家にいる時間が増えて、ときどき作るようになったのが素朴な焼き菓子。
定番メーカーのあのアイテムが、かなり活躍してくれています。
野田琺瑯の浅い保存容器
野田琺瑯 「ホワイトシリーズ 保存容器 レクタングル浅型S シール蓋付」 1,173円(税込)
琺瑯は金属の表面にガラス質の釉薬を焼きつけた素材。
野田琺瑯は、1934年から琺瑯製品を作り続ける老舗メーカーです。
さまざまな形、サイズが揃う保存容器は、愛用している人も多いアイテム。わが家の保存容器もほとんどが野田琺瑯です。
中でもレクタングル浅型Sは、わりと新入り。サイズは、W.208×D.145×H.44mm。
保存容器にしては浅いので、使用イメージがわかずに購入していませんでした。
お菓子作りの参考にしたレシピ本でこのレクタングル浅型Sをおすすめしていたので使ってみたところ、
実はとても使えるサイズであることがわかりました。
焼き菓子の型として
保存容器といいながら、直火やオーブンで使えるのも琺瑯の大きな特徴のひとつ。
素朴な焼き菓子の型にもぴったりなんです。
生地を流し入れる前にオーブンシートをこのように敷いておくと、焼き上がりを取り出しやすく、容器も焦げ付きません。
パウンドケーキ型で焼くことが多いバナナブレッドもおいしく焼くことができます。
浅いので生地に火が通りやすく、生焼けを防げるような気も。
ブラウニーもよく作るお菓子。
長方形に切り分けて、ワックスペーパーなどでラッピングすれば、ちょっとしたおもたせにも。
フタができるので、残ったお菓子はそのまま冷蔵庫で保存ができます。
浅く広い形を活かしてお料理にも
おひたしは、少量の出し汁でもしっかり味が染み込みます。
時間がないときは、このまま食卓へ出してもいいですね。
家での仕事の合間に夕飯の下ごしらえ。
切った野菜をきれいに並べられるので、後で料理にも使いやすいです。
揚げ物のパッドとしても。
家族が多い場合は、「レクタングル浅型 M」や「レクタングル浅型 L」がおすすめです。
残念なところ:焦げつきやすい
琺瑯は直火OKなので、常備菜を保存して、そのまま再加熱できます。
ただ、特に水分が少ない料理の場合、たいがい容器が焦げつきます。
レクタングル浅型は購入して間もないので大丈夫ですが、長年使っている容器には落としそびれた焦げが……。
焦げたら容器に水と重曹とごく少量の油を加えて火にかけることで落ちますが、ちょっと面倒。
水分が少なめのおかずは、電子レンジOK(琺瑯は電子レンジNG)な容器に移し替えて温め直すか、火にかけたい場合は小鍋や小さめのフライパンを使うのがおすすめです。
使ってみると便利!ってまだまだありそう
レクタングル浅型Sのように、一見使用シーンが思い浮かばないアイテムの中にも、使ってみたら「あら便利!」というモノって結構ありそう。
お菓子作りもふだんの料理も、ツールによって一気にラクになったり上手にできたりするもの。
こんな浅い保存容器何に使うのかな?と思っている方も、一度使ってみたらその便利さに手放せなくなるかもしれません。
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