16

ひとつの道具を何通りにも使いこなしたいと思っているのですが、今回紹介するのは、他の使い方はほぼできないでしょう。

とっても専門性の高いめずらしい道具です。

水下専用のコンパクト集魚灯

UNARITWI(ウナリツ)緑色 水下専用集魚灯 3,180円(税込)

これはとってもコンパクトな、魚を集めるための水中ライトです。

モバイルバッテリーで使用することができます。

72個のLEDを使用しており、明るさは450lm、規定電力は7wです。

モバイルバッテリーと合わせても350g以下なので、電車移動での釣りも問題なし。

使い方も簡単です

棒のようなものに、コードをベルクロで止めて、水深1~2mにライトが入るように調整します。

コードをモバイルバッテリーに繋いでスイッチオン。

13800mAhのバッテリで、2時間点灯しても残量95、消費電力は極わずかですね。

※海での集魚灯の使用要件等は、都道府県ごとに異なりますので、使用の際は水産省のホームページで必ずご確認下さい。

気になる集魚効果は

それでは、早速アジを釣りに行ってみましょう。

アジは明暗の境界線のような場所で、プランクトンや小魚を食しています。

ライトの周辺に魚影が見えていなくても、周辺部に集まってきているかもしれませんよ〜!

明かりの周辺部では、釣れる確率が上がります。

見ているのが楽しい

アジが好む青緑色のライトですが、その時々で、いろいろな魚が集まります。

さてさて、なにが寄ってくるかな?

イワシやコノシロの稚魚などの小魚は、ライトの周りに群れを作り長時間とどまります。

プランクトンを食べにきていると言われていますが、警戒感から明るいところに出てこない大きな捕食魚から、身を守っているようにも見えます。

イワシの稚魚のようですね

捕食魚たちは回遊の途中で、ライトの周りに小魚が群れているのを発見すると、素早く近づいて来て狩りをします。

写真には収めることができなかったですが、音や水飛沫にドキッとします。

長くても数分間、小魚の群れが散ると移動して行きて、しばらくすると、何事もなかったようにまた小魚が群れ始めます。

小魚の群れはまるで万華鏡のような美しさ! 絵本のスイミーを思い出すなぁ

群れている小魚を観察して、似たようなルアーを選択して、捕食魚が来るのを待って釣りをします。

大きなアジや、サバ、タチウオ、スズキなどが釣れます。

ライトにプランクトンが集まり、それを食べに小魚が集まる。

その小魚を狙って捕食魚が現れる。

狩るものと狩られるものの局所なドラマではなく、リアルな食物連鎖につい見入ってしまいますね。

私たちの周りの海は、かろうじてかもしれないけど、まだまだ豊かなのだと知ることができます。

このライトを使うことで、今までよりも少しだけ釣果が期待できるようになりました。

同時に、釣れなくても良いと思えるようにもなりました。

釣りよりも、夜の「フィッシュウォッチング」がとにかく楽しいのです。

ぜひ試してみてね

たまには家族で釣りや、釣具屋さんの情報を頼りに釣れてる場所に行ってコマセ釣りに行くのも楽しいですよ。

数釣りも楽しいですが、日没直後にこのコンパクトな「集魚用ライト」を使って、魚達の世界を観察する。

見ているだけでも良いし、釣りをしても良い、子供達にも体験してほしい楽しさです。

夜の集魚ライトを使って観察する海の水面では、アクアリウムや水族館では見ることのできないダイナミックな食物連鎖を感じることができるかもしれませんよ。

最後に、ライトを使う際は、水産省の使用要件の確認や、周囲の釣り人への配慮や声かけを忘れずにしましょう。

※海での集魚灯の使用要件等は、都道府県ごとに異なりますので、使用の際は水産省のホームページで必ずご確認下さい。

あわせて読みたい:

Ranking