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以前紹介した、マウンテンハードウェアの「スクランブラー 25」というバックパック。

耐久性・防水性・軽量さ・使いやすさの四拍子が揃っている大のお気に入りアイテムなのですが、泊りがけの登山や旅行には、ちょっと容量不足。

そこで、35Lサイズも追加購入しちゃいました。

大型化しても軽量! マルチに使える35L

MOUNTAIN HARDWEAR「スクランブラー 35 バックパック」28,600円(税込)

スクランブラー 35 バックパック」は、X-PACという軽量かつ耐久性に優れた素材を使用したバックパック。

X-PACは、ダイヤのような格子模様が特徴で、軽さと強度が求められるヨットの帆などにも使われている近年注目のハイテク素材です。

左:35L 850g(S/Mサイズ)
右:25L 840g(Rサイズ)

35Lタイプを購入してまず驚いたのが、その軽さ。

以前紹介した25Lタイプもかなり軽量な部類でしたが、今回購入した35Lタイプは容量が10L増えているにも関わらず、重量はたったの10gしか増えていません

一般的なナイロンと比べ約50%も軽量化できると云われている、X-PACだからこそ為せる技です。

シンプルな一気室タイプ(背中側にはハイドレーション用のスペースあり)

まずひとつマルチに使えるバックパックがほしい場合、25〜35Lサイズで悩みますが、このくらいの重量差なら35Lタイプを買っておくのが吉かも。

槍ヶ岳山荘

35Lあれば日帰り登山はもちろんのこと、小屋泊登山や2泊程度の旅行にも十分対応できます。

また、上級者の中には、35L程度のバックパックで夏場のテント泊登山をする方も珍しくありません。

装備品の軽量コンパクト化に自信があるならば、このバックパックひとつで無雪期登山のほぼすべてをカバーできますよ。

必要なスペックはそのまま

ワンタッチで瞬時に開封できる仕組みも健在

これだけ軽量化されているにも関わらず、ほしい機能が一切削られていないのもスクランブラー35を選んだ大きな理由。

たとえば、軽量なバックパックでは省かれることの多いサイドポケットもしっかり装備。

トレッキングポールや水筒など、よく使うものを入れておくのに重宝しますし、

予備のクライミングギアなどをラッキングしておくのに便利

使い慣れると手放せなくなるギアループも装備されています。

もちろん、X-PACの大きな特徴である耐水性も備わっているので、少しの雨や水しぶきぐらいならレインカバーは必要なし。

急な雨でも慌てることなく、落ち着いてから対処することができるのは大きなメリットです。

コーディネートしやすいカラー

登山から旅行まで、マルチに使えるバックパック。

今期はウェアと合わせやすいホワイトとブラックの2色展開。

バックパックの色に合わせるため、いつも同じ色のトップスなんて方も多いですが、この2色ならコーディネートの幅がうんと広がりそうです。

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