ウイルスがかつてないほど身近まで忍び寄ってきたのを感じるこの頃。自由に動けなくなったときのためにできる限りの備えはしておこうと、食糧のストックを見直すことにしました。
そこで少し多めにお米を購入したのですが、困ってしまうのが保存場所です。害虫対策には冷蔵庫保存が最適と聞きますけれど、家庭用冷蔵庫のスペースにはもちろんのこと限りがあります。
それならば発想を変えて、調湿性と防虫効果のある桐の米びつで、“見せる収納”はどうでしょう。
ナチュラルな米びつ 見つけました

増田桐箱店 「kome-bitsu 5kg」 7,480円
安心して保存できる米びつを、と探していたときに見つけたのが、こちらの米びつでした。名前もそのまま「kome-bitsu」。
それなのに今まで見知っていた米びつとは似ても似つかず、一見するとナチュラルな風合いの収納ボックスのようです。
古めかしい温かみ
ほんとうに米びつだということを証明するために、蓋を取って上から撮影してみましょう。
こちらは5kgサイズに目一杯、5kgのお米を収納したところ。玄米が木枠にとてもよく映え、まるで生活雑誌から切り取ったように見えませんか。
主材には防虫効果が高いとされる桐が用いられていて、少しレトロな感じのする、昔ながらの温かみを感じます。
嬉しい性能①蓋
さらに特徴的なのがこちらの透明な蓋。アクリルでできていますので、上から見たときにお米の減り具合が一目瞭然なのです。
買い足しのタイミングを逃してしまうことの多い私にとって、こういった小さな工夫がどんなに手助けとなることか!
嬉しい性能②枡
米びつの中に埋まってしまいがちな一合枡は、なんと蓋の裏にマグネットで付けることができます。
ピタッと吸い付くように、気持ちよくくっ付いてくれますよ。もうお米の中にこわごわ手を入れて枡探しをする必要はありません。
デザインは大変よく考えられていて、枡が蓋裏に付くことで、ブラウンの取っ手の後ろからクリーム色が覗き、スタイリッシュなアクセントとなってくれます。
桐製だからこそ
今まで使っていた5kg用ライスストッカーと比べてみました。
桐の米びつはキューブ型ですので、スリムな設計のプラスチック製より一見大きく見えますが、冷蔵庫で保存するわけではないので問題はなさそうです。
それになにより、桐製の米びつはキッチンに無造作に置いておくことができます。インテリアの邪魔をせず、まるではじめから家の一部であったかのようにしっくりと馴染んでくれました。
米びつにも “お気に入りを”
桐箱の老舗・増田桐箱店が作るナチュラルでシンプルな米びつ。10kg収納タイプやアウトレット品は福岡県古賀市のふるさと納税返礼品としても選べるそうですよ。
酸化や湿気、害虫からしっかりとお米を守ってくれながら、キッチンにも慎ましやかな洗練さをもたらしてくれて、大のお気に入りです。
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