暑さが厳しい毎日ですね……。
筆者の自宅は自治体の可燃ごみ回収日が週2回なので、この時期の生ゴミ問題は本当に深刻です……。
回収に出すまでの間、生ゴミの匂いや腐敗を防ぎたい!とあるものを導入しました。
生ゴミをパリパリに
島産業 パリパリキューブライトアルファ 25,800円(税込) ※Amazon参考価格)
島産業の家庭用ごみ処理機「パリパリキューブライトアルファ」は、生ゴミを温風乾燥させてパリパリにしてしまうらしいスグレモノ。
本体カラーはパリパリキューブライトがブルー、トリコロール、トリコローレの3色。アルファ(流通限定品)が、写真のシルバー、ピンク、グリーンの3色展開です。
どのくらいパリパリになるのか、早速試してみました!
まずは、フィルターのシールをはがそう
使い始める前にまずは脱臭フィルターのシールをはがすのを忘れずに。
上部のリング状の部品とフタを外して、セットされているフィルターを取り出して上下2枚のシールをはがします。
そのまま使ってしまうと故障の原因にもなるそうです。
三種類の生ゴミを入れてみた
まずは、よくある玉ねぎの皮やピーマンのヘタと種などの野菜くず。
この時期よく出て処理に困るのがメロンやスイカなどの果物の皮です。
果物が大好きでよく買うんですが、やはり皮の始末が大変なんですよね。
重くて水分も多いし、何よりも他の生ゴミよりも虫が寄ってきやすい気がするんです。
さらに、グリルで焼くだけで主菜の一品になる干物。
美味しいし、調理は楽なのですが、捨てるまでの匂いが気になって夏場はつい魚を食べるのを避けがちになってしまいます。
匂いや腐敗で困らないようになれば、もっと積極的に果物やお魚を食べられるのに、といつも思っています。
三種類の生ゴミ、乾燥前の重量は368gでした。
生ゴミ量が400g以下だったので、節電モードでも大丈夫なのですが、今回は乾燥しにくい魚の骨が入っているので通常モードで。
カットできる生ゴミは小さく切った方が乾燥しやすいそうですが、今回はあえて大きいまま入れてみました。
9時間後……果たして?
小さくカットせず大きいまま入れたメロンの皮がカリカリに!
しっかり乾燥しています。
では、実際乾燥前と乾燥後ではどのくらい重さが減っているのか計ってみました。
乾燥後の重量は……95g! ほぼ1/4に減りました。
こんなに減るなんて、感動です。
乾燥に9時間かかるので、商品説明を読んだ時は正直「ずいぶん時間がかかるな」と思いました。
でも実際使ってみたら、夕食後その日出た生ゴミをパリパリキューブにセットしてしまえば、寝ている間にすっかり乾燥してくれるので、時間がかかるストレスはほぼゼロ!
気になる匂いは?
パリパリキューブには大きな脱臭フィルターがセットされているので、乾燥後の生ごみの匂いもかなり軽減されたように思います。
メロンの甘い匂いや野菜くずの青臭い匂いはほぼありません。
ただし、魚の魚臭さはゼロというわけではなく、干物の香ばしい香りは残る感じでした。
もともと匂いの強いものは匂いが消えにくいのかもしれません。
動作音はどうなの?
温風乾燥させるとなると、気になるのは動作音や室温への影響です。
動作音については、我が家で使用しているサーキュレーターの弱よりも弱く、気になって睡眠に影響が出るような音量ではありませんでした。
専用防振マットのお陰かもしれません。
キッチンの床に設置して使用したのですが、温風乾燥だから周囲がとても暑くなってしまうのでは?との心配もいい意味で裏切られました。
拍子抜けするほど、本体横にいても温度変化を感じませんでした。
熱風乾燥ではなく温風なので、エアコンを効かせた室内でも気にせず使えています。
自治体の助成が受けられる場合も
筆者の住んでいる自治体では、家庭用コンポスト・生ごみ処理機への助成事業を行っていたため、事前に申請の上購入して助成金の申請をしたところ、2週間程度で購入金額の半額が助成されまれました。
助成金額の上限や条件は各自治体によって異なるため、購入前に調べてみると自己負担を少なく買えるかもしれません。