ギズモード・ジャパンより転載。
中国語の「魔法の動き」が名前の由来だって。
ミュンヘン生まれで、ドイツデザイン賞「特別賞」も受賞した電動アシスト自転車「mocci Magic Ride」。ペダルはありますが、その先にはチェーンやベルトのような機械的に動力を伝達する仕組みがなく、ペダル発電でハブモーターを回して走るのが特徴です。
新ジャンル「SPV(スマート・ペダル・ヴィークル)」
取り外しができる充電池も備えていますが、モーターを回すためではなく走行距離を80kmに伸ばすためのもので、あくまでもペダルで発電することにこだわっています。充電式は結局化石燃料で発電された電力を使ったら、100%エコでなくなってしまいますもんね。
メンテナンスが楽な設計で業務用にもGOOD
従来の電動自転車よりも部品が少なくメンテナンスが楽なのも特徴。フレームには金属を使わず、再利用可能なポリアミド樹脂が採用されています。一体成型のホイールも部品を減らし、トラス構造のセンタースタンドも一体型。前後にカゴを付け、荷車を牽引して走れるので、配達や荷物が多い業務用に向いています。
搭載コンピューターは無線でのアップデート機能や、GPSも装備。ネットワークにつながったスマートビークルとしての用途が想定されています。レンタサイクルにしても追跡しやすいですし、郵便屋さんや宅急便がコレに乗ってきたら、ちょっとカッコ良いですよね。
Xiaomiの「電動空気入れ」で、空気入れがこんなに楽になるなんて…
モンベルのサイクルグローブで自転車通勤が超快適になったよ!
Source: YouTube, Instagram via mocci (1, 2, 3) via YANKO DESIGN
text by 岡本玄介