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ルーミーのセレクトする商品の基準は、「高いもの」「豪華なもの」ではなくて、「便利」で「心地よい」もの。
値上がりでゲンナリする気持ちも、工夫次第でどうにかなる。むしろ、あんまり価格のことは心配せず、結果的にはこれでよかった!となるようなチョイスをお届けします。

Text by matsunao

前から気になっていた、ガラス製の漬物容器。小鉢と漬物石の役目をはたすガラスの重しがセットになったアイテムです。

だけど漬物なんて滅多につくらない私に使いこなせるのか、結局お蔵入りになってしまうのでは、と踏ん切りがつかないまま早数年……。

出合いは不意に訪れました。Standard Products の「ガラス漬物鉢」、お値段330円(税込)。ワンコインでおつりがきちゃう。これならとりあえず試してみよう!ってなるでしょう。

ちっちゃいけどスゴいやつ!

Standard Products「ガラス漬物鉢380ml」330円(税込)

手のひらほどのサイズながら、持ってみるとなかなかの重み。

落し蓋のようなガラスの重しが漬物石代わりです。

ほったらかしで最短15分!サラダよりも手軽に野菜がとれる

短時間で漬かるって、ホント?


パッケージには「野菜によっては15分ほど置いて味がなじんだら完成」と書いてあるけれど、塩をもみこむ作業すらもなくそんな短時間で漬かるもの?

試しに冷蔵庫に転がっていた茄子ときゅうりを薄めに切り、野菜の重さの2%の塩をふって軽く混ぜ、重しをのせて冷蔵庫で放置してみました。

15分経過。水分がしっかり出てる!

きっかり15分後に取り出してみると、思ったよりも水分がたまっています。でも味は……ちゃんと染みてる!

ちょっと不安だったので多めに塩を入れようか悩みましたが、分量どおりにしておいてよかった! もの足りない場合には、できあがった漬物にしょうゆをさらっとかければじゅうぶんだと思います。

サラダのように面倒な水切りもなく、ほかの料理をつくっている間に勝手に一品できてしまうなんて。栄養面もバッチリ、野菜不足になりがちな忙しい日の食卓を彩ってくれる陰の主役です。

そのまま食卓に出せるから、盛りつける手間もなし

ガラスの器で、召し上がれ。

シンプルでどんな食卓にもなじむ漬物鉢は、冷蔵庫から出したらそのままテーブルにポンっ。盛りつけも洗いものもちゃっかり時短、ズボラな私にはありがたいかぎりです。

余った野菜も切れはしも。家庭内食品ロスよ、さようなら

どんな野菜でも受け止めてくれる頼もしさ。

わが家の食品ロスもなくなって、近頃は冷蔵庫の余り野菜を探すのが楽しみになったほど。生野菜のときはセンスを必要とされる組み合わせも、しんなりした漬物になると意外とどんな野菜を混ぜても見た目も味もしっくりくるから不思議です。

お手入れも楽ちん、ガラス製だからニオイもつきにくい

食洗器は使えませんが……。

買うときは、食洗器は使用不可か~と残念に思っていましたが、いざ使いはじめたら毎日フル稼働状態で、むしろ食洗器に入れる暇がないほど。洗いやすいサイズだし、ガラスは乾きがはやいので、ささっと手洗いがちょうどいい。

冷蔵庫を開けたとき、コレさえあれば!の安心感。

ニオイも色もうつりにくいガラス製だから、薬味を一緒に漬けこむのもいいし、カレー粉を混ぜこむのもいいかも。アレンジの幅が広がりそうです。

野菜にもよりますが、浅漬けは冷蔵庫で2~5日保存できます。重しは蓋ではないので、保存するときはラップでしっかり密閉しましょう。

いまが旬のカブは、塩を多めにふって(3%くらい)一晩漬けます。

おにぎりと漬物、なんというご馳走。

ひと回り大きいサイズの「ガラス漬物鉢680ml」550円(税込)もあります!

カルディで買える「ぬか漬けの素」がちょい漬けに大活躍。

無印良品の「発酵ぬかどこ」でQOLが爆上がり~!

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