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こちらは、(株)メディアジーンのコマースチームが編集・執筆した別企画の記事です。

Text and Photographed by Kiyoshi Kataoka

友人と一緒にキャンプに行った際、友人が使っていたコーヒー抽出器具・パーコレーターに惹きつけられました。

パーコレーターは、コーヒー粉をセットして水を入れ、火にかけるだけでコーヒーができる器具。

紙フィルターやドリッパーを使わずに、一度にたくさんのコーヒーを淹れることができるので、アウトドアシーンでは人気のアイテムです。

友人がパーコレーターで淹れたコーヒーを頂くと、ペーパードリップで淹れたコーヒーよりも豆本来の香りや、コーヒーオイルの力強い味わいが感じられ、コーヒー好きでアウトドア好きな筆者は、パーコレーターが欲しくてたまらなくなりました。

家に帰って早速、ネットでパーコレーターを検索すると、キャプテンスタッグの「18-8ステンレス製 パーコレーター6カップ」が家族キャンプにぴったりのサイズ。即ポチしてみましたよ!

「18-8ステンレス製 パーコレーター6カップ」おすすめポイント

・紙フィルターやドリッパーを使わずに、一度にたくさんのコーヒーを淹れることができる
・コーヒー豆本来の香りや、コーヒーオイルの力強い味わいを感じることができる
・ケットルやお茶や紅茶用のポットとしても使える

パーコレーターの仕組みは、とてもシンプル

18-8ステンレス製 パーコレーター6カップ」の製品サイズは、(約)幅20×奥行13x高さ15.5cmで、セット重量は約530g。思っていたよりもコンパクトでした。

ポットのフタを開けると、中にはバスケットのような器具・ストレーナーが入っています。

ストレーナーを取り出してみました。ストレーナーは、本体/フタ/スタンドの3つのパーツで構成されています。

ストレーナー本体にコーヒー粉を入れ、ポットにセット。火にかけるとスタンドが下からお湯を汲み上げ、お湯がコーヒー粉と何度も接触しながら抽出される、という仕組み。とてもシンプルです。

コーヒー粉を準備し、お湯を沸かす

まずは、コーヒー豆を挽いて、コーヒー粉の準備から。

パーコレーターの使い方が書いてあるサイトを見ると、焙煎度合いは深煎りがおすすめというサイトもあれば、浅煎りの方がおすすめというサイトもあったので、今回は間を取って中煎りのミディアムローストの豆を使いました。

挽き具合は粗挽きが鉄則。挽き方が細かいと、ストレーナーの穴からコーヒー粉が通り抜けて、舌触りが悪くなり、雑味も抽出されやすくなるそうです。

分量は通常であれば、1杯分10gほどですが、パーコレーターで淹れる場合は、通常の1.5倍のコーヒー粉を入れるのがポイントのよう。4杯分のコーヒーを淹れたかったので、60gのコーヒー豆を挽きました。

ストレーナーはセットせず、水を入れたポット本体だけを火にかけてお湯を沸かします。内側に目盛りが付いているので、淹れる杯数分の水を入れることができます。

ストレーナーをポットにセットし、再度お湯を沸かす

火傷をする恐れがあるので、お湯が沸いたら一度火を止め、バーナーからポットをおろしてストレーナーをセットします。

再度火にかけ、弱火でじっくり抽出。少しするとポコポコと音がして、フタのつまみにコーヒーの薄い色が見えてきました。

フタのつまみから見えるコーヒーの色が濃くなってきたので、火入れをストップ。抽出時間は4分以内が目安のよう。

火を止めた後、1分ほど時間を置いてコーヒー粉が沈むのを待ってから、ゆっくり注いでコーヒーが完成。

初めて自分で淹れたパーコレーターのコーヒーは、ペーパードリップよりも豆感やコーヒーオイルの味わいはしっかりしていましたが、粉の分量が多すぎたのか、ちょっと濃すぎたような気がしました。

次回からはコーヒー豆を深煎りのものにしてみたり、分量を変えてみたりして、自分好みの味を見つけてみたいと思います。

ケットルやお茶や紅茶用のポットとしても使える

また、パーコレーターは、ストレーナーを外せばお湯を沸かすケトルとしてや、お茶や紅茶用のポットとしても使えるので、アウトドアはもちろん、家の中でも活躍しそうです。

なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。

「18-8ステンレス製 パーコレーター6カップ」おすすめポイント

・紙フィルターやドリッパーを使わずに、一度にたくさんのコーヒーを淹れることができる
・コーヒー豆本来の香りや、コーヒーオイルの力強い味わいを感じることができる
・ケットルやお茶や紅茶用のポットとしても使える

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