中身がゴチャゴチャしない最強の「身軽セット」

Text by 新海美保

食欲の秋が近づいてきました。

旬の魚が食べたい! でも手間はかけたくない! そんな思いが募り、電気圧力鍋を使った超カンタン・旬の魚料理をつくってみました。

秋に旬を迎える魚は、産卵のために栄養分を蓄えていて、これが旨味になってより一層おいしくなるそうです。食べないわけにはいきませんね。

骨まで食す! サンマの梅煮

秋の味覚といえばサンマ(秋刀魚)!

塩焼きにして大根おろしと一緒に食す定番料理も魅力的ですが、圧力鍋で骨まで食べられる甘露煮も美味です。

甘露煮は、手間や時間がかかりそうでこれまで敬遠していましたが、圧力鍋を使えば、とってもカンタン。今回は梅を入れて酸味を効かせてみました。

頭と尾を切り落としたサンマ4〜6尾と、スライスしたしょうが6枚、種を取り除いた梅干し適量(お好み)を入れて、その上に酒大さじ6、しょうゆ大さじ6、みりん大さじ4、砂糖大さじ4、酢大さじ4、水400mlを合わせたものをかけます。

仕込み時間はわずか5分。待つこと約1時間強。待っている間にほかの料理をつくったり、本を読んだりいろんなことができちゃいます。

お好みで針しょうがや七味唐辛子をかけて完成!

サンマは、体内ではつくることができない必須脂肪酸「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」が豊富に含まれ、血液サラサラ効果や生活習慣病の予防なども期待できる万能食材です。

ふっくらおいしい! 鯛めし

今や年中通して食べられる真鯛。でも脂が乗ったおいしい季節は、春と秋の年2回だけ! 春先の真鯛は「桜鯛」、秋の真鯛は「モミジ鯛」と呼ばれるそうです。

スーパーで手に入れたのは、直径30cmほどの天然真鯛。たしかに紅葉のように赤みがかっています。

まず、熱湯をかけて臭みをとります。


研いだ米2合を鍋に入れて、その上にドーンと一匹のせます。
しっぽがはみ出てしまいましたが、なんとか押し込んで入れました。

しょうゆ大さじ3、酒大さじ1、みりん大さじ1、昆布茶(だしの素でもOK)小さじ1、水320mlを合わせて、上から円を描くように入れます。

圧力鍋の蓋をセットして、待つこと約1時間。


できた〜! カンタンすぎる!

今回は、買ってきた鯛をそのまま入れたので、食べるまでに骨と鱗をとる手間が少しかかりましたが、もっとラクをしたいときは切り身を使ってもOKです。


出汁(だし)汁を入れてお茶漬けにしてもおいしいです。

ちなみに「昆布茶」をほかの出汁に変えて味の変化を楽しむこともできそうです。

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