて選ぶようにしましょう。

ハンドル固定式 ハンドルが上部で固定されているものは、火に当たって溶けたり、ハンドルに熱が帯びにくいという特徴がある。
ハンドルが片側に倒れるもの ハンドルが片側に倒れるため、やかんの内側を洗いやすく、水の注入もしやすい。
一方、ハンドルがしっかりと上部で固定されない場合、火に当たって溶けてしまったり、火災の原因になることもあるので注意が必要

上記のハンドルの違いのほかに、蓋の大きさもさまざまなものがありますが、蓋が大きいやかんは、水を入れやすいだけでなく、内側を洗う際にも手入れがしやすく便利です。

そのほかのチェックポイント
  • 注ぎ口が高め→吹きこぼれしにくい

  • 口が細い→お湯を注ぎやすい

  • 底面積が広い→熱源の無駄がなく、効率よくお湯を沸かすことができる

  • 笛吹タイプ→沸騰したことがわかるので便利な反面、笛の部分が洗いにくい

材質別で選ぶ場合

やかんにはさまざまな材質のものが使われていますが、代表的な材質のやかんの特徴は下記になります。

ステンレス 錆びにくく、保温性にも優れている。丈夫でよごれが落ちやすく、お手入れも簡単なので長く使うことが可能。
ホーロー 熱効率はあまりよくないが、保温性に優れている。金属臭がせず、におい移りもしない。カラーバリエーションも豊富で、おしゃれなものが多い。一方、空焚きや衝撃に弱いという側面もある。
熱効率がよいため、お湯を早く沸かすことが可能。また、抗菌効果があるともいわれ、衛生的に使用ができ、経年変化を楽しむこともできる。一方、お手入れが大変で、比較的高価なものが多い。
保温性がよく、水道水のカルキ抜きができるので、白湯がまろやかになり飲みやすい。I Hやストーブなどでも使用が可能。水質によっては、サビが発生することがある。
アルミ(アルマイト) 熱効率がよく、お湯が早く沸く一方で、冷めやすいという欠点もある。軽量かつ安価で、使いやすい。

熱伝導率がよいのは銅やアルミのやかんですが、耐久性や手入れのしやすさはステンレス製のものがおすすめ。材質が異なると見た目にも大きな差が生まれるため、やかんにどのような点を求めるかを考慮し、好みのものを選ぶとよいでしょう。

材質別おすすめおしゃれなやかん

ここでは先に紹介した材質ごとに、西森さんがおすすめするおしゃれなやかんを紹介します。

ステンレス

オクソー クラシック ティーケトル ステンレス 1.6L

Image: 楽天

1990年にアメリカ・ニューヨークで設立された生活雑貨ブランド「オクソー」のステンレス製やかん。ワンタッチで開けられる注ぎ口には、沸騰を知らせてくれる笛が付いています。口が広いので水を入れやすいだけでなく、お手入れも簡単。ハンドルを横に倒すことができるので、収納もらくちんです。

シンプルですが、流線形のフォルムがかわいいやかんです。ハンドル部分が斜めになっていて持ちやすく、デザイン性もありますね。

ホーロー

レイバーアンドウェイト JAPANESE ENAMEL KETTLE GREEN

Image: LABOUR AND WAIT

2000年にロンドンで誕生した日曜雑貨店「レイバーアンドウェイト」で取り扱っている野田琺瑯のアムケトル。鉄とガラス質を結合させて作られたホーロー製のやかんは、熱伝導性がよく、耐久性にも優れています。IHやガスコンロ、電磁調理器など、さまざまな熱源に対応しています。

金属臭がせずに、におい移りもしないホーロ製のやかん。深みのあるグリーンという色合いもおしゃれでかわいいです。持ち手が異素材なので、熱くなりにくくお湯を注ぎやすいのもポイント。手にしやすい値段というのもいいと思います。

シンプレックス ケンジントン No.3 クロームメッキ ハンドメイド 銅製ケトル

Image: 楽天

1850年創業のニューウェイ&ブルーマーで1903~2010年まで製造されていたケトルを2017年に再度生産をスタートさせた銅製ケトル。数々の映画やドラマにも登場したイギリス生まれの由緒あるケトルで、イギリス王室も御用達と言われています。

ステンレス製のように見えますが、銅製の高級やかんです。銅製のやかんを使うと抗菌効果があるといわれていて、衛生的に使用することができます。また、やかん自体の経年変化を楽しめるのもいいですよね。

こちらもおすすめ

シンプレックス バッキンガム No.1 ハンドメイド 銅製ケトル

Image: 楽天

同じシンプレックスのやかんですが、銅製らしい見た目と色合いのタイプ。やかんの底部分にコイルが付いていて、また違った雰囲気を楽しむことができます。

池永鉄工 鉄瓶tetu

Image: 楽天

約400年の歴史を持つ伝統の鉄鋳物である南部鉄器。南部鉄器で沸かしたお湯は、口当たりがよくまろやかになるといわれていて、白湯はもちろん、お茶を美味しく味わうことができます。家具デザイナーの小泉誠氏がデザインした「tetu」シリーズは、伝統を生かしながら、現代生活に似合う作り上げたプロダクトが人気。ガスでもIHでも使うことができるほか、湯切れがよく、機能美を兼ね備えています。

やかんの蓋部分の取っ手は木製なので、熱が伝わりにくいので安心して使うことができます。また、蓋をやかんの縁に立てかけることができるので、使用後にもしっかり乾かすことができて衛生的です。南部鉄器ですが、おしゃれでスタイリッシュなデザインなので取り入れやすいと思います。

機能や目的で選ぶ

やかんには、さまざまな機能が付いていますが、どんな機能があると便利か、どんな目的で使いたいかを考えて選ぶといいと思います。

コーヒーを飲みたい 注ぎ口が細長く、くびれているものを選ぶと、湯量や注ぐスピードをコントロールしやすい
お茶をたくさん沸かしたい 2L以上の大容量のもの
赤ちゃんのミルクを入れたい 温度計が付いているもの
白湯をよく飲む お湯がまろやかになる鉄製のもの
安全に使いたい 持ち手が本体とは異なる素材になっているもの、持ち手にカバーが付いているものなど

そのほか、IHキッチンで使う場合にはIH対応かどうかや、やかんで麦茶を沸かしたり、急須のようにして使いたい場合には茶こしが付いたものを、ストーブで加湿器のように使いたい人はストーブでの使用が可能かどうかなど、それぞれの目的に合わせた機能を確認するようにしてください。

サイズ・容量で選ぶ

やかんは人数に合わせて選ぶといいと思います。目安としては、1人あたり500mLと考え、1人暮らしなら1L程度のもの、2人暮らしなら1~1.5L程度、3人以上の家族なら2L以上のものがあれば便利です。

もしサイズ選びに迷った場合には、1~1.5Lくらい沸かすことができるやかんであれば、大抵のことには対応できると思います。

やかんのサイズの目安

1人暮らし 1L程度
2人暮らし 1~1.5L程度
3人以上の家族 2L以上

メーカー別おすすめおしゃれなやかん

やかんを出しているキッチン用品メーカーで選ぶという選択肢もあります。ここでは、代表的な人気メーカーの中から、西森さんおすすめのやかんを紹介していただきました。

野田琺瑯

ポトル

Image: 楽天

人気の野田琺瑯のカラフルで小ぶりなホーロー製やかん。野田琺瑯の熟練した職人が丁寧に作り上げるやかんは、コーヒーや紅茶を淹れるためのポットとしても使用可能。金属イオンの発生がないため、食品の味を変えることがないうえ、においや汚れ、細菌の付着も少なく衛生的に使用可能。汚れも落ちやすいので、お手入れも簡単です。

カラーバリーションも豊富な野田琺瑯のやかんです。持ち手が少し熱くなってしまうので注意が必要ですが、味やにおい移りがしにくく、汚れも落ちやすいので衛生的です。コーヒーなどを淹れるためのポットとしても使えるので便利。1.5Lの容量なので、お料理などで使う時にもちょうどいいサイズです。

柳宗理

ステンレスケトル

Image: 楽天

日本を代表するインダストリアルデザイナーの柳宗理が手がけたステンレス製やかんは、容量が2.5Lあり、家族で使えるサイズです。グッドデザイン賞を受賞したツヤ消しのタイプで、ガスだけでなく、200Vまでの電磁調理器までのIH対応。口径が約13cmあるので手がすっぽりと入り、洗いやすいというのもポイントです。

シンプルで飽きのこないデザインの柳宗理のやかん。おしゃれ雑貨屋などでも取り扱われていて、使いやすいアイテムです。丸みがあり、洗練されたデザインなので、置いておいてもかわいいやかんです。

東屋

銅之薬缶

Image: 楽天

優れた熱伝導製と抗菌・除菌作用や塩素を分解する作用がある銅製のやかん。使い込むほどに、深みのある飴色へと変化していき、使う楽しみも味わえるアイテム。独特な丸みのあるフォルムもおしゃれです。

使うほどに味が出て、経年変化を楽しむことができる素敵なやかん。料理家さんのお家にありそうなおしゃれなフォルムとデザインで、銅製なので熱電灯率もよく、除菌作用などもあるので機能面も充実しています。

3 キーワード別おすすめおしゃれなやかん

ここでは、キーワード別に西森さんが選んだおすすめのやかんを紹介。おしゃれで使い勝手のよいやかんが盛りだくさんです。

北欧ブランド

オーパ Mariステンレスケトル0.5L

Image: WEBO

フィンランドの「オーパ社」製の小さなステンレスケトル。0.5Lとコンパクトな容量なので、少しのお湯を沸かすのに便利で、そのままコーヒーポットやティーポットとして使うことも可能。約40年前にデザインされたものとは思えない洗練されたデザインで、現在でもフィンランドの家庭では長年愛され続けるロングセラー商品です。錆びにくく、耐久性の高いステンレスを使用し、においや腐食にも強いので、ティーバッグなどを直接入れて使う場合にも最適。

デザインがとても可愛く、少量のお湯を沸かすのにぴったりなやかんです。映画『かもめ食堂』にも登場したフィンランド製のやかんで、アウトドアで使う人も多いアイテム。シンプルなデザインなので、飽きずに使えると思います。

キュード グルーブケトル

Image: Amazon.co.jp

デンマークで生まれたティー&コーヒーウェアブランド「キュードー」のステンレス製やかん。細い注ぎ口でお湯が周りに飛び散りにくく、湯量やスピードを調整しながら注ぐことができるのでコーヒードリップに最適。蓋はポットの溝に置ける造りになっているため、水を注ぐ時に便利です。

独特なフォルムでかわいい見た目のやかん。持ち手がシリコン素材になっているので、お湯を入れても熱くなりません。注ぎ口が細く、コーヒードリップに最適です。

小さいサイズ

SOVIFKI コーヒーケトル

Image: Amazon.co.jp

錆や耐久性に優れたステンレス製のやかん。やかんの内側には、50mL刻みで200~550mLのメモリがあるため、必要な量を沸かすことが可能。注ぎ口は4mmの極細なので、湯切れもよく初心者でも使いやすいデザインになっています。容量は0.6Lで、1~2人分のお茶やコーヒーを淹れるのにちょうどいいサイズ。軽くてコンパクトなので、旅行やアウトドアにもおすすめです。

容量0.6Lのコンパクトなサイズのやかんは、内側に目盛りが付いているので、適量を沸かすことができます。お茶やコーヒーはもちろん、ラーメンとかを作る時にも便利です。お料理にも最適なやかんです。

大容量2リットル以上

ニトリ フエフキケトル 3.6L Dy01

Image: ニトリ

ニトリのステンレス製ケトルは、満水容量3.6L (適正使用容量:2.7L)の大容量タイプ。注ぎ口に笛が付いているので、沸騰を知らせてくれる便利な機能が付いています。錆や耐久性に優れたステンレス製なので、長く愛用することができます。

シンプルなニトリのやかんは、容量が3.6L、適正使用量2.7Lの大容量タイプ。笛吹タイプなので、沸騰がすぐにわかりやすいというのもうれしいポイントです。お値段もお手頃価格なので、とりあえずやかんを購入したいという方にもおすすめ。

大容量3リットル以上

前川金属工業所 アルマイトのやかん

Image: 楽天

昭和24年創業で、アルミ製のキッチンウェアなどを手がけている前川金属工業所のやかん。熱伝導に優れていて、お湯が早く沸かせるだけでなく、軽量なので持ち運びもらくちん。大容量の5.0Lなので、イベントなどでも重宝します。

サイズ展開が豊富なアルミ製のやかんです。熱伝導製もよく、素早くお湯を沸かすことができます。麦茶などを大量に沸かしたい時やイベント、アウトドアなどにも便利です。

日本製

クックベッセル フィーカ ST ティーケトル 2.4Lつや消し

Image: Amazon.co.jp

1969年に日本製として初めてアルミ製の笛吹ケトル「ホルンケトル」を開発した「クックベッセル」のやかん。本体はステンレス製、持ち手は熱硬化性樹脂でできていて、熱が伝わりにくくなっています。IHのほか、シーズヒーター、ハロゲンヒーター、ガスコンロで使用可能です。

シンプルなデザインの日本製のやかんで、蓋が平らになっているユニークなデザインが特徴的。ガスコンロだけでなく、IHやハロゲンヒーターなど、さまざまな熱源で使用することができます。

4 目的別おすすめおしゃれなやかん

西森さんに目的別にセレクトしてもらったやかんを紹介します。

IH対応

ミュンダー ウォーターケトル

Image: 楽天

ドイツのエナメル会社「ミュンダー」のクラシカルでシンプルなホーロー製やかん。鉄にガラス質の釉薬を焼き付けた加工を施し、強度がありながらも、磁気のようなツヤのある美しい質感と手触りが魅力のアイテムです。容量が2.5LでIHも対応しているので、デイリーユースに最適。

ドイツのホーローメーカーである「ミュンダー」のホーロー製のやかんです。丸みのあるデザインは急須のような雰囲気もあり、かわいいですよね。

キャンプで使える

マルドウロ コーヒーポット

Image: 楽天

ポルトガルの産業都市・ヴィラノヴァデガイアで1969年に創業したアルミニウム製の食器メーカー「マルドウロ」。コーヒーポットは、シンプルで無駄のない機能的なフォルムで軽量タイプ。注ぎ口が細く、湯量のコントロールがしやすく、コーヒーの抽出にぴったり。厚手のアルミニウム製なので、頑丈で、アウトドアでの使用にも最適です。

おもちゃのような見た目のかわいいやかん。ハンドルが熱くなりにくいので、安心して使うことができます。容量は1Lですが、キャンプで使用する分には十分なサイズだと思います。

洗いやすい

工房 アイザワ ブラックピーマン ストレートケトル 2L

Image: 楽天

くびれのないストンとしたフォルムが特徴的なステンレス製やかん。注ぎ口がキュッと細いため、水筒などの口の狭いものにも注ぎやすく、湯量をコントロールしながら、ゆっくりと注ぐことができ、コーヒーを淹れる際にも便利です。容量は2Lで、一度にたっぷりとお湯を沸かすことができます。

くびれがない寸胴デザインで、口が大きいため手がすっぽりと入り、洗いやすいやかんです。カーブを減らした鍋のようなデザインなので、お手入れもらくちん。容量が2Lなので、家族でお茶を楽しむ時や来客時などに、たっぷりお湯を沸かすことができます。

安い

前川金属工業所 シルバーハイケットル 1.5L

Image: 楽天

熱伝導率に優れたアルミニウム製のやかん。沸騰が早く、経済的なうえに、軽くて錆びにくいので長く愛用することができます。容量が1.5Lあり、家族が食後にお茶を楽しんだり、麦茶の作り置きなどにも最適です。

懐かしいデザインのアルミ製やかんは、1500円くらいで購入できるお手頃タイプ。とにかくやかんを使ってみたいという方も購入しやすい値段だと思います。

コーヒーを淹れる

ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ

Image: Amazon.co.jp

注ぎ口が細長いドリップ専用のケトル。お湯の量や注ぐスピードをコントロールしやすいので、美味しいコーヒーを淹れることができます。ガスコンロ、エンクロヒーター、ラジエントヒーター、ハロゲンヒーター、シーズヒーターでの使用が可能です。

人気ブランド「ハリオ」のコーヒードリップ専用のやかん。注ぎ口が細く、お湯を注ぐ量やスピードのコントロールがしやすく、コーヒーを淹れるのに最適です。グリップの形状が握りやすく、注ぎやすいところもポイントです。

電気ケトル

ラッセルホブス T Kettle

Image: Amazon.co.jp

50・60・70・80・90・95・100 と7段階の温度調整が可能な「ラッセルホブス」の電気ケトル。お好みの温度に沸かした後も電源台に置いておけば、設定した温度をキープすることが可能。赤ちゃんのミルク作りや、白湯、お茶、紅茶、コーヒーなど、最適な温度で淹れることができます。蓋にはパッキンが付いているので、注ぐ際に外れにくくて安心です。

温度調整が可能な電気ケトルは、白・黒の2色展開で、どちらもスッキリとした見た目のおしゃれなデザインです。ストンとしたデザインなので、洗いやすくお手入れも簡単です。

ガラス製

トレンドグラスイエナ ウォーターケトル

Image: 楽天

1920年にドイツのイエナで開発された耐熱ガラス。2005年に、Schott Jenaer Glas GMbh社での生産が終了した後、Trendglas Jenaによりデザイン、金型、設備が引き継がれ、現在も生産が続けられています。直火での使用が可能で、お湯を沸かしたり、温め直すことも可能。さらに、電子レンジ、食洗機の使用にも対応しているので、とても便利なアイテムです。

ガラス製ですが、直火でお湯を沸かすことができるやかんです。文字がプリントされているデザインもかわいく、お湯がぽこぽこと沸いていく様子を見ていると癒されそうですね。

5 やかんを使う時の注意点

素敵なやかんが見つかったら、大切に使って長く愛用したいですよね。やかんを使う時の注意点やお手入れ方法などを伺いました。

容量には注意をする

やかんによっては、満水時の容量が表示されているものもあります。満水まで水を入れてお湯を沸かしてしまうと、沸騰した際にあふれてしまうため、容量に注意して購入するようにしましょう。

やかん底面とコンロの五徳のサイズも要チェック

やかんの底面のサイズのほかに、コンロの五徳のサイズもチェックしておきたいポイント。せっかくやかんを購入したのに、やかんの底面が小さくて、「コンロに乗せてみたところ安定感が悪い!」なんてことも。やかんはお湯を沸かすもののため、安定感が悪いと火傷などの原因になりかねません。サイズの確認はしっかり行うようにしましょう。

やかんのお手入れ方法

内側に黒ずみや汚れが蓄積した場合には、重曹で除去することができます。やかんに水道水を入れて沸騰させたら、重曹を入れてさらに10分程度火にかけ、お湯を捨てた後にメラニンスポンジでこすりましょう。

内側のカルキ汚れはアルカリ性のため、酸性のクエン酸で汚れを分解することができます。やかんに水とクエン酸大さじ1杯を加えて混ぜ、沸騰したら火を止めて1時間程度放置すると水垢が落ちると思います。

 

構成・文/相馬香織

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