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バッテリーとモーターを搭載し、ペダルを漕ぐことで走行のアシストをしてくれる電動アシスト自転車は、コロナ禍を機にますます需要が高まっている人気アイテム。通勤、通学だけでなく毎日のお出かけに便利なため、購入を検討している人も多いことでしょう。

しかし、一般的な自転車に比べて電動アシスト自転車は値段の相場が高いこともあり、どれを購入すればいいのか迷ってしまいますよね。

今回は、ロードバイクの選手として活躍後に、自転車専門媒体の記者や編集者に転身し、現在はYouTubeチャンネル「サイクリストTV」でナビゲーターを務めている松尾修作さんに、お手頃な電動アシスト自転車を伺いました。安全性もありながら、相場に比べてお手頃な優秀アイテムをピックアップしていただきました。

松尾修作さんのイメージ

松尾修作さん
(株)産経デジタルのアカウントエグゼクティブ。
10代からスイスのサイクルロードレースチームに所属し、アジアや欧州のレースを転戦。帰国後はJプロツアーへ参戦。引退後は自転車専門媒体の記者、編集者として自転車やアイテムのインプレッション記事を担当した。現在はYouTubeチャンネル「サイクリストTV」でナビゲーターを務めるほか、自治体の自転車施策プロデュース業務を担当。
Twitter:https://twitter.com/Shusaku357
YouTube:「サイクリストTV

1 電動アシスト自転車とは?

Image: GettyImages

一般的に電動自転車といわれるものは、正式には「電動アシスト自転車」といい、バッテリーとモーターを搭載した自転車のことを指します。ペダルを漕ぐ力に合わせて、踏み込みをアシストしてくれ、信号待ちからの加速や坂道でも、快適に走行することが可能です。

電動アシスト自転車の相場を知ろう

シティサイクルタイプ 8〜15万円
折りたたみタイプ 10〜30万円
ミニベロタイプ 10〜30万円
子ども乗せタイプ 10〜20万円
e-Bike 30万円〜

電動自転車はモーターやバッテリーを搭載しているため、一般的な自転車よりも価格が高いものが多くなります。また低価格のものはバッテリーの容量が小さくなりがちです。

「一般的な相場は上記の通りで、この価格帯よりも安いものは、バッテリーがすぐに壊れたり、使えなくなってしまうこともあります。ちゃんとしたメーカーのものであれば、補償もしっかりしています。

バッテリーに関しては、1日15kmも走らないのであれば、12Ahほどのバッテリー容量で足りると思います。一方で、スポーツ走行や、高い出力での設定を好む場合は、e-Bikeで用いられるような大容量バッテリーがあった方がいいでしょう。今は小型化され、取り出しや持ち運びも不便ではないため、充電することへの心理的負担は減っているように思います」

電動アシスト自転車を使うメリット・デメリット

メリット
  • 軽い力で加速、巡航できるため走行がらくにできる
  • 重い荷物や子どもを乗せてもフラつきにくい(もっともフラつく加速時にアシストがあるため)
  • 免許がいらず、誰でも利用できる
デメリット
  • 電動ユニットがない車種と比較して重い
  • 電動ユニットが搭載されている分、全長が長く、取り回しが大変
  • バッテリーが切れる前に充電をする必要がある
  • バッテリーが切れても走行は可能だが、走行感が非常に重い
  • 比較的高額なものが多い

「比較的安価な電動アシスト自転車は、初期費用を抑えて購入し、1〜2年のスパンで乗り潰したいのであればOKです。しかし、安価な電動アシスト自転車は無名メーカーの場合がほとんどで、バッテリーを交換したい場合に手に入らないということも。性能や精度は価格と比例するため、安すぎるモデルはリスクを伴うこともあるので避けた方がいいでしょう」

2 電動アシスト自転車の種類とメーカー

Image: GettyImages

電動アシスト自転車には、通勤・通学に使えるシティサイクルタイプから、本格的なスポーツタイプまで、その種類もさまざま。ここでは代表的な種類と、人気のメーカーについて紹介します。

電動アシスト自転車の種類

シティサイクル

一般的には「ママチャリ」タイプを指すシティサイクル。ハンドルが真っ直ぐな「オールラウンダーハンドル」を含めた軽快車タイプで、乗りやすく、通勤・通学のほか、近所の買い物など幅広いシーンで活躍します。

「一般的な形状の電動自転車のため、学生から主婦まで、誰もが乗ったことがあるような車種です。電動アシストユニットが搭載されていることで、買い物から通勤・通学まで活用できます」

折りたたみタイプ

フレームやハンドルを折りたたむことで、収納に優れているのがこのタイプ。組み立てた際の見た目はミニベロタイプなどと同じような雰囲気があります。

「コンパクトになる分、室内で保管する際にも便利。ただし、コンパクトになっても電動アシスト自転車であるため、20kg程度の重さがあります」

ミニベロ

タイヤサイズが16〜20インチくらいまでの径が小さいタイプで、見た目がかわいくファッショナブルなモデルが多いのが特徴です。小回りが利くので、街乗りにもぴったり。コンパクトなため、広い駐輪スペースを確保しなくても収納できることから、幅広い年代から人気を集めています。

「近年はユニットの小型化により、ビジュアルがさらによくなってきています。スマートでおしゃれなデザインのものがたくさん出ています」

子ども乗せタイプ

シティサイクルタイプに、子どもを乗せるためのチャイルドシートが搭載された電動アシスト自転車。チャイルドシートをハンドル部分に取り付ける「前乗せタイプ」と荷台に取り付ける「後ろ乗せタイプ」があり、近年は、安全性と利便性のバランスがいい後ろ乗せタイプが人気です。チャイルドシートには、乗車可能な目安の身長や体重、年齢などの記載があるので確認をしましょう。また、子どもが2人乗る場合には、「幼児2人同乗基準適合車」を選ぶのがおすすめ。子どもを2人乗せる際には、大人の適応身長が子ども1人乗せの場合と異なることがあるので、注意が必要です。

前乗せ 低年齢の比較的小さいお子様用。大体のメーカーが1歳から4歳未満の設定。ただし、身長や体重の制限もある。
後ろ乗せ 1歳以上もしくは2歳以上から使用可能。ただし、こちらも身長や体重の制限がある。

※あくまで一例です

「安全性が高く、U型フレームなどスカートでもまたぎやすい設計になっています。取り回しがらくにできるよう、重心を下げたモデルが多いのも特徴のひとつです」

e-Bike(スポーツタイプ)

ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクのようなスポーツタイプの電動アシスト自転車の総称として呼ばれているのが「e-Bike」。

「センサーなどの精度が高く、踏み込みに対してリニアに、さらにパワフルなアシストを得られます。バッテリー容量も大きく、100km以上の走行が可能なモデルもあります」

人気メーカー

パナソニック

シティサイクルからスポーツ車、本格e-bikeまで手がける総合メーカー。子ども乗せタイプの「ギュット」シリーズや、街乗りや買い物に便利な「ビビ」シリーズなどが有名で、高い人気を集めています。

「パナソニックの電動アシスト自転車は、製品ラインナップの豊富さが特徴。バッテリーの信頼性が高く、他社にもユニットを供給しています」

ブリヂストン

シティサイクルタイプのラインナップが強みのブリヂストンは、子ども乗せ自転車の「ビッケ」シリーズが有名。愛用しているママたちも多い、人気のメーカーです。

「ブリヂストンは、走りながら充電が可能なシステムや両輪駆動のモーターを作るなど、利便性を高める技術を誇っています」

ヤマハ

「パス」シリーズが有名な、電動アシスト自転車の草分け的存在。子ども乗せタイプはもちろん、ショッピングモデル、軽量・コンパクトモデル、3輪モデル、e-Bikeなどラインナップも豊富に展開しています。

「ヤマハはシティサイクルタイプのラインナップが豊富ですが、スポーツタイプのYPJシリーズにも注力していて、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクタイプと精力的に展開しています」

3 安い電動アシスト自転車の選び方

Image: GettyImages

電動アシスト自転車を選ぶ際に、値段だけで選んでしまうのは禁物。安い電動アシスト自転車であっても、注意しておきたいポイントなどをお伺いしました。

バッテリーの性能は価格に比例する

電動アシスト自転車の場合、バッテリーの性能や精度は価格に比例する場合がほとんどです。容量が小さいと充電するサイクルが早くなってしまい、バッテリーを外して家で充電するという手間が増えてしまいます。安価な電動アシスト自転車の場合、限界はありますが、なるべく容量が大きいものを選びたいですね」

<おすすめのバッテリー容量一例>

6.0~8.0Ah ・週に数回程度近場に出かける人
・長距離移動は電車や車、近場は自転車と使い分けている人
12.0Ah~ ・自転車通勤、自転車通学をしている人
・送迎や買い物などで毎日利用する人
16.0Ah~ ・毎日の通勤、通学のほか、休日にも自転車を乗る人
・坂道での利用が多い人
・寒い地域で利用する人

自分が乗る時の目的や用途に合っているか

「電動アシスト自転車を乗る時に期待するシチュエーションとして、『重い荷物を乗せる』や『坂道が多いエリアを走る』ことなどを想定すると思いますが、そういった自分がどういった目的や用途で使いたいかを考えて選ぶといいでしょう。たとえば、重い荷物を乗せる人は、最初からカゴが付属しているものを選んだり(中にはカゴがついていないものもあります)、坂道が多いエリアを走る人は、バッテリーの容量が十分かなど、そういう視点で選ぶといいと思います。」

体格に合ったものを優先に選ぶ

「価格が安いモデルでも、ミニベロからシティサイクル、スポーツモデルまでバリエーションが増えています。そのため、体格に合ったものを最優先に選び、それぞれのライフスタイルやデザインの好みで電動アシスト自転車を選択してもOKです」

安価すぎる折りたたみタイプは避ける

「折りたたみタイプの自転車の場合、ジョイント部分(折りたたみ部分)から断裂するケースがあり、走行時の事故に繋がることもあります。そのため、なるべく価格が安すぎる折りたたみタイプの電動自転車は避けた方が無難です」

4 キーワード別おすすめの安い電動アシスト自転車

ここでは、安心して乗れる電動アシスト自転車の中でも、比較的安価でおすすめのアイテムをキーワード別に紹介します。

通学向け

ヤマハ PAS with

Image: 楽天

普段使いにおすすめのヤマハの電動アシスト自転車。ワイヤーをフレームに内蔵し、スマートなデザインに仕上げ、またぎやすい低床U型フレームで乗り降りしやすい形状になっています。車体の後ろで簡単に鍵を施錠できるリヤサークル錠を装備し、大容量の大型フロントバスケットも搭載。日常使いに便利な1台です。

ヤマハ製のオーソドックスなシティサイクルの電動アシスト自転車で、電動アシスト自転車に求められる基本的な性能は備えているので、初めて乗るという人には最適。いわゆるベーシックな「ママチャリ」の延長線上にあり、デメリットが少なく、使いやすいモデルです。

バッテリー容量 12.3Ah
充電時間 約3.5時間
走行距離 78km(オートエコモード プラス)、
105km(オートモード)、
62km(パワーモード)
適応身長の目安 145cm~(26型)、
141cm~(24型)
タイヤサイズ 26×1 1/2WO(26型)、
24×1 1/2WO(24型)
変速方式 リヤハブ内装3段式
重量 26.6kg

パナソニック ティモ・S

Image: 楽天

パナソニックの通学向けシリーズ「ティモ」の中でも、ゆったり乗れる設計で、長距離走行でも疲れにくい「ティモ・S」。ハンドル部分を固定し、駐輪時の転倒を防止する「くるピタ」機能は、学校や部活などの荷物が多い時でもフラつきにくくて安心。また、フロントバスケットは、大型なので荷物をたっぷり収納することができます。

パナソニックのラインナップの中でも、通学用と位置づけられたベーシックモデルの「ティモ」ですが、ワイドなカゴが用いられるなど、通学バッグを意識した装備になっています。ハンドルのブレを防止する「くるピタ」を搭載しているので、教科書を詰めた重たい荷物を積んでも安心。実売価格が11万円台と比較的安価で手に入れることができます。

バッテリー容量 16.0Ah
充電時間 約4.5時間
走行距離 約100km(ロング)、
約70km(オートマチック)、
約59km(パワー)
乗車適応身長(目安) 150cm~
タイヤサイズ 26
チェンジ 内装3段
重量 28.3kg

子ども乗せタイプ

ヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル

Image: 楽天

頭部を270度包み込む「はぐシート」を標準搭載した子ども乗せの電動自転車で、ママでも扱いやすい軽量かつコンパクトさが特徴の1台。頭部を守る設計だけでなく、車輪の巻き込みやすれ違い時の接触から足を守るフットレストが装備されていたり、乗り降りしやすく、装着も簡単にできる設計のチャイルドシートが標準搭載されているのは、ママやパパにとっても安心です。

ブリヂストン、パナソニック、ヤマハの人気国内三大メーカーの子ども乗せタイプの中でも、安価なモデルの電動アシスト自転車です。アクセサリーも豊富で、将来的に子ども2人乗せにカスタムすることも可能。バッテリーの容量も大きくパワフルです。全国展開している自転車店「サイクルベースあさひ」の店頭受け取りを活用すると送料がかからないため、ウェブでの実売価格は14万円ほどで購入できます。

バッテリー容量 15.4Ah
充電時間 約4.0時間
走行距離 75km(オートエコモード プラス)、
58km(スマートパワーモード)、
51km(強モード)
適応身長の目安 142cm以上
(お子様2人同乗の場合は146cm~)
型式 20型
変速方式 リアハブ内装三段変速
重量 33.1kg

ヤマハ PAS Kiss mini un SP

Image: Amazon.co.jp

子どもを包み込むような繭(まゆ)型のフロントチャイルドシートを搭載した軽量の電動アシスト自転車。繭型のチャイルドシートは、シートから足がはみ出ることがなく、胸まで覆うフロントガードが付いていて、子どもも安心して乗車できます。ガード部分には通気孔があり、蒸れを防ぐ仕様に。片手でらくに開け閉めできるので乗せ降ろしも簡単。別売りの後ろのせリヤチャイルドシートを取り付ければ、子どもを2人乗せることが可能です。

子どもをハンドル前方に乗せる「前乗せタイプ」。パナソニック、ブリヂストンの同タイプと比較すると、ヤマハのこちらの電動アシスト自転車が安価です。

バッテリー容量 15.4Ah
充電時間 約4.0時間
走行距離 78km(オートエコモード プラス)、
59km(スマートパワーモード)、
53km(強モード)
適応身長の目安 142cm~
(お子様2人同乗の場合は146cm~)
タイヤサイズ 20型
変速方式 リヤハブ内装3段式
重量 31.0kg

おしゃれ

パナソニック SW

Image: 楽天

街乗りに必要最低限の機能や性能を備えたおしゃれな電動アシスト自転車。電源をオン・オフするだけで操作できるシンプルスイッチで、簡単に乗ることができます。また、スイッチ操作と連動した常時点灯LEDライトを採用し、被視認性もアップ。ライフステージに合わせて装備できるオプションアイテムも充実しているので、目的や用途に合わせてカスタムすることができます。

定価で8万円台、ウェブでの実売で7万円台と破格の電動アシスト自転車。U字のフレームは、乗り降りしやすくおしゃれなデザインを実現。近距離のライドであれば、十分な性能を備えているのでおすすめです。

バッテリー容量 8.0Ah
充電時間 約4.5時間
走行距離 約36km(オートマチック)
乗車適応身長(目安) 147cm~
タイヤサイズ 前20×1.75HE
後20×2.125HE
チェンジ
重量 20.9kg

ヤマハ PAS City V

Image: 楽天

走行性とルックスの両立を叶えたモデルで、内装5段変速を搭載しているスポーティな電動アシスト自転車。軽量かつ、コンパクトなので取り回しでがしやすく、スーツなどの通勤スタイルでも乗り降りしやすい24型のデザインです。レザー調のサドルとハンドルグリップ、砲弾型バッテリーランプなど細部のおしゃれにもこだわっています。

砲弾型のライトを装備していたり、クラシカルでレトロな印象のスタイルが特徴のモデルです。おしゃれな電動アシスト自転車ですが、男性にも似合うデザインになっています。カラーも落ち着いていて、質感もよし。ワンランク上の見た目がいいですね。

バッテリー容量 12.3Ah
充電時間 約3.5時間
走行距離 78km (オートエコモード プラス)、
55km (スマートパワーモード)、
48km(強モード)
適応身長の目安 154cm~
型式 24型
変速方式 リヤハブ内装5段式
重量 22.4kg

折りたたみタイプ

パナソニック オフタイム

Image: Amazon.co.jp

両輪駆動で外装7段の変装ギアが付いた、力強いアシスト力の電動アシスト自転車。従来モデルよりも1充電あたりの走行距離が最大で53%アップし、パワーモードで62km、オートモードで105km、エコモードで200km走行可能。走りながらも自動充電してくれる機能も装備しています。

インターネットで購入できる折りたたみ式の電動アシスト自転車の中には、10万円以下で購入できるものもありますが、あまりおすすめできるものはありません。折りたたみ式の自転車は、ヒンジ部から破損するリスクもあるため、なるべく大手メーカーのモデルを選ぶのが好ましいです。オフタイムはパナソニック製で、信頼性は問題なしの1台です。

バッテリー容量 8.0Ah
充電時間 約3.0時間
走行距離 約50km(ロング)、
約38km(オートマチック)、
約30km(パワー)
乗車適応身長(目安) 149~185cm
タイヤサイズ 前18/後20
チェンジ 外装7段
重量 20.6kg

通勤向け

パナソニック ベロスター

Image: Amazon.co.jp

スポーティな走りを実現するためのギヤ設定と、路面の状況に合わせて最適な変速を実現する外装7段変速を備えた電動スポーツバイク。シンプルなダイヤモンドフレームに、リプレーサブルエンドを採用し、転倒の際にフレームを守ります。簡単に施錠ができるサークル錠を装備していて、駐輪の手間も軽減。電動アシスト自転車での毎日の通勤を、スポーツのように楽しむことができます。

パナソニックのクロスバイクタイプのe-Bike。700Cのホイールに7段変速で走りも軽やかです。バッテリー残量だけでなく、速度を表示するディスプレイが付属していて、通勤時にパンツのすそを汚さないためのガードがクランク周りに装着されているので安心。カゴが装備されていませんが、ビジネスリュックが定着しているので、カゴがなくてもそこまで不便ではないと思います。ホイールがクイックリリースタイプなので、万一、出先でパンクをしてもスピーディに対応できるというのもポイントです。

バッテリー容量 8.0Ah
充電時間 約4.5時間
走行距離 約50km(ロング)、
約36km(オートマチック)、
約28km(パワー)
乗車適応身長(目安) 149~185cm
タイヤサイズ 700×38C
シフト段数 外装7段
重量 22.4kg

パナソニック ジェッター

Image: 楽天

見た目も性能もスポーティな通勤におすすめの1台。走行速度や走行距離を表示し、スポーティな走りをアシストするケイデンス表示などにも対応。フレームに一体化したようなダウンチューブバッテリーや、スタイリッシュなモーターカバー、ワイヤを内蔵したアルミフレーム、長距離走行でも疲れにくいワイドサドルなど、性能だけでなく、見た目にもこだわっています。

パナソニックのベロスターと比較して、少々値段は高めですが、充実の装備で快適に通勤できるモデルです。ディスプレイには速度をはじめ、走行距離の表示機能も備わっています。ホイールがクイックリリースタイプなので、パンクした時にすぐに対応可能です。

バッテリー容量 12.0Ah
充電時間 約4.0時間
走行距離 約85km(ECOモード)、
約54km(AUTOモード)、
約45km(HIGHモード)
乗車適応身長(目安) BE-ELHC539:144~181cm
BE-ELHC544:152~190cm
タイヤサイズ 700×38C
チェンジ 外装8段
重量 21.1kg(BE-ELHC539)、
21.2kg(BE-ELHC544)

5 かいサポ編集部おすすめの安い電動アシスト自転車

比較的軽量

パナソニック ビビ・SL

Image: Amazon.co.jp

国内で型式認定を受けている24型、26型でフロントバスケット、リヤキャリヤ、両立スタンド標準装備モデルにおいて、最軽量の19kg台と軽量の電動アシスト自転車。モーターをはじめ、フレームの軽量化とカーポンチップ配合バスケットを採用し、軽さを実現。フラついてしまいがちな駐輪ラックに乗せる際にも、軽々乗せられるので安心です。サドルの高さを従来品よりも約5cm低くし、最低地上高は67cm。足つきもよく、乗り降りもらくにできます。

バッテリー容量 8.0Ah
充電時間 約3分
走行距離 約57km(ロング)、
約37km(オートマチック)、
約31km(パワー)
乗車適応身長(目安) 136cm~
タイヤサイズ 24
チェンジ 内装3段
重量 19.9kg

6 電動アシスト自転車の購入・使用時の注意点

Image: GettyImages

防犯上の登録や正しいメンテナンスなどを行なって、安心して安全に長く楽しみたい電動アシスト自転車。購入時や使用時の注意点のほかに、バッテリーの購入や、中古サイトの利用についてもお話を伺いました。

自転車は極力店舗で購入するのが望ましい

安全面を考慮すると、基本的に自転車は店舗での購入が望ましいです。一方、通販の場合でもほぼ完成した状態で送られ、購入者は組み立てが必要ないケースもあります。ハンドルなどの緩みなどは事故に直結するため、通販で購入する際は、どの状態で送られてくるのかを必ず確認することをおすすめします」

保険加入や防犯登録は必ず行う

自転車の防犯登録は義務なので、近くの自転車販売店で登録しましょう。費用は500円ほどで、店員さんが車体番号を控える作業などがあるので、時間にゆとりのある時に行なってもらうことをおすすめします。

保険の加入については、自治体によっては義務になっているところがあるので、確認をしておく必要があります。たとえ加入義務がない場合でも、自転車の事故は増加していて、被害者だけでなく、加害者になってしまって数千万円の賠償責任を負ったケースもあるので、必ず加入することをおすすめします」

事故や運転に気をつける

「まず、道路交通法を遵守することが基本。いわずもがな、信号を守り、車道の逆走はやめましょう。歩道では歩行者優先を徹底することも大切です。これらを守ればぐっとリスクは減るはずです。とくに電動アシスト自転車の場合、脚に力を込めなくても加速するため、よそ見をしていると非常に危険です。当たり前のことですが、前を向いて走りましょう。スマホをいじりながら走行するのは絶対にNG。らくに走行できるからと乗り手の意識が低くなりがちですが、だからこそルールを守って安全に走行することが大切です。」

日頃のチェックも大切

空気圧のチェックや注油など、各部のチェックを普段から欠かさないことが大切です。電動アシスト自転車の場合、とくに体の力以上にモーターの出力もあるため、車体の負荷がかかっています。高価なモデルであれば、金属のチェーンではなく、伸びずに注油の必要がないベルトタイプを用いていることもあり、メンテナンスの手間が省けるモデルもあります。しかし、安価なモデルは、バッテリーを含めて消耗するパーツが多いこともが想定されるので、快適に乗るためには、つねに車体に問題がないかを気にかけることが重要です」

価格重視で中古サイトやフリマサイトを利用してもいい?

基本的には、中古サイトやフリマサイトの利用はおすすめしません。誰がどうのように利用してきたかわからないケースがほとんどです。整備が正しく行われていないと事故のリスクも高まります。また、『バッテリー寿命を迎えているのに売られていた』という目に見えないリスクもあります。店頭で売られていて、販売車両を下取ったもので、整備や使用状況がわかるものであれば、掘り出しものがあるかもしれません」

安く済ませるためにレンタルもあり?

「『子どもが小さいうちだけ使いたい』というような限られた時期のみの使用であれば、いいのではないかと思います。ただし、レンタル業者がしっかりと整備をしているかどうか次第。きちんと整備をしたものであれば問題ないと思います」

組み立ては必要?

「店頭で購入する場合には、もちろん組み立ての必要はありませんが、通販での購入の場合は店舗によって対応が異なりますので、購入前に確認しましょう。購入がインターネットで、受け取りは店舗でというハイブリットタイプもありますので、そういうものを活用してみるのもいいと思います」

替えのバッテリーは購入しておく必要がある?

「電動アシスト自転車のバッテリーは、繰り返し充電しているうちに、スマホと同じように残量が減る速度が早くなります。そうなればバッテリーの寿命ですが、3年ほどは持つと言われているので、予備として持っておく必要はないと思います。大手メーカーの電動アシスト自転車であれば、バッテリー単体を購入することも可能です」

「電動アシスト自転車にかかわらず、自転車は命を乗せて走るもの」と語る松尾さん。価格を考慮することも大切なポイントですが、安全性なども考慮して、しっかりとした電動アシスト自転車を選ぶことも重要です。安心、安全な電動アシスト自転車で、快適なサイクルライフを楽しみましょう。

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