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Photographed by tsubottlee

都心へのアクセスもよく、駅前も個性的な個人店が並ぶ都内某所の住宅街に、今回ご紹介するminamiさんの住まいはありました。

お名前(職業):minamiさん(IT フリーランス:SNS運用・Webサイト制作)
場所:東京都
面積:1K / 25㎡
住宅の形態:築10年 マンション
間取り図:

編集部作成

自宅を職場に、制作やライフスタイル関連のSNS運用などを行うminamiさん。

引っ越しを機に、それまでしっくり来なかった住空間をインテリア選びから再挑戦されました。

縦長のコンパクトな空間でありながら、仕事に集中する時間とオフでリラックスする時間の両方が考えられたお部屋づくりについて、お話を伺ってきました。

賃貸1K/25㎡の部屋

この部屋に決めた理由

安心できる街の雰囲気

賃貸1K/25㎡の部屋

東京で初めて1人暮らしをするminamiさんが住まい選びで重視したのは、周辺環境だったそう。

「実際に周辺を散策してみて街の雰囲気がよく、防犯の観点でも安心できたのがよかったです。マンションにも宅配ボックスがついていたり24時間ゴミ出しが可能だったりと管理が充実していたため、ここなら東京での1人暮らしも上手くいきそうと感じられました」

賃貸1K/25㎡の部屋

実際に、駅前は広い道路にお店が立ち並んでいて賑やかな雰囲気。

「近くのパン屋さんのクロックムッシュが美味しくてよく通っているんです!」とminamiさん。お部屋だけでなく、街も好きになれるっていいですよね。

お気に入りの場所

憧れだったブラインドのある窓辺

ブラインドカーテンを取り付けた窓辺

1日を通して明るい、南西向きの窓から入る自然光が美しい、minamiさんのお部屋。特にブラインドカーテンはずっと試してみたかったそう。

「好きなイラストレーターのZipcyさんが描いていたブラインドのある暮らしの絵がとても好きで、そんな暮らしに憧れるようになっていきました。

光の入り方が調節できるところもすごくよくて、住みはじめてすぐに取り付けましたね。窓辺の雰囲気がよりよくなって、写真でも撮ることが多いです」

ブラインドカーテンのある部屋

お部屋の中では、デスク、ソファ、ラウンドテーブルのいずれかで過ごしているminamiさん。

そのどこからでも明るい窓辺が視界に入るため、太陽の光で時間の流れを感じながら1日を過ごすことができそうです。

お気に入りのアイテム

収納とディスプレイを兼ねたキャビネット

IKEAのキャビネット「EKET」

お気に入りのスペースでもある窓辺に置いてあったのが、IKEAのキャビネット「EKET。住みはじめから使われている思い入れのあるインテリアです。

見せない収納かつ上に物が置けそうなものを探して見つけたインテリアでした。色もデザインも可愛くて、サイズ感もちょうどよかったんです」

ベッドサイドに置いたキャビネットの中身

キャビネットの中を見せてもらうと、本やリラックスアイテム、メイク落としなどの小物が収納されていました。

「ベッドの横に置いていることもあり、夜使うものを中心に、メイク落としやアイマスクなんかも入れています。仕事で疲れ果ててすぐに休みたいときでも、この1箇所にまとまっているので支度がすぐにできてとても便利です」

キャビネット上のディスプレイ

キャビネット上のディスプレイにはガラス小物や植物が並んでいました。

「ものを飾れたらという理由で買ったものの、最初は何を置くか考えつかなくて、しばらく経ってから楽しめるようになりました。窓辺で日当たりがいいので植物の育ちもいいですね」

1日の終わりの時間を楽しむキャンドルたち

キャンドルでくつろぐ様子

minamiさんのお部屋では、自然光や間接照明、キャンドルなどを多用して、明るすぎない、落ち着いた空間づくりがされています。

特にキャンドルは各スペースにお気に入りのものを置かれていました。

「1日の終わりにリラックスできる時間を持つことを大切にしています。キャンドル類はSNSをきっかけに商品を調べて、比較しながら吟味していますね」

キャンドルをつける様子

先ほどのキャビネットの上にも、お気に入りだというSghrのキャンドルホルダーがありました。

「ガラスクリアなキャンドルホルダーが欲しいと思っていた中で、行き着いたものです。

ネットで見つけた後、店舗で実物にも触れた上で購入しました。火を付けていなくても美しいデザインがすごく好きです」

&classyのキャンドルウォーマー

夜に食事をとるダイニングテーブルにあったのは、間接照明としても役立つ&classyのキャンドルウォーマー

「キャンドルウォーマーというインテリアの存在をSNSで知り、探しはじめたアイテムです。受け皿が木製のものもありますが、大理石を用いた品のあるデザインが気に入っています。機能面でもずっしりと安定感があるのもよかったですね」

&classyのキャンドルウォーマー

朝は窓からの自然光で、暗くなったらキャンドルの柔らかな光でお部屋時間を過ごすことで、心も穏やかになれそうです。

1年以上リピートしているお香

APOTHEKE FRAGRANCEのお香

リラックスタイムでキャンドルと同様に必需品となっているのがAPOTHEKE FRAGRANCEのお香。中でも大好きな香りを1年以上リピートで購入されているのだそう。

「お店でたまたま見つけたのをきっかけに使いはじめました。中でもPOSSESSのウッディーな香りが大好きで、1年以上継続して購入しています」

APOTHEKE FRAGRANCEのお香

仕事も在宅勤務が中心になっているminamiさん。同じ空間にいながらも香りによって気分転換を楽しんでいるようです。

室温を均一にしてくれる照明

LOWYAのシーリングファンライト

ベッド上に設置されているLOWYAのシーリングファンライトは、縦長のお部屋でも空調のバランスを整えてくれる、機能性の高いインテリアになっています。

「住みはじめのころに、縦型のお部屋の奥にあるクーラーの風がワークスペースまで届きづらいと思って購入しました。一軒家を想定されたものなので設置してみるとサイズは大きかったのですが、計画どおり、部屋全体の空調のバランスを整えてくれるので助かっています」

残念なところ

好きになれない壁紙の凹凸

賃貸の壁紙

住まいを決める際に、内見はオンラインのみとなっていたminamiさん。写真では細部まで確認できなかった壁紙が今だに好きになれないのだそう。

「壁紙に使われている小さな凹凸の表面が好きではなくて、気になってしまいます。自分好みの壁紙を貼ろうかとも思ったのですが、ボコボコして貼りづらくて諦めてしまいました。

実際に足を運んでの内見ができなかった分、写真でもズームして念入りに見たのですが、把握しきれなかったですね」

洗い物がしづらい浅いシンク

賃貸物件のシンク

キッチンスペースにも、日々の暮らしで気になる点がもう1つありました。それはどうしても水が跳ねてしまうシンクの浅さ

「東京に出る前に暮らしていた住まいを振り返っても、1度も見たことないんじゃないかと思うほど浅いシンクが難点です。コンロや作業スペースの関係で幅が狭くなるのは仕方ないと思うのですが、深さは取り付けるものを変えてくれていれば……と思ってしまいますね」

暮らしのアイデア

小さい家具を買わない

余白をつくった1Kの部屋

お部屋をスポットで見ても、少し引いて全体で見ても洗練された空間に見えるminamiさんの住まい。空間づくりにはこれまで住んできたお部屋での経験も活かされていました。

「前の住まいでも使うもののカラーは一緒だったのですが、どこかしっくりこない印象を持っていました。引っ越しと同時に家で使うものもリセットする中で、大型のインテリアを中心に物数を減らすことで余白が生まれ、納得のいく空間になったと感じます」

こうした経験から、もの選びの考え方も変わったとminamiさんは言います。

ワークスペースで作業する女性

「例えば棚を買うときに、サイズを下げれば安価で買えるので、試しに買ってみようとなることもあると思うのですが、小さくても必要に応じてアイテムを追加してしまうと結果的にものが増え、ごちゃついてしまうんです。

一度買ってしまうと、また代用できるものを考えるのも手間ですよね。なので大型のインテリアでも物数を少なくした方が、すっきりバランスよく見えるかなと思っています」

賃貸の収納スペース

細々とした日用品はキャビネットや備え付けのクローゼットなど、大型の隠す収納を使い、見えなくすることでシンプルな空間を保たれていました。

他にもインテリアのレイアウトに影響する収納扉を、minamiさんはピボット固定を外すことで全稼働式に。

大型のインテリアを十分に活用できるよう、工夫が施されていました。

​​無彩色を多めに取り入れる

無彩色を取り入れたインテリア

スッキリとした空間づくりには、色選びも大切な要素の1つ。minamiさんのお部屋では、無彩色を中心としたフラットな印象を受けます。

「無彩色が好きだということもあるのですが、住んでいる人が男女どちらか分からないジェンダーレスな空間が好きで、自分のお部屋づくりでも意識しています」

色のテーマが決まると、取り入れるものの選び方もシンプルになりそう。植物や花でアクセントを加えながら変化をつけるのも面白そうです。

これからの暮らし

デスク周りを整えていきたい

ワークスペース

ソファからベッドスペースにかけては納得のいく空間づくりができているのに対して、現状に満足できていないと話すのがワークスペース。

「ここだけは、どうしてもごちゃついてしまうんです。ある程度本やものは置きたいんですが、シンプルにもしたいという思いと上手く折り合いが付けられていません」

Bluetoothのスピーカー付きの照明

「照明も住みはじめから使っているBluetoothのスピーカー付きのもので、不具合も多いため買い変えたいと思っています。自宅での仕事の割合が増えてきているので、気持ちよく作業できる環境をつくっていきたいですね」

1Kの部屋で寛ぐ女性

今の住まいにもう少し住み続けながら、次は見晴らしのいいお部屋で好きな植物や、今使えていないようなインテリアのある暮らしも楽しんでみたいと話すminamiさん。

集中もリラックスもできるお部屋を突き詰めていかれる中で、無彩色の空間にminamiさんのどんなアクセントが加わっていくのか、引き続きその発信が楽しみです。

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