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購入して1年が経つスノーピークのシュラフ。

「キャンプにはいつか行こう」と思いつつも、小さい子供がいることを言い訳に行くこともないままだいぶ経ちます。

シュラフ買ったのに勿体無いな〜と思っていましたが、実は万が一の時の心強いアイテムになっているんです。

熊本地震の車中泊で感じた春の寒さ

スノーピーク 「SSシングル」
6,028円(税込)

スノーピークの「SSシングル」は、封筒型のキャンプデビューにもおすすめなエントリーシュラフ。収納ケースが付属しており、普段はクッションとしても使うことができるのが気に入って購入しました。

キャンプで活用したことはないのですが、今では災害があった場合の備えとして用意しているものの一つ。

というのも、6年前に熊本地震では車中泊を1週間ほど経験したからなんです

熊本地震の本震があった夜は、何も持たずに慌てて家から飛び出し、強い揺れが続くなか朝まで車の中で過ごしました。

4月とはいえ朝晩はまだ肌寒く、気が動転していたので毛布や布団を持ち出せずに、不安な気持ちと寒さに震えながら朝を待ちました。

たぶん、いままた大きな地震が発生したら、やはり考えることが多過ぎて咄嗟に毛布や布団を持ち出すことはできない気がしています。

そんな理由もあって、今ではこのスノーピークのシュラフを防災グッズの一つとして玄関に置いています。小さな地震が続く日には、いつでも持ち出せるようにしておくだけで不安な気持ちは半減されています。

幅が78cmあるから、子どもも大人も安心して眠れる

どのくらいの厚さかというと、真冬はこれ1枚では厳しいけれど、春夏の朝夜でも暖かく過ごせるくらいかな

公式サイトでも「標高の高い高原での使用や秋口の使用には適していない」と記載があるので、基本的には春から夏(4月〜9月頃)にかけての使用になるようです。

幅もしっかりと78cmあり、大人でもゆったり使えるサイズは嬉しいです。

袋に入れればコンパクトになるので、車のトランクに積んでもスッキリ収まり、持ち運びもラク。

防災グッズとして車に積んだままの時もあるし、公園で一日過ごす時にはクッションとして使ったりでき、楽しい時も不安な時にも身近にあるアイテムになっています。

チャックが閉めづらいけど未だ壊れず

購入する時にも口コミで見かけ、私自身も使ってみて思うのは、シュラフとして使った後に袋へ収納するのが大変だということ。袋が薄手なのでチャックも壊れないか心配なのですが、今のところ壊れてはいません。

一人で収納するにはなかなか難しく、一人がシュラフをぎゅっと押し込んでもう一人がチャックを閉める、としなければならないのが難点ではあります。

でもこの「ザ・寝袋」感がないクッション型のデザインはすごく好き。出しっぱなしにしていてもいいかな、と思えるからこそ、いつでも使える場所に置いておけるのかもしれません。

アウトドア用品は防災グッズとしても優秀。いつまでも手放したくないアイテムの一つになりました。

SSシングル[スノーピーク]

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