暑い夏がやってくると、ついつい植物にもたくさん水を与えたくなりますが、その水を与えすぎてしまうことで根腐れの要因にもなってしまいますよね。大切に育てている植物だからこそ、枯らさない工夫として「鉢」からじっくり選ぶのもおすすめです。
お部屋に馴染みやすい鉢であることを前提に、機能性も劣らない鉢を3つピックアップしてみました。
根腐れしにくい秘密アリな「アートストーン」
(左)「アートストーン キューブR M」 990円(税込)/(右)「アートストーン SSS」 550円(税込)
とっても画期的な仕組みのおかげで、自然環境に近い状態で植物を育てられるこの鉢。
その秘密は鉢の底部分にあります。この鉢の底には貯水スペースがあり、底面給水できるようになっているのです。
底面の貯水部分から植物に水分を与えられるので、自然に近い環境で植物を育てられます。必要以上のお水は、鉢底の裏側にある穴から排出可能。
水やりの不足・過多で枯らしてしまうことが多い私にとって、底面給水にも頼れるのはかなりありがたいな〜。
とにかく軽いのも、この鉢の好きなところ。
この鉢は、樹脂に石や木のパウダーを混ぜた、リサイクルプラスチックでできています。鉢が重たいと何個もある植物を運ぶのが大変なのですが、これは鉢自体が軽くて移動させやすいのも気に入っています。
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ハチと受け皿が分かれるTENTの「プラントポット ハチ」
TENT 「プラントポットハチ」 3号サイズ 4,950円(税込)
先に紹介した「アートストーン」と同じように根腐れしにくい仕組みを持っているのが、TENTの「プラントポット ハチ」。
一般的には完全に別れている鉢と受け皿が、ひとつになっているんです。右のパーツがいわゆる受け皿に当たる部分で、左のパーツは上下逆にしていますが、鉢になります。
合体させることで鉢が浮いたような状態になり、上部から入れた水が下の穴から溢れ出ても直接土に触れにくい構造になっています。
そのため土の底に水がついている状態にならず、簡単に水も捨てられるため、根腐れがしづらくなるというわけです。
なお鉢の上部には11個×3箇所の小さな通風孔があります。茎や葉のみならず、根も呼吸しやすい状態になっているんですね。
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サイズ調整も自由自在「ルーツポーチ」
Root Pouch Brown 8L 持ち手なし 500円(税別)
園芸のプロも認める「ルーツポーチ」。その最も評価されているポイントが不織布由来の通気性と水捌けの良さです。
植木鉢の中は常に新鮮な酸素が循環し、水捌けの良さを活かしつつ適度な水分を保ってくれることで、根腐れをすることもなく、他の素材の鉢と比べて細かく健康的な根が育ちやすいのだそう。
通気性と水捌けの良さに加えて、とっても嬉しいポイントがもうひとつ。
植木鉢を探す際に悩ましいのがサイズ選び。植物よりひと回り大きな鉢が理想的ですが、フィットするサイズの鉢ってなかなか見つからないですよね。
でも、ルーツポーチなら、高さを調整する場合はこのように外側に折り曲げ、
横幅を調整する場合はこうして内側に折り込むことで、それぞれ調整することができました!
観葉植物を室内で育てる場合、日中は陽の当たる場所へ動かす必要がありますが、ルーツポーチは鉢自体が軽いため楽々と持ち上げることができます。
またその軽さと丈夫さを活かして吊り下げて使うこともできるため、限られたスペースを最大限に活かした「緑のある生活」を始めることができそうです!
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