大画面の映像を手軽に楽しめる、モバイルプロジェクター。小型で持ち運びがしやすく、キャンプやビジネスシーンなどの外出先でカンタンに動画鑑賞やスライドショーができます。スペースを取らず、お部屋間の移動もしやすいので、家庭用としても重宝します。
本体単体でNetflixやAmazon Prime Videoなどの動画コンテンツを視聴したいなら、OSの有無を確認することが大切。価格帯で性能が大まかに決まります。6万円程度の製品は画質と機能のバランスに優れるのでおすすめ。セットアップの手間を減らしたい人は自動補正機能にも注目してみましょう。
今回は、モバイルプロジェクターの選び方を、デジタルアイテムのトレンドを追うテクニカルライターの小暮ひさのりさんが解説。安いモデルの特徴や、天井投影モデルについても丁寧に説明します。また小暮さんにお聞きした選び方のポイントを参考に、おすすめモバイルプロジェクターを価格帯別に厳選してご紹介します。
小暮ひさのりさん
編集プロダクションを経て独立。PC誌やWEB媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追っているテクニカルライター。
モバイルプロジェクターおすすめ8選|価格帯別に紹介
-6万円程度のモバイルプロジェクター
-10万円程度のモバイルプロジェクター
-1~3万円程度のモバイルプロジェクター
モバイルプロジェクターとは?活用方法

モバイルプロジェクターは、持ち運びがカンタンにできる小型のプロジェクターのこと。バッテリー搭載モデルが主流で、アウトドアや会議などの電源がない環境でも気軽に大画面を投影できるのが特長です。なかには手のひらサイズで収まるような小型な製品も。
「モバイルプロジェクターはセットアップがカンタンで投影場所を限定せずに使えます。アウトドアシーンだけでなく、自宅のなかで書斎やリビングなど場所を変えて使うのにも便利。
モバイルプロジェクターは据え置きモデルと比べるとコンパクトで、サウンドの大きさや明るさは控えめ。据え置きモデルのほうが高画質なモノが多いですが、利便性を求めるならモバイルプロジェクターがおすすめですね」
▼モバイルプロジェクターの例

▼据え置きモデルの例

モバイルプロジェクターの選び方

モバイルプロジェクターを選ぶときのポイントは以下の通り。
■ 選び方のポイントの概要 ※各項目、文中で詳しく解説
1.価格:3万円程度の商品は画質や音質にこだわりがなければOK。6万円程度の商品は画質と機能のバランスがよくておすすめ。
2.解像度:480pは画質が粗く感じることも。HD以上を選ぶのがおすすめ。
3.ルーメン:暗い部屋なら200ANSIルーメン以上がおすすめ。
4.投射距離:事前に投影場所を決めて必要な投射距離を確保できるか確認しておく。
5.自動補正:自動台形補正やオートフォーカス機能があれば、セットアップの手間が減る。
6.OS:OS搭載モデルは本体単体でNetflixなどの動画サービスの映像を投影できる。
7.接続方法:HDMI端子があるとPCやゲームに接続しやすい。Wi-Fi対応ならスマホの接続がカンタン。
8.持ち運びやすさ:宅内なら2kg以下、キャンプ用なら1kg以下が目安。映画を観るなら最低でも2時間は充電なしで動くモデルを。
9.音質:8畳間なら5W以上、リビング用は10W以上がおすすめ。
10.天井投影:天井に映せると、大画面を投影できる壁面がないときに便利。
価格
モバイルプロジェクターの価格帯のボリュームゾーンは3~6万円。安いもので1万円以下、高いもので10万円以上のものまであります。価格帯によって、映像の映りのよさが大まかに決まります。
「1万円以下の製品の数は少ないです。映像は映せますが画質のキレイさは他と比較すると大分控えめ。
3万円程度の製品は、画質や音質にこだわりがなく、シアター感を味わいたい人にはよいでしょう。とりあえず使ってみたい人はこのラインから選ぶのがおすすめ。モバイルプロジェクターの利便性は十分に感じられますよ。
6万円程度の製品は、画質と機能のバランスがよくて、個人的にはおすすめできるラインです。画質は、キレイに観られるHDクラスが多いですが、より高画質なフルHDのモデルもあります。
10万円程度の製品は、ワンランク上の画質を求める人におすすめ」
解像度
480p:720×480p
HD:1,280×720p
フルHD:1,920×1,080p
解像度が高いほど高精細な映像を楽しめます。解像度が高いものほど高価なので、価格とのバランスを考慮して注目してみてください。
「480pはキレイな画質を求める人には不向きです。個人的にはHD以上のモデルから選ぶのがおすすめ」
ルーメン(映像の明るさ)
「ルーメン(Lm)」は明るさを表す単位のことで数値が高いほど明るくくっきりした映像に映ります。暗い空間ではそれほどルーメンの高さを必要としませんが、明るい空間や大きい画面でキレイに観るためには、高いルーメンの数値を必要とします。
「ルーメンは、各メーカーが公表している値なので明確な基準はありません。最近は『ANSIルーメン』という基準に沿って、明るさを表示しているメーカーが多いです。ANSIルーメン基準でいえば、100インチは200ルーメン以上あれば暗い部屋でキレイに観られますよ」
▼キレイに観られるルーメン(ANSI基準以外)の目安
80インチ | 暗い部屋:1000ルーメン以上 |
100インチ | 暗い部屋:2000ルーメン以上 |
【コラム】会議・ビジネス用で必要な明るさ
「会議室は、部屋を真っ暗にできない場合があるので、なるべく明るいモデルを選んだほうがいいです。
こぢんまりしたミーティングスペースで暗くできるなら、1000~2000ルーメンクラスでもOK。ANSIルーメン基準なら200以上あればよいでしょう。
大きい会議室で使う場合はモバイルプロジェクターだと明るさが足りないことがあるため、据え置き用も検討してみてください」
▼300ANSIルーメンと100ANSIルーメンの映り方の違いを以下の記事でレビューしています。
投射距離
投射距離とは、スクリーンとプロジェクターレンズまでの距離のこと。100インチを映すには大体2.5~3mの投射距離が必要ですが、製品によって必要な投射距離は異なります。
「『インチ×2.5~3cm』で視聴距離の目安が算出できます。何インチの画面を観たくて、何メートル確保すればいいのかを、事前に投影場所を決めてメジャーで測っておくとよいでしょう。
投射距離が短くても投影できる短焦点のプロジェクターならスクリーンの手前に置いて映像を映せます。高価ですが、30cmの視聴距離でも80インチくらいまで画面を映せるので、狭い部屋でも圧倒的に使いやすいです」
▼商品別の投射距離の目安
Anker Nebula Astro | 30インチ:0.87m 60インチ:1.73m 100インチ:3.08m |
Acer C250i | 40インチ:1.07m 60インチ:1.60m 80インチ:2.15m 100インチ:2.67m |
自動補正

▲下から投影すると、上のほうが広がり下のほうが狭まる。台形補正があるとキレイな四角に調整してくれる。
プロジェクターの映像をキレイに表示するには、映像の形を四角に整えたりピントを合わせたりする必要があります。
「モバイルプロジェクターは同じ場所で使えるとは限らないため自動補正機能があると、毎回手動で画面調整をする手間が省けて便利。ひと手間減るだけでも利用のしやすさは大きく変わりますよ」
自動補正機能には「台形補正」「オートフォーカス」があります。台形補正ができると台形の歪みを補正して、キレイな四角い映像を表示。オートフォーカス機能があると、ぼやけた映像にならないように自動でピントを合わせてくれます。
「台形補正はタテだけでなくヨコ補正にも対応していると、斜めから投影したときにキレイな映像に補正されます」
OS

OSが搭載されていると、プロジェクター単体でNetflixなどの動画サービスの映像を投影できます。テレビと同じような感覚で操作ができるようになり便利。
「基本的にはOS搭載モデルを選ぶのがおすすめ。本体単体でコンテンツを再生できたほうがモバイルプロジェクターの利便性をより感じられます。
OSによっては対応していない動画サービスもあります。自分が観たい動画サービスが対応しているかは事前にチェックしておくことが大切」
接続方法

モバイルプロジェクターはHDMI端子に接続できると便利。Wi-Fi対応であれば、ケーブル接続不要でiPhone・スマートフォンの動画や写真を手軽に投影できます。なかには、SDカード対応モデルも。
「HDMI端子があると、ゲームやパソコン、ビデオカメラの映像を投影しやすくなります。Fire TV Stickを挿せるようになるので、本体のOSが対応していない動画サービスも視聴可能に。
Wi-Fi対応モデルが主流ですが、なかには対応ではない製品もあるので確認しておくとよいでしょう。Bluetooth対応だと、Bluetoothスピーカーに接続できます。
SDカード対応だと、デジカメで撮影した画像や動画を観たいときに使えます。ネットワーク環境がなくても使えるようになるので、ビジネスシーンで資料や映像を投影したいときに便利。
持ち運びやすさ

持ち運びやすさは、重量やバッテリー容量に注目してみてください。
「宅内で部屋間を移動するときは2kg以下なら持ち運びしやすいです。キャンプ用なら荷物量にもよりますが、1kg以下を目安にするとよいでしょう。
コンパクトなモデルほど解像度や明るさは控えめな傾向にあるので、持ち運びやすさと画質のバランスを考慮して選んでみてください。
バッテリー容量が大きいほど長時間使えます。映画を観るなら最低でも2時間は充電なしで再生できるモデルがおすすめ」
音質
スピーカー内蔵モデルは、外部機器に接続せずに本体単体で音を出せます。
「高価なモデルほどスピーカーの性能が高い傾向にあります。本体のスピーカーを使って映画などの映像を楽しみたいなら、5万円以上のモデルから選んだほうがいいでしょう。
W数に比例して大きい音がでます。8畳くらいの空間で動画視聴するなら5W以上、リビングなどの広い空間なら10W以上のスピーカーがおすすめ。
モバイルプロジェクターは据え置き型に比べると搭載できるスピーカーの口径も小さいので、音質のクオリティは控えめ。ワンランク上の音質を求めるならAUX端子やBluetooth出力できるモデルを選び、外部スピーカーに接続するとよいでしょう」
【コラム】モバイルプロジェクターの動作音はうるさくない?
「モバイルプロジェクターの動作音は、動画などを再生しているときは気にならない印象です。動作音が気になる人は『すごくうるさい』などの口コミがないかをチェックしておくとよいでしょう」
天井投影

天井投影可能だと、大画面を投影するための壁面がないときでも、天井に映せて便利。また、寝ころびながら映像を観られるようになります。
「天井投影対応のモデルは90°上向きに角度調節できたり、本体の背面が平面になっていて床に置けるようになっていたり、本体を上に向けやすい構造になっていますよ」
専門家が初心者におすすめするモバイルプロジェクターは?
「XGIMI Halo+は、本体の重量がありますが、解像度はフルHDで、スピーカーも高品質なものを使用しています。映画やネット動画鑑賞を存分に楽しめるでしょう。
手頃な商品もありますが、個人的にはせっかく購入するならちょっと奮発して高品質なものを買うことをおすすめします」
モバイルプロジェクターおすすめ8選|価格帯別に紹介
ここからはおすすめのモバイルプロジェクターを価格帯別にご紹介。小暮さんにお聞きした選び方のポイントや、Amazon・楽天の人気ランキングなどを参考に厳選しました。
6万円程度のモバイルプロジェクター
Anker Nebula Capsule II

高機能で持ち運びしやすい、モバイルプロジェクターの定番
数々のアワードを受賞した大人気のモバイルプロジェクター。画質・機能・携帯性に優れる、初心者にもおすすめの一台。
最大100インチの大画面。500ml缶よりも小さいサイズで、持ち運びがしやすいです。動画が約2.5時間連続再生できるのも魅力。
8Wのスピーカー搭載・Dolby Digital対応でスピーカーの性能も優秀。オートフォーカス機能も搭載で、ピントも自動で合わせてくれるので楽。
Android TV搭載で「Netflix」「YouTube」「TVer」「Abema TV」「Disney+」など幅広い映像コンテンツを視聴できます。
重量 | 0.74kg |
投影サイズ | 20-100インチ |
OS | Android TV 9.0 |
ルーメン | 200 ANSI ルーメン |
解像度 | 1280×720 |
WI-FI | 対応 |
Bluetooth | 対応 |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | 約2.5時間 |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | 有 |
「Anker Nebula Capsule II」は現在、共同購入サイト「CoSTORY」にて、24時間限定・特別割引で購入できるチャンス!
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XGIMI MoGo Pro

フルHDの高解像度、300ANSIルーメンで映像がキレイ
フルHDの高画質で鮮明で美しい映像が楽しめます。300ANSIルーメンで、白い部分もはっきり映りやすいので全体的にシャープな映像を投射します。
最大投影サイズ100インチなので、大きな画面で映画を観たい人におすすめ。「Harman Kardon」高音質スピーカー搭載で音質もバッチリ。
オートフォーカス機能により、起動後5秒でピント調節が完了します。「自動台形補正」機能も採用しているので、セットアップの手間が少なく手軽に視聴できるのも魅力。
重量 | 0.9kg |
投影サイズ | 最大100インチ |
OS | Android TV 9.0 |
ルーメン | 300ANSIルーメン |
解像度 | 1920×1080 |
WI-FI | 対応 |
Bluetooth | 対応 |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | – |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | 有 |
ASUS ZenBeam S2

手のひらサイズで、短焦点投影可能
軽量497g、手のひらサイズの小型のモバイルプロジェクター。1mの距離で40インチ、3mで120インチの短焦点投影が可能。狭いスペースでも使いやすいので、家庭だけでなくビジネス用にも向いています。
6,000mAhの大容量バッテリーを搭載。1回の充電で最大3.5時間と長時間連続で使えます。3秒オートフォーカス機能採用で、セットアップもスピーディーにできます。
重量 | 0.497kg |
投影サイズ | 60~120インチ |
OS | – |
ルーメン | 500ルーメン |
解像度 | 1280×720 |
WI-FI | – |
Bluetooth | – |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | 3.5時間(ECOモード) |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | 有 |
Acer C250i

どの角度にも安定して置ける!モバイルバッテリーとしても使用可能
12面体ボディ採用で、スタンド不要で角度調節が可能。天井やななめの壁面にも投影できます。
世界で初めて「オートポートレートモード」を採用。スマートフォンの縦長・横長のコンテンツもフルスクリーンで映せます。接続もワイヤレスでカンタンにできますよ。
9,000mAhの大容量バッテリー内蔵でモバイルバッテリーとしても使えるのはおもしろい機能。775gと軽量なので持ち運びも楽。専用ポーチ付属で、バッグに入れやすいです。
重量 | 0.775kg |
投影サイズ | 29-100インチ |
OS | – |
ルーメン | 300ルーメン (標準)、 80ルーメン (ECOモード) |
解像度 | 1920×1080 |
WI-FI | 対応 |
Bluetooth | 対応 |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | 5時間 (BluetoothRスピーカーのみ使用時)、3時間 (ECOモード)、1時間 (標準) |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | – |
10万円程度のモバイルプロジェクター
XGIMI Halo+

大画面200インチ、クラス最高の明るさ
900ANSIルーメンと圧倒的な明るさで、キャンプなどの屋外で投影する用途にも向いています。
最大投影サイズ200インチ、フルHDの高画質で映画などを楽しめます。HDR10技術採用で、高コントラストでメリハリのある映像に。フレーム補完技術「MEMC」により、激しい映像も乱れを抑えて再現できるので、ゲームやスポーツ映像を投影する用途にも向いています。
「Android TV 10.0」採用で、「Prime Video」「YouTube」など、5,000種類以上のアプリを使えますよ。数秒で起動して画面補正を行うので、面倒な画面調整の作業を減らせます。
重量 | 1.6kg |
投影サイズ | 最大200インチ |
OS | Android TV 10.0 |
ルーメン | 900ANSIルーメン |
解像度 | 1920×1080 |
WI-FI | 対応 |
Bluetooth | 対応 |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | 約2時間(動画再生)、約4時間(音楽再生) |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | 有 |
1~3万円程度のモバイルプロジェクター
Anker Nebula Astro

りんごサイズで持ち運びがカンタンで、天井投影可能
重量約380gの手のひらサイズなので、持ち運んで使いたい人にはおすすめ。1回の充電で、約2.5時間連続で動くため、映画も最後まで観やすいです。
小さいお子さんがいても安心できる機能を多く搭載。「アイガード機能」では、お子さんが光源に近づいたときに自動で投影を停止。ペアレンタルコントロール機能では、アプリの使用可能時間の制限ができます。
解像度は480p。手頃な価格で持ち運びしやすいモノがほしい人向き。専用アプリ「Nebula Connect」を使えば、スマートフォンをリモコン代わりに使うことが可能です。
重量 | 0.38kg |
投影サイズ | 20-100インチ |
OS | Android 7.1 |
ルーメン | 100ANSIルーメン |
解像度 | 854×480 |
WI-FI | 対応 |
Bluetooth | 対応 |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | 2.5時間(動画) |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | – |
BENQ GV1

無線接続OKで、持ち運びも楽
Wi-FiやBluetoothと無線接続が可能。ケーブルを接続することなく、スマートフォンやPCの映像を気軽に映せますよ。YouTubeやNetflixも本体単体で視聴可能。
重量708g、500mlのペットボトルとほぼ同じサイズ感で持ち運びも楽ちん。バッテリーは最大約3時間もつので、スポーツや映画などを長時間視聴するときも安心。
自動台形補正機能で歪みを自動で調整。サッと取り出してすぐに使いやすい、ビジネス用プロジェクターを探している人にも向いています。
重量 | 0.708kg |
投影サイズ | 30-100インチ |
OS | AndroidベースのOS内蔵 |
ルーメン | 200ANSI |
解像度 | 854×480 |
WI-FI | 対応 |
Bluetooth | 対応 |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | 約3時間 |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | – |
サンワサプライ PRJ-9

スマホ感覚で持ち運べる、重量169g
厚さ17.2mmと非常に薄いので、スペースを取らずにバッグに収納可能。名刺入れほどのサイズなので出張やキャンプなど、外出先に気軽に持ち運びしやすいです。
「ファンレス静音仕様」なので静かな状況でも動作音が気になりにくいですよ。本体裏には三脚取り付け用のネジ穴が付いています。
スマートフォンやタブレット、ブルーレイレコーダーの映像を、HDMIで接続して投影することも可能。画質のキレイさは控えめですが、少人数の会議用にも向いています。
重量 | 0.165kg |
投影サイズ | 10-60インチ |
OS | – |
ルーメン | 30ルーメン |
解像度 | 640×360 |
WI-FI | – |
Bluetooth | – |
HDMI | 有 |
連続投影時間 | 最長2時間 |
スピーカー | 有 |
オートフォーカス | – |
自宅の壁に投影できる?専用のスクリーンは必要?
プロジェクターは自宅の壁面に投影することも可能です。キレイに観るためには以下の3つのポイントに注目するとよいでしょう。
<壁面にキレイに映すためのポイント>
1.壁の色は白:白は多くの光を反射するので、明るく鮮明に観えやすい
2.凹凸がなく滑らか:凹凸があると映像が歪む原因に
3.壁に模様がない:模様があると映像に映ることがある
よりキレイに観るには専用のスクリーンがあるとよいでしょう。
「専用のスクリーンはあったほうがよいです。キレイに光を反射できないとモバイルプロジェクターの性能をフルに発揮しきれません。スクリーンがなくてもニトリで売っているような遮光ロールスクリーンで代用することができますよ」
▼ニトリ「遮光ロールスクリーン」

GIZMODOではさまざまなモバイルプロジェクターを個別に紹介しています。気になる方はチェックしてみてくださいね。