※本記事は2020年6月27日の記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by Bon-Masu
梅雨入り前に、長靴を新調しました。
タフな釣り用を庭作業でも兼用してきたのですが、兼用をやめて、もっと軽快な長靴が欲しくなったのです。
庭作業に最適で、雨の通勤にも使える軽快な長靴です。
ペスカドールブーツ
選んだのはアウトドアブランド、モンベルの「ペスカドールブーツ」のショート丈。
農作業や水産業、ガーデニングや、雨の日のタウンユースに至るまで幅広く使えるラバーブーツです。
光沢を抑えた落ち着いた質感で、日常でも着用しやすいデザイン。
膝下までのレギュラーとショートタイプがあり、それぞれ男性用と女性用が用意されています。
カラーはブラックネイビーとダークブラウンの２色、ショートはダークブラウンの1色のみ。
サイズは女性用22.0〜26.0、男性用が25.0〜29.0のそれぞれ5サイズ用意されています。
アッパーの素材は、PVC（耐油配合）で、ライニングはポリエステルです。
アウトソールは濡れた地面でも滑りにくい独自のパターンで作られています。
フィッテイングのためのインソール
まず、通常のインソールがウォーキングシューズのようなしっかりした作りになっていて良いですね。
サイズ展開が1cm刻みなのと、幅広甲高な足形を使用しているため、インソールだけではフィットしない人もいると思います、私も足の幅がないのでフィットしません。
そんな人のために、サイズ調整のためのインソールが別に付属しています。
2つのインソールを使って、いい感じにフィッティングすることで、片足で約600gの重量（ラバーブーツとしては十分抑えた重量）が、とても軽く感じるようになります、女性にも重すぎることはないと思います。
脱ぎやすさという機能
踵の上についたヒールブロックのおかげで、手を使わなくても脱ぐことができます。
つま先で別の足のヒールブロックを押さえるようにしても良いですし、踵で押さえるようにしても良いですね。
私には必須の機能でした。
小さな庭ですが、野菜や小さな盆栽がたくさんあり、庭と部屋の出入りの際には、鉢や道具など、必ず何か手に持っています。
フィットしている長靴が手を使わないで脱げる、必要充分条件です。
転びそうになる場合もあるので、慣れるまでは、椅子に座って脱ぐのがオススメですよ。
動きやすさから来た形
ショートタイプは、横から見た時に上部（足入れ部分）が水平ではありません。
前側と裏側それぞれが低くなっていて、特に後ろ側（アキレス腱のあたり）が低くなっていますね。
少し使用しただけでこの形が実に納得できます、歩きやすいですし、庭仕事の様々な足の動きがとてもスムーズにできます。
以前の製品であるパンタナルブーツショートは上部が直線でした、おそらく、使い込んでアップデートしてきたデザインなんだろうと思います。
農林漁業用のギア
モンベルのカタログやオンラインショップには、農林漁業というカテゴリがあります。
製品数も増えて、年々充実して来ているようです、この長靴もそうですが、価格も抑えられている感じがします。
アウトドアメーカーが農林漁業を意識するのは、とても良いですね！ 農林漁業はアウトドアですものね。
アウトドアスポーツに求められる性能や快適さが、農林漁業の現場にも広がっていく。
ついでに機能だけでなく、ワークウェアやギア類が、どんどんカッコ良くなっていったら素敵ですよね。
こんなことを言うと、その道のプロに失礼かもしれませんが、私はマルチワークに取り組んで来て、本業と副業の境界、そして仕事と趣味の境界も徐々に曖昧になってきました。
通勤も、庭仕事も、盆栽作りも、トレッキングも私の中では、全てが楽しいアクティビティであり、真剣に取り組むべきワークでもあります。
こんな考え方も、新しい生活様式に取り入れていきたいなぁと、そんなことを考えさせてくれる長靴でした。
みなさん、モンベルの農林漁業用ギアは全体的に注目ですよ。
ワークマンの「防水シューズ」もすごい！
10秒で折りたためる傘って？
