値上がりでゲンナリする気持ちも、工夫次第でどうにかなる。むしろ、あんまり価格のことは心配せず、結果的にはこれでよかった!となるようなチョイスをお届けします。
仕事の帰り道や、晩御飯をつくりながら。
「今日はビールを飲みたい」と同じように、「今日はワインを飲みたい」って日があります。
なのに何故か、ビールのプシュ!よりハードルが高く感じてしまいがちなワイン。
自分の好みも種類もあんまりわからなくて、美味しいワインが選べるか不安だったり、1本開けても飲み切る自信がなかったり……。
そんなワインに関する悩みをまるっと解決する、画期的なワインに出会ってしまいました。
約500円で楽しむ本格ワイン
サントリー「ONE WINE」
それは、サントリーの「ONE WINE(ワンワイン)」。
スーパーでノンアルビールを手に取ろうとしたら、その横にこの缶ワインが見え「何これ、かわいい!」と購入。
4本セットが2,200円(税込)で販売されており、1本あたり約500円ほど。手のひらサイズの缶ワインなので、特別安くはないかな?と思いましたが、むしろ買いたい理由になりました。
安すぎないってことは、美味しいのかもしれない。
全4種類の中から、スーパーにあった3種類をゲット。想像以上に大ヒットでした。
1本あたり、グラスに約2杯分の量が入っています。
いざそれぞれの香りや味わいを、レビューしていきます!
フルーティな香りの辛口・シャルドネ
まずはレストランでもよく見かける「シャルドネ」。
グラスに注ぐと、キレイなイエローカラー。ゴールドにも見えるかな。熟したリンゴみたいで、美味しそう!
香ると、洋ナシのような甘やかな香りが。
洋ナシというとフレッシュなフルーツのイメージも浮かびますが、ここで香るのは、黄色く熟した豊満な洋ナシのイメージです。あとは、バニラのような香りも。
口に含むと、辛口ではありながら、爽やか・キリッとしてフレッシュというよりも、酸に丸みがあってリッチな印象。
これはカルボナーラやグラタンなど、バターを使用した料理によく合いそうです。
・フルーティな香りの辛口白が飲みたい
・酸がおだやかな辛口白を飲みたい
・牛乳やバターをつかった料理と合わせたい
爽やかなキリッと辛口・ソーヴィニヨンブラン
シャルドネと比べると、少しグリーンがかって見える「ソーヴィニヨンブラン」。
香ると、柑橘のような爽やかな香りの奥に、ほんのりハーブのようなニュアンスも。
飲むと、う~ん! とっても美味しいキリッと辛口白! 風味も爽やかで、よく冷やして飲みたい!
酸が強すぎないので飲みやすいのも◎。
仕事終わりにスーパーやコンビニで買ったサンドイッチやパスタと気軽に合わせても美味しいと思います。
後味にほ~んのり苦みがあるので、サラダにも合いそうです。
・キリッとした辛口白が飲みたい
・酸が強すぎない、爽やかな辛口白を飲みたい
・サンドイッチに合わせたい(特にサーモンや魚のフライなど)
渋すぎない濃いめの赤・メルロ
「メルロ」はグラスに注いでみると、淡い……というよりは濃い目の印象。
軽いワインをくださいとお願いしたときに、こういう色のワインが出てくることはあまりありませんよね。
香ってみると、とっても果実感! ブルーベリーやブラックチェリーがぶわっと香ったあとに、ほんのりスパイスの香りも。
飲んでみても、とってもジューシーで果実感をまたまた感じる~。
赤ワインというとイメージする方が少なくないであろう“渋み”も、ほどよくて飲みやすい。
この濃さにはハンバーグや酢豚などを合わせると、お互いが引き立って食事がさらに美味しくなりそう。
・渋みは苦手だけど濃いめの赤が飲みたい
・果実味を感じる赤ワインが飲みたい
・ハンバーグや酢豚など濃いめの味つけの肉料理に合わせたい
気分に合わせて選んでみて

並べてみると、同じ「白ワイン」でも色が違う~
4種類しかないので、気分に合わせて選びやすいのもポイント。
ちょっぴりリッチでフルーティな辛口白を飲みたいか。
キリッと爽やかな辛口白を飲みたいか。
比較的重めの赤を飲みたいか、など。
そして、酸味や渋みなど、苦手な方が少なくない要素がとってもマイルドなのではじめてでも飲みやすく、まわりにもおすすめしやすい!
手頃な価格でワイン好きを増やす、革命的な缶ワインだと感じました。
飲みきりサイズでストックにも
食事をするにも、ちょっと飲みたいときにも、2杯分というちょうどいい飲み切りサイズ。
冷蔵庫でも場所を取らないから、気軽にストックできますよ。私も早く残りの1種類、ピノ・ノワールを飲んでみたいなと思います。
おうちで楽しめる、ノンアルビールの簡単アレンジもいろいろあります。
注目の「季の美 京都ドライジン」を飲まずに、この夏は終われない!