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この春から子どもが幼稚園へ入園し、5月からはお弁当作りがスタートします。

果たして毎日ちゃんと作れるのか、ちょっと心配……。

そんなときは道具に頼るに限ります。

いい塩梅の玉子焼フライパン

ambai 「玉子焼 角」 5,500円(税込)

お弁当の定番、玉子焼

卵さえあれば作ることができるので、もう一品足りないというときにも助かります。

使っていた玉子焼フライパンもかなり年季が入ってきたため、この機会に新調することにしました。

小泉誠さんというデザイナーが手がけるambai(あんばい)は、日本のものづくりにこだわり、使い手にとっていい塩梅となる道具を目指すシリーズ。

いくつかのショップで見かけるたびに気になってはいたのですが、買い換えるタイミングがなく……、この春ようやくお迎えできました。

熱くならないように持ち手はチーク材を使用していますが、ほっこりとした印象にはならず、かといってクール過ぎることもなく、デザインもいい塩梅です。

鉄製。なのに、こびりつきにくい

玉子焼きのデキを左右するのが火加減。固まり過ぎても半熟過ぎても、ふっくら仕上がりません。

鉄は熱伝導性がよく保温性が高いため、均一に熱が伝わり、ふっくらと焼き上げることができます。

しかし、鉄のフライパンをお持ちの方なら経験済みかもしれませんが、焦げ付きやこびり付きがおきやすいのが弱点。

ambaiは表面に繊維状の凹凸を浮き立たせたファイバーライン加工が施されているため、面でなくランダムな点で食材と接触し、焦げ付きやこびり付きを防いでくれます。

固まりはじめた卵液もスルっと離れるため、形成もスムーズ。

以前使っていた玉子焼フライパンも鉄製でしたが、こういった加工がされていなかったためか卵がフライパン表面にくっつきやすく、慌ててフライ返しで形を整えることもありました。

これが購入して最初に作った玉子焼きなのですが、少し焼き過ぎた感は否めないものの、我ながら満足のできばえ。

道具を使い慣れる必要もなく、初日から勝手に料理上手になってしまいます。

お手入れの手間もかからず

鉄は正しく扱えば、半永久的に使える素材。

といっても取り扱いはそれほど難しくありません。

必ずとは書いてありませんが、取扱説明書でも初めて使用する前に油ならしを推奨しており、方法も記載されています。

野菜クズを炒めるといった面倒な工程はなく、2〜3分加熱して冷ましたら、多めの油を入れて3分ほど熱し、余分な油をオイルポット等に戻したら油をなじませるように拭いて終了。

料理の後は、洗剤はなるべく使わずお湯で汚れを落とし、火にかけるなどして水気を完全に飛ばしたら薄く油を塗って保管します。

表面が黒いのは、お客さんの手元に届くまでのサビ防止のため、黒色酸化皮膜とシリコン樹脂塗装がしてあるから。使用していくうちに少しずつはがれて白っぽい鉄の地肌が現れるそうですが、口に入っても無害な塗料を使用しているので安心です。

付属の取扱説明書に、このような知っておきたいことがわかりやすく記載してあるのも好印象。

残念なところ:価格はちょっと高め?

玉子焼のために5,500円(税込)は、一瞬高く感じるかもしれません。

ですが一生モノともいえるくらい長く使い続けられるとしたら、逆に安いくらい。

それに玉子焼だけでなく、少量の野菜を炒めたり、ソーセージを焼いたり、朝食やお弁当作りに活躍してくれそうです。

いつ食べてもおいしい安心感

昨晩の残りを活用しつつ、お弁当作りをシミュレーションしてみました。

前の写真の玉子焼は卵3個を使用していますが、このときは私と息子の2人分だったので卵2個で。

厚みはちょっと足りないかなという印象ですが、2個でもしっとりふんわり焼くことができました。

玉子焼の黄色が彩を添えてくれますし、やわらかくてほんのりあましょっぱい玉子焼は、慣れない幼稚園生活の緊張もほぐしてくれそう。

毎日のように作るシンプルな料理こそ、道具にこだわっておいしく作りたいですよね。

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