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パタゴニアのお店の一角に、ビールや缶詰、レトルトパウチなどが並べられた食品コーナーがあるのをご存知ですか?

店舗によってはなかなか大きなスペースが取られ、ファッショナブルなレシピブックなども用意されているため、ついつい引き寄せられてしまいます。

以前はそんなラインナップの中からサバ缶をご紹介しましたが、今回はスープを試してみました。

有機食材を使ったパタゴニアのスープ

パタゴニアのスープ

5つあるスープパウチのうち、今回試してみたのは…

・グリーン・レンティル・スープ
・ツァンパ・スープ
・ブラックビーン・スープ

の3種類。

パタゴニアのスープ原材料

原材料に目をやりますと、メインの豆のみならず、具のとうもろこしやトマト、味付けの香辛料や唐辛子にいたるまで、すべての素材に「有機」の文字が光ります。

地球環境の保護や改善に取り組むパタゴニアらしい、ブランドならではの強いこだわりを感じました。

10分で簡単調理

そしてもうひとつ注目したのは、パッケージ端についていたこちらのクロックマーク。説明書きによりますと、10分間で本格的なスープが楽しめるとあります。

短い調理時間と手軽な工程。真っ先に頭に浮かんだのはキャンプでの食事風景でした。

さあキャンプへ

シンプルにスープとしていただく「ツァンパ・スープ」

パタゴニア「オーガニック・ツァンパ・スープ」

パタゴニア 「オーガニック・ツァンパ・スープ 2食分」 842円

耳慣れない “ツァンパ” という食べ物は、中央アジアを原産とするムギの一種で、チベットの人々の主食なのだそう。

家庭はもちろんのこと、持ち運びや調理が簡単なため、現地では旅行者のための携帯食としてもポピュラーなのだと知りました。

パタゴニアのツァンパスープは、そんなツァンパにマッシュルームや玉ねぎのだしが上品に効いています。

調理風景

調理は大変簡単で、小鍋に480mlの水とスープの素を入れ、中火で1分間煮込んだらあとは蓋をして9分待つだけ

目論見通り、待機時間に別の料理をこなすこともできました。やはりキャンプ向きだったのです。

パタゴニア「オーガニック・ツァンパ・スープ」

完成したスープがこちら。

口に含むと、野菜や香辛料の旨味がギュッと凝縮されたスープの風味がフワッと口いっぱいに広がります。

ムギと蕎麦の実の食感がプチプチと楽しく、食べ応えもたっぷり。

出汁が効いているからかどことなく和の味わいもあり、おにぎりなどの和食メニューにも合いそうだと感じました。

一般的なインスタントスープに求められるお湯の量が160mlほどである一方、こちらは一人分が240ml。幅が広めのスープボウルになみなみ注ぐことができます。

「ブラックビーン・スープ」はペーストに

パタゴニア「オーガニック・ブラックビーン・スープ 2食分」

パタゴニア 「オーガニック・ブラックビーン・スープ 2食分」 928円

こちらは、ラテンアメリカ料理でよく使われるブラックビーンをベースにしたスープの素。そこへ唐辛子や各種スパイスも加わり、メキシコ料理風の味わいを楽しめるとあります。

豆がメインであるだけに、食物繊維やたんぱく質なども豊富であると書かれていました。

キャンプの調理風景

パタゴニア公式サイトの口コミを参考に、今度はパンにのせるペーストを作ってみることにしました。

ツァンパスープと調理工程は同様ですが、使用する水の量はおよそ半分。そのため、こげつかないよう絶えず混ぜる必要があります。

「オーガニック・ブラックビーン・スープ」を使ったペースト

もったりと固まってきたら食べ頃。パンやクラッカーの上にトッピングしてみました。

スパイスの複雑で奥深い風味はチリコンカンを思わせます。パンにもご飯にも、そしてなによりトルティーヤにも合いそう!

滋味深い辛さもあいまり、ビールのおともにもぴったりです。

2人で食べ切れないほどたっぷりの量ができますので、アルミ箔に包んで持ち帰り、残りは水を足してスープとして楽しむこともできました。

そして今回も、9分間の待機時間にパンを切ったりレタスを洗ったりすることができましたよ!

おうちでも

「グリーン・レンティル・スープ」はリゾットに

パタゴニア「オーガニック・グリーンレンティル・スープ 2食分」

パタゴニア 「オーガニック・グリーンレンティル・スープ 2食分」 842円

最後のこちらはレンズ豆が主役のスープ。

今回は戸外ではなく、おうちランチとして……。せっかくですから、今までの料理法に変化をつけてみることにしました。

袋を開けた途端にツンと漂ってきたにんにくの香ばしい匂いには、玄米ご飯とチーズが合いそうです。レンズ豆のチーズリゾットはどうでしょう。

「オーガニック・グリーンレンティル・スープ」を使ったリゾット

水の量を3/4ほどに減らして少し濃いめに作ったスープをご飯の上にかけ、チーズをトッピングするだけ。それだけなのに、とても贅沢な気持ちになる一品が完成しました。

袋を開けた瞬間の香りが示すように、ニンニクの旨味がとてもよく効いています。

クミンやコリアンダーなどのスパイス類がもたらすエスニックな風味と、チーズのミルキーなコクも相性ぴったり。これはもう、レストランレベルと言ってもいいかもしれません。

たっぷりの量のリゾットが一回と、スープが一回にちょうどいい量でした。

アウトドアでの食事に新しい風

キャンプでの調理風景

800円台〜と少々高額に感じるものの、完成するご飯は量も質も申し分なく、さらにバラエティ豊か。コストパフォーマンスはとても良いように感じます。

インスタントの袋麺が定番で、今まであまりこだわってこなかったアウトドアでの食事が、格段にレベルアップしました。

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