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※本記事は2022年7月1日の記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by
石上直美

毎日の夕飯づくり、大変ですよねぇ。「今すぐ食べたい!」「お腹空いた!」と言う家族。

リクエストが「ミートソーススパゲティ」だとやや困惑。だって、茹で時間が……(汗)。

でも、時短テク「水漬けパスタ」ならパスタの茹で時間が10分から1分に短縮できます。

5月に実施された旭化成ホームプロダクツ×ゆとりうむプロジェクト『冷凍貯金ラボ』発足発表会にて、時短料理研究家の若菜まりえさんに「水漬けパスタ」を教えてもらいました。

まったく聞き慣れない「水漬けパスタ」とは……? どんなふうに調理するのか、早速、作ってみました。

火も電気もなるべく使う量をおさえたい、この夏にぴったりです!

余裕があるときに、パスタを水に2時間漬けて冷凍しておくだけ

まずは、ジップロック®を用意します。今回はMサイズを使用しました(旭化成ホームプロダクツのホームページではSサイズをおすすめしています)。

旭化成 ジップロック® フリーザーバッグ M 18枚入 328円(税込)※アマゾン価格

   

パスタ100gを準備します。スケールやパスタメジャーなどを使って、目安で用意してOK。ちなみに今回使用したパスタは、標準茹で時間10分のものです。

水が漏れないように、必ず受け皿の上で漬けてください。

パスタを真ん中で半分に折り、ジップロック®にパスタと水約2〜300cc(パスタが全体的に水に浸かる量)を入れて2時間漬けます

試しにショートパスタ100gも水漬けしてみました。こちらのショートパスタも標準茹で時間は10分です。

2時間漬け終わったら、中の水を切ります。ジップロック®の端を空けて、バスタをつかみながら水を流すと、水切りしやすいですよ。

あとは、冷凍庫に入れるだけ。冷凍するときは、なるべく空気を抜いてからジッパーをしめると良いそうです。

下準備はこれだけ。なんと、簡単!

感動!! 本当に茹で時間1分でいい!

では、冷凍された水漬けパスタを茹でてみます。

冷凍が完了すると、出来上がりはこんな感じです。

鍋でお湯を沸かしている間、調理台に出しておくとパスタが取り出しやすくなりました。

お湯が沸いたので、水漬けパスタを鍋に投入。

パスタがぴったりと密着しているので、やさしくほぐします。無理にほぐすとパスタが切れてしまうのでご注意を。

パスタがほぐれたので、1分のタイマーをかけました。

1分後……、ちゃんと、茹であがってるー!!

パスタがつかないように、オリーブオイルをまわしかけたら完成。

これ……魔法ですか!?

平日の夕飯づくりは「水漬けパスタ」があれば楽勝です

水漬けパスタの良いところは、とにかく早く茹でられること。配膳の準備に慌てふためくほどでした。

それから、パスタが半分の長さなので、子どもが食べやすいのも利点。

さらに、短いパスタはつるっと吸う必要がなく、襟元などにミートソースが飛び散りにくいのもいいところだと思いました。

ミートソースのシミはお洗濯で落ちにくいから、一石三鳥ですね。

あえて欠点を言うなら、くるくると巻きにくいところ。フォークに巻いて、パスタの歯ごたえを楽しみたい人には、通常の方法で茹でる方がいいかもしれませんね。
   

ショートパスタの水漬けも茹で時間3分に短縮!

個人的には、ショートパスタの水漬けがヒットでした。

茹で時間は2〜3分(好みの茹で時間で調整してください)でした。普通のパスタほど短縮できませんが、その代わりに通常茹で時間のパスタと歯応えが遜色なし

カルディのナッツソースで和えると、あっという間にペペロンチーノ風パスタが完成。
あまりにも便利だったので、ショートパスタは一袋すべて、水漬けにしたぐらいです(笑)。

「水漬けパスタ」のおかげでパスタ調理のストレスが相当、軽減されました。嬉しい〜。

このマルチパスタパンがあるとパスタ調理が楽しくなりそう!

   

平たいフライパンザルがパスタの湯切りに最適すぎる。

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