ごはんを炊くのに欠かせない家電、炊飯器。最近は1万円以下の安い製品でも、銘柄別に炊き分けができたりパンが作れたり高機能なモノも多いです。
安い炊飯器を選ぶときはまず炊飯容量を決めましょう。ふだん3合炊くなら、少し大きめの5合炊きタイプのほうがおいしく炊けます。加熱方式はマイコン式とIH式がありますが、安さ重視ならマイコン式がおすすめ。
今回は安い炊飯器の選び方やベストな買い替え時期を家電専門家で元シェフの倉本春さんが解説。また、倉本さんにお聞きした選び方のポイントを参考におすすめの安い炊飯器「0.5〜2合」「3合」「5合」と炊飯容量別に厳選してご紹介します。
倉本春さん
白物家電やIoT家電、ガジェットなどのレビューをはじめとした最新情報を執筆し、雑誌、WEBなどで活躍。元ドッグカフェオーナー兼シェフという経歴から調理家電の使いこなしや犬用ガジェットなどの記事も多数執筆。AI搭載家電などの最新技術をわかりやすく解説する記事にも定評がある。
安い炊飯器おすすめ12選|炊飯容量別に紹介
5合炊きでおすすめの安い炊飯器
3合炊きでおすすめの安い炊飯器
0.5~2合炊きでおすすめの安い炊飯器
炊飯器の買い替え時期は6年が目安
Image: Shutterstock
「炊飯器は6年くらいが買い替え時期の目安といわれていますが、不具合が起きたタイミングで買い替えたほうがよいでしょう。
買った当初に比べておいしく感じないときは、温度センサーの不具合でおいしく炊けていないことも。炊き加減がべちゃっとするようになったり、本体から異臭がしたりしたら買い替えたほうがよいでしょう」
炊飯器のお得に買う4つの方法
炊飯器をお得に買う方法を「安い時期」「型落ち」「中古品」「アウトレット」の4項目に分けて解説します。
・安い時期
「通常であれば3月・9月の決算時期のセールは安くなります。ただ、最近はウクライナ情勢や円安の影響で、セール時でも安くなるか読めない状況。そのため時期はあまり気にせず買い替えたいと思ったタイミングで買い替えるとよいでしょう」
▼値上げが続く状況で、お得に買う方法を詳しく解説!
・型落ち
「新モデルが出てから3カ月~半年ぐらい経つと型落ちモデルは安くなります。新製品のほうが利便性が高かったり、お米がよりおいしく炊けたりすることはありますが、1~2年前のモデルであれば機能が大きく変わることは少ないです。そもそも炊飯器は、6~10年使い続けるような家電なので、1~2年ぐらい前の型落ちならそこまで気にしなくてもよいでしょう」
・中古品
「中古品は安いですが、炊いてみるまでどのような不具合が起こるかわからない怖さがあります。炊いてみると、炊きあがりがべちゃっとしたり、焦げ付いたりすることも。
保証付きの製品はまだ安心できますが、オークションなど個人のやりとりで買うのは保証が付かないのでおすすめできません」
・アウトレット
「アウトレットはおすすめ。古い型の新品の商品が安く販売されており、基本的にはメーカーの保証付き。他の人も使っていないので安心です」
炊飯器の価格帯別の特徴|安い商品と高い商品の違い
「炊飯器は15,000円以下は安いモデルといえるでしょう。機能や炊飯容量によって価格は変わります」
・5,000円以下
「内釜のつくりは簡素なものが多く、機能も最低限。基本的に
マイコン式という加熱方式を採用しています。1人暮らし向けのおしゃれなモデルもあります」
・5,000~1万円
「コスパモデルのボリュームゾーンで、製品の種類は豊富。ある程度多機能な製品も購入できます。加熱方式はほとんどがマイコン式ですが、マイコン式よりおいしく炊きやすいIH式を採用しているモデルもあります」
・1万5000~3万円
「プレミアム機種ほどではないですが、メーカーこだわりの機能を搭載している製品も増えてきます」
・4万円以上
「メーカーのすべての技術が詰め込まれているようなプレミアム機種。お米が酸化しない機能や、スチームでお米の表面をパリッと仕上げる機能など、個性的な機能が目立ちます」
安い炊飯器の選び方

ここからは、安い炊飯器の選び方をポイントを絞って解説。注目したいのは次の5つのポイントです。
1.炊飯容量
2.加熱方式
3.機能
4.お手入れのしやすさ
5.メーカー
1.炊飯容量
炊飯容量は一度にお米を炊ける容量のこと。ここでは「0.5~2合」「3合」「5合」に分けて、それぞれどんな人に向いているかを解説します。
「炊飯器でごはんを炊くときに、中の空間が適度に空いているほうが均一に加熱されやすいので、毎回3合炊くなら5合炊きを選んだほうがおいしく炊きやすいです。ただし空間が空きすぎるのも問題で、2合以下を5合炊きで炊くと基本的にはあまりおいしく炊けません。
また、本体サイズは炊飯容量に比例して大きくなります。キッチンが狭い方はおいしさだけでなく本体の大きさも考慮して炊飯容量を決めてください」
・0.5~2合向きの人
「0.5~2合は炊きあがるスピードが早いのが特長。炊飯容量の少ないモデルで、おいしく炊ける製品は少ないため、おいしさを重視する人は3合炊きも検討してみてください」
・3合向きの人
「2合以下を炊くなら、2合炊きよりも3合炊きの炊飯器のほうがおいしく炊きやすいです。少量炊きすることが主で、おいしさを重視したい人に3合炊きはおすすめ」
・5合向きの人
「いつも3合以上炊くなら3合炊きよりも5合炊きの炊飯器のほうがおいしく炊きやすいです。5合炊きは高機能なモデルが多いため、機能にこだわりたい人にも向いています。これまでは5合炊きの炊飯器は少量の炊飯に不向きでしたが、最近では2合以下でもおいしく炊ける製品が増えてきています」
2.加熱方式
低価格帯の炊飯器に採用されている加熱方式は「マイコン式」「IH式」の2種類。
「マイコン式は釜の下から加熱するので、お米全体に熱が均一に伝わりにくく炊きムラがでやすいです。IHは鍋に磁力を通すことで、鍋自体が発熱する仕組みで、加熱効率に優れおいしく炊きやすいですよ。
構造的にIH式のほうがおいしく炊ける場合が多いですが、最近の炊飯器はマイコン式でもおいしく炊ける製品があります」
▼高価なモデルに採用されている「圧力IH」という加熱方式については以下の記事で解説!
3.機能

高価な製品ほど機能や美味しさにこだわりあります。予算を考慮して機能に注目してみてください。
・保温機能
ほとんどの炊飯器は、炊いたごはんを一定時間保温する機能を搭載しています。
「保温時間は自分が普段どれくらいの時間で食べきるかを考慮して選ぶのが基本。
また、保温時にごはんの劣化を防止する機能が付いているかは重要です。12時間保温できる製品でも、劣化を抑えられないと2~3時間くらいで独特のニオイがすることも。すぐに冷凍する人は気にしなくてもよいですが、朝炊いて夜まで保温するような使い方をする人はチェックしてみてください」
▼ごはんの劣化を防止する機能搭載の製品:釜内の温度をコントロールすることで水分の蒸発を抑えて、劣化を防止
・炊き分け機能

製品によっては、やわらかい・ふつう・かためなど好みのお米の食感に調整できます。「銘柄炊き分け」ができれば、ゆめぴりか、あきたこまちなどの銘柄の個性に合わせた炊き分けが可能。玄米・麦飯・雑穀米などの白米以外をおいしく炊きやすいモデルもあります。
「5,000円くらいの製品なら食感を調節できるモデルが選べます。銘柄炊き分け機能は。1万3,000円以上くらいの製品に搭載。アイリスオーヤマは安くて多機能な製品が多いので、1万円以下でも銘柄炊き分け機能が付いていることも」
・その他、便利な機能
予約機能や早炊き機能は多くの炊飯器に搭載されています。
予約機能 | 予約した時間に炊き上げることができる。夜にセットしておけば炊く時間のない忙しい朝でも炊きたてを食べられる。 |
早炊き | 普通炊きより10~20分ほど短い時間で炊ける。 |
エコ炊き | 電気代を抑えながら炊飯ができる。 |
クリーニング機能 | 内釜に水を入れて加熱することで、ニオイや汚れを落としやすくする。 |
調理コース | ごはんだけでなく、煮込み料理やパンやケーキを作れる。 |
糖質カット | 糖質を減らして炊飯ができる。 |
冷凍ご飯モード | 冷凍ご飯を再加熱したときにもおいしさがキープできるように炊飯する。 |
少量炊きモード | 5合炊き炊飯器で少量を炊くときでも、おいしく仕上がる。 |
4.お手入れのしやすさ

「炊飯器でお手入れするのは内釜と内蓋の2か所。製品によっては『蒸気蓋』などのパーツを洗う必要があります。お手入れの手間を減らしたいならパーツの数は少ないものを選びましょう。内蓋はパッキンを外さないで洗えるモデルのほうがお手入れは楽」
5.メーカー
安い炊飯器の定番人気のメーカー「アイリスオーヤマ」「山善」「象印」「タイガー魔法瓶」の製品の特徴を以下でご紹介。
・アイリスオーヤマ
「1万円以下でもIHだったり銘柄炊き機能があったり、コスパが非常によくておすすめ。マイコン式でも実際食べてみるとしっかりおいしいです」
・山善
「おしゃれなデザインのモデルが多いです。インテリアに調和する家電シリーズ『acorde』の炊飯器もあります。キッチンの家電デザインを統一したい人は選択肢にいれては?」
・象印
「ふっくらやわらか系のごはんが好きな人がおいしいと感じられるのが特徴。低価格帯は、昔ながらのなじみのあるデザインの製品が多いです」
・タイガー魔法瓶
「低価格でもおいしく炊ける炊飯器が多いです。最近は1人暮らし向けの炊飯器にも力を入れています。おかずを作れる小さめの『tacook』は、1人暮らしの狭いキッチンでも便利に使いやすい一台」
家電専門家おすすめNO.1の炊飯器
ここでは家電専門家の倉本さんがとくにおすすめの商品を3つご紹介!
専門家も愛用NO.1:A-Stage Re・De Pot PCH-20L

4合まで炊ける!専門家が太鼓判を押すおいしい炊飯器
「炊飯器というより圧力調理鍋みたいな感じですが、うちでは炊飯器として使っています。私は固めの食感が際立ったごはんが好きなんですけど、この商品はシャキッと仕上がるのですごく好み。シャキッと系のごはんが好きな人にはおすすめ。我が家にある5万円以上の高価格帯炊飯器にも負けない味です」
3合炊きおすすめNO.1:アイリスオーヤマ IHジャー炊飯器 3合 RC-IL30

IH炊飯器がこの価格で買えるのはすごい!
「アイリスオーヤマの製品は価格が安いのに多機能なものが多いです。IHをこの価格帯で出しているのはすごく魅力的です。また50銘柄の炊き分けができるのもうれしいポイント。ふっくらモチモチ寄りの、優しい味のご飯が美味しく炊けます。高級炊飯器並とはいいませんが、価格以上の美味しさです。」
1人用おすすめNO.1:サンコー おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器

1人暮らし用にもおすすめ!外出先でも炊きたてを食べられる
「お弁当箱で炊飯できるんですが、0.5合を最短14分で炊けます。美味しい炊飯器と比べるとサッパリした炊き上がりですが、炊きたてなら充分な美味しさ。見た目もかわいいです。最大1合までに炊けるので、お椀も汚さずそのまま食べられて便利」
安い炊飯器おすすめ12選|炊飯容量別に紹介
ここからはおすすめの安い炊飯器を炊飯容量別にご紹介します。倉本さんにお聞きした選び方のポイントや、Amazon・楽天の人気ランキングなどを参考に厳選しました。
5合炊きでおすすめの安い炊飯器
タイガー魔法瓶 マイコン炊飯ジャー〈炊きたて〉JBH-G101W

シンプル&リーズナブルな炊飯器
タイガー魔法瓶の5.5合炊きマイコン式炊飯器。シンプルな機能で、リーズナブルなのが特徴。「黒遠赤厚釜」採用で遠赤外線の効果により、ふっくらとした炊きあがりです。
「エコ炊き」では約30%の省スチームを実現し、電気代を抑えて炊飯ができます。ビーフシチューなどの煮込み料理もつくれます。保温時間は12時間。
象印 極め炊き IH炊飯ジャー NW-VB10-TA

独自の「豪熱沸とう」により、おいしく炊けるH炊飯器
象印の5.5合炊きIH炊飯器。「豪熱沸とうIH」採用で、沸騰したあとも高火力で炊き続けることにより、芯までふっくらとしたごはんに仕上がります。
「うるつや保温」搭載。保温時の最適な温度をコントロールすることで、水分の蒸発を抑えます。ごはんのおいしさを長時間キープ。保温時間は30時間。
「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3コースから好みの食感を選んで炊けます。におい残りを抑える「クリーニング機能」搭載。内蓋がカンタンに外せるのでお手入れもしやすいです。
アイリスオーヤマ IHジャー炊飯器 5.5合 RC-IL50

多機能!50銘柄炊き分け&低温調理ができる
アイリスオーヤマの5.5合炊きIHジャー炊飯器。極厚火釜には熱伝導率が高いアルミを使用しており、お米に熱が伝わりやすく、おいしくお米を炊きやすい仕様です。
おしゃれなデザインも特長で、カラーはアッシュグレー・ホワイト・ブラックの3色から選択可能。低温調理機能を搭載で、ローストビーフやヨーグルトを作れます。50銘柄の炊き分けも可能です。
おむすび・丼・冷凍ごはん・カレー・すし飯・食物繊維米の6モード搭載で、料理に合わせた最適な炊き加減に調整します。保温時間は12時間。
山善マイコン式炊飯器 YJD-M550

お手頃価格で炊き分け可能な一台
山善のマイコン式5.5合炊き炊飯器。おかゆ・玄米・すし飯・おこわなどの炊き分けができます。急いで炊きたいときに便利な早炊きコースも付いています。
タイマーも24時間まで設定が可能。事前にセットしておけば、忙しい朝に炊きたてのお米が食べられます。分解しやすくお手入れもカンタン。
3合炊きでおすすめの安い炊飯器
アイリスオーヤマ Smart Basic 炊飯器 RC-MA30AZ-B

31銘柄の炊き分けができる3合炊き炊飯器
アイリスオーヤマの3合炊きマイコン式炊飯器。お手頃価格ですが、31銘柄の個性に合わせた炊き分けができるのは魅力。操作性はシンプルで、使いやすいです。
5つの炊飯メニュー搭載で、無洗米・白米・炊きこみ・おかゆ・玄米が炊けますよ。シチューやカレーなどの煮込み料理や茶碗蒸しの調理も可能。
内釜には熱伝導率に優れる「極厚銅釜3層コーティング」を採用し、安いながらも、炊きムラを抑えて炊きやすい仕様です。
山善 炊飯器 YJR-M05(B)

便利な機能を多く搭載する格安モデル
山善のマイコン式3合炊き炊飯器。価格は安いですが、便利な機能も多く搭載しています。
クリーニング機能搭載で、炊き込みごはん後の気になるニオイ残りも抑えやすい仕様です。内蓋は取り外ししやすく丸洗いできるので、お手入れがカンタン。
玄米・雑穀米を炊くことが可能。パンも作れますよ。やわらかめ・ふつう・かための3コースから食感を選べます。タイマー機能は最大24時間設定可能。保温時間は12時間。
タイガー魔法瓶 tacook マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JAJ-G550

おかずも同時に作れる!コンパクトでかわいい炊飯器
タイガー魔法瓶の3合炊きマイコン式炊飯器。コンパクトで場所を取らずに使いやすいです。かわいいフォルムも魅力。カラーは「アッシュグレー」「コーラルピンク」「ナチュラルホワイト」の3種類から選べます。
付属のクッキングプレートを使えば、ごはんと同時に、エビチリやスポンジケーキなどのメニューも作れます。40レシピ以上掲載のクックブック付きで、料理の幅が広がりますよ。
「冷凍ご飯」メニュー搭載で、冷凍用のごはんをおいしく炊きやすいです。解凍したときのパサつきを抑えられる仕様です。
ネオーブ (NEOVE)マイコンジャー炊飯器 NRM-M35A

価格の安さ重視の人におすすめ
価格が非常に安いのが魅力の3.5合炊きマイコン式炊飯器。機能は最低限で、シンプル操作でカンタンに使いやすいです。
白米・早炊き・無洗米・玄米・おかゆの5つのメニューに対応。お知らせメロディー機能搭載で、炊き上がりのタイミングもわかりやすいです。
かわいらしい丸っこいフォルムも魅力。幅25.3×奥行32.3cmで1人暮らしでも使いやすいサイズ感です。
レコルト ヘルシーライスクッカー RHR-1

糖質約1/3カットできる、おしゃれ炊飯器
シンプルでスタイリッシュな調理家電が人気の「レコルト」が手掛ける3.5合炊飯器。インテリアにもなるようなおしゃれなデザインが魅力です。
独自の「糖質あらい炊き」により糖質を約1/3カットできます。低糖質ごはんを食べたい人におすすめの一台。
幅23×奥行23.5cmのコンパクトサイズで、置き場所も確保しやすいです。保温時間24時間。
0.5~2合炊きでおすすめの安い炊飯器
山善1.5合炊きマイコン炊飯器 YJG-M150

リーズナブル&コンパクトな1.5合炊き炊飯器
山善の1.5合炊きマイコン式炊飯器。幅16.7×奥行16.7cmのコンパクトサイズで、狭いキッチンにも置きやすいです。重量1.25kgで持ち運びも楽。
搭載されているボタンは4つだけ。表示パネルも見やすく、誰でも操作しやすいです。おかゆモード搭載で、カンタンにおかゆが作れますよ。
ホワイトとブラックの2色展開。おしゃれなデザインでインテリアにもなじみやすいです。保温時間は3時間。
MAXZEN 2.0合炊飯器 RC-MX201

シンプルな機能性でリーズナブルな2合炊き炊飯器
機能は最低限ですが、価格の安さが魅力のマイコン式炊飯器。炊飯容量は2合で、1~2人暮らしにもちょうどいいです。
炊飯・早炊・無洗米・玄米の4つのメニューから選択できます。操作部はタッチパネルでボタンのないフラットデザインなので、汚れがついたときに拭き取りやすいです。
幅20.8×奥行18.8cmとサイズが大きすぎず、スペースを確保しやすいです。重さ1.7kgで持ち運びもしやすい仕様。保温時間は24時間と長いです。
パナソニック ミニクッカー SR-MC03-S

約20分で炊飯可能!1人暮らし向きの一台
パナソニックの1.5合炊き炊飯器。保温機能は搭載されていないので、すぐに食べきるか冷凍保存するような使い方に向いています。
付いているボタンはひとつだけ。操作はカンタンで、お米を浸水させてから、電源コードを差し込みスイッチを押すだけで炊飯できます。
野菜スープ・寄せ鍋などの煮込み料理もつくれます。1合約20分で炊飯可能。炊飯が完了したら約15分蒸らす工程が必要ですが、全体的にスピーディーに炊けますよ。
Q&A|おいしく炊くコツは?
Q.炊飯器でおいしく炊くコツは?
A.「お米を浸す工程を自動でやってくれるかを確認することが大切。浸水工程がないものは、お米を洗って水に30分浸けてから炊くとおいしく炊けます。
お米の炊き方は全部同じと思われがちですが、製品によって特性や機能が違うので、それに合わせて微調整することでグッと美味しさが増すでしょう。取扱説明書をしっかり読んで、製品に合った運用をしてください」
Q.炊飯器で炊いたごはんをおいしく食べきる方法?
A.「安い製品の場合は、保温性能が控えめなことが多いので、保温している間にお米が劣化して臭くなることも。炊いたらすぐに冷凍するとおいしく食べられますよ」
Q.炊飯器を長く使うコツは?
A.「製品ごとに取り扱い方法が異なるので、取扱説明書を読み、寿命を縮めるような使い方を避けることが大切。たとえば、洗わなきゃいけない部分を洗わないことで、センサー周りに不具合が起きることもあります。センサーがやられると加熱の調整がうまくできなくなりますよ。
また、製品によっては内釜のコーティングが弱くて、お米を内釜のなかで洗ってはいけない炊飯器も」