こちらは、(株)メディアジーンのコマースチームが編集・執筆した別企画の記事です。
Text and Photographed by Kiyoshi Kataoka
暑かった夏もそろそろ終わりに近づき、秋の気配が感じられるようになってきましたね。
真夏ほど気温が上がらず、快適に過ごせる秋はキャンプのベストシーズン。
しかし、秋は昼と夜との寒暖の差が大きいので、昨シーズンまではテントで寝ようと思っても、地面からの冷気でなかなか寝付けないことがありました。
そこで、テントの底冷え対策用のアイテムを探していたところ、テントのグランドシートやインナーマットとしてだけでなく、さまざまな場面で使える多目的シートを発見。即導入することにしました。
・素材が4層構造で、保温性と耐久性に優れている
・テント用のグランドシートやタープなど、多目的に使える
・折りたたむとA4サイズほどで、コンパクトに収納できる
保温性と耐久性に優れた4層構造の多目的シート
Grabber(グラバー)の「オールウエザーブランケット」は、アメリカのNASAが開発した多目的シート。折りたたみ時のサイズはA4サイズほどでコンパクトかつ軽量なので、持ち運びも楽々です。
「オールウェザーブランケット」の素材は、1層目がプラスチックフィルム、2層目がアルミニウム、3層目がポリエチレン、4層目がプラスチックフィルムという4層構造になっています。
この特殊構造によって高い保温性や耐久性、防水性を実現したそうです。
テント用のグランドシートやインナーマットとして、地面からの冷気をシャットアウト
「オールウェザーブランケット」は、4隅にグロメット(ハトメ)があるので、テント用のグランドシートとして使えます。
テントの下に敷くグランドシートは目立たない存在ですが、地面からの冷気を和らげてくれますし、砂利や石などの影響を軽減して寝心地を改善してくれたり、テントを汚れや水濡れから守ってくれたりします。
テントの中では、底冷え対策のインナーマットとして使用できます。銀色のアルミ面を上に向けて敷けば、身体の熱を反射して保温が可能です。
「オールウェザーブランケット」の上にラグマットを敷いて寝てみたところ、地面からの冷えをしっかり遮ってくれて、快適に眠ることができました。
単体でもブランケットやレジャーシートとして使える
テントの底冷え対策以外にも、キャンプ場で気温が下がって寒くなったときなどに、単体でブランケットとして活躍。
「オールウェザーブランケット」のアルミ面で身体を包み込むように巻きつければ、自分の体温の80%を反射して保温してくれるので、びっくりするほどの暖かさを感じられます。
広げたときのサイズは152×213cmあるので、レジャーシートや荷物置きとしても使えます。
実際にテントを設営するときや撤収するときの荷物置きとして使ってみましたが、荷物が汚れる心配がなく、便利でした。
タープや荷台の荷物の汚れ防止としても◎
前述した通り、四隅にハトメがあるので、タープとしても使用可能です。急な雨風をしのいだり、強い日差しを遮ったりもできますよ。
車の荷台に載せた荷物の保護にもおすすめです。耐久性や防水性が高いシートなので、荷物を汚れや水濡れから守ってくれます。
このように、何通りもの使い方ができる「オールウェザーブランケット」。予想以上に便利だったので、我が家ではあと何枚か導入を検討しています。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。
・素材が4層構造で、保温性と耐久性に優れている
・テントのグランドシートやタープなど、多目的に使える
・折りたたむとA4サイズほどで、コンパクトに収納できる
かゆいところに手が届き、実用性もあるキャンプギア5つ
ゆったり座れて、サイドテーブル付きアイリスオーヤマが手がけるアウトドアチェア