まるでお店で味わえるような“味が染み込んでいて、とろけるようなやわらかい肉料理”をおうちでも実現するには、それなりの労力が必要です。

火加減を調整しながら崩れないように長時間煮込んだり……、それだけでも面倒だと感じて避けてしまいがち。

いまは面倒な工程をすべて1台でまかなえる調理家電、「ほったらかし家電」が人気。そこで今回は、シロカの電気圧力鍋「おうちシェフPRO」を使ってみました。

とことん手間を省いた調理家電

ここ数年、“ほったらかし家電”の噂を耳にしていましたが、お試しの機会をいただきました。

シロカの「おうちシェフPRO」を使ってみて、「なるほど、これが自動調理革命か!」と今さらながら衝撃を受けたのが、年末年始のホームパーティでのこと。

外出自粛のなか週末になるとわらわらと我が家に集まるグルメな先輩や食いしん坊の後輩たちに手料理をふるまうのですが、ブロック肉でも煮込み料理でも、舌の肥えた面々は大満足の様子。「味が染み込んでて、やわらかい!!」と絶賛でした。

シロカの「おうちシェフPRO」の調理工程は、食材と調味料を鍋に入れて設定操作に数回ボタンを押すだけ。この手軽さで高評価を得られるのは「おうちシェフPRO」のおかげです。

いまや、大手家電メーカーから有名キッチンブランドまで、「自動調理鍋」「電気圧力鍋」とさまざまな名称でこの「ほったらかし家電」が発売されています。数えただけでも20弱の製品がありました。

「ほったらかし家電」とは何か。その名の通り、具材をすべて鍋に入れてスイッチを入れればカレーでも、煮物でも、スープでもほっておけばできてしまう魔法のようなキッチンツール。ウソみたいな本当の話なんです。

「ラクをしてはいけない」
「手間ひまかければ美味い」

そんな自分を苦しめるような呪縛からは今すぐに解き放たれてください。シロカの「おうちシェフPRO」は、いわばその呪縛から解き放ってくれる天の声です。

なぜ「味が染み込んで、やわらかくなる」のか

各メーカーの類似商品が競っているのは、だいたい「一台〇役」とか、「自動メニューの数」「調理の早さ」「使いやすさ」。それに加えてデザイン性や手入れのしやすさといったところでしょう。

シロカの「おうちシェフPRO」の機能性も負けていませんが、圧倒的にルックスがいい。結局のところ、自動メニューはそんなに多くても使うのは数個だろうし、“ほったらかし”なのだから調理の早さもそんなに気にならないという点において、個人的に圧勝です。

シロカの「おうちシェフ」は、「スマートプレッシャー技術」という独自技術で圧力を一定にキープすることができます。これによってやわらかくて、味が染み込んでいるに加えて、栄養分を逃さないという特徴があります。

圧力鍋の仕組みは、鍋を密閉し圧力をかけることで沸点が上がるので(山頂でお湯を沸かすのと逆の原理)、高い温度で火入れをすることができます。

普通の鍋なら煮込んで100度以上になると液体は気体になってしまいますが、圧力をかければ100度以上の温度を保てるので短時間で煮崩れすることなく、やわらかく調理ができるというわけです。

sirocaのおうちシェフPROの味の染み込み度

sirocaのおうちシェフPROの栄養残存グラフ

圧力鍋でも電力圧力鍋でも、鍋内の圧力がいっぱいになると排気口からスチームを噴出し減圧を行うのですが、そのたびに鍋内の圧力が乱高下することになります。

前述の「圧力を一定にキープする」というのは、圧力が高い状態をキープすることができるのです。

sirocaのおうちPROの柔らかさのグラフ

つまり、高圧力の状態を保つことで、味をより染み込みやすく、よりやわらかく調理できるというわけ。

これは、他社製品にはない「おうちシェフPRO」独自のスペックで、ホームパーティで「やわらかくて、味が染み込んでいる!」と絶賛した理由も頷けます。

“やわトロ”のスペアリブを作ってみよう!

そのときに実際にチャレンジした料理ですが、今回は「おうちシェフPRO」を買うとついてくるレシピ本から「スペアリブのやわらか煮」に挑戦してみました。

本当に食材と調味料を鍋入れて、スイッチを押すだけなのでとても簡単です。

▼材料
スペアリブ:6本
サラダ油:大さじ1/2
玉ねぎ:1/4個
【A】
すりおろしにんにく:小さじ1/2
すりおろししょうが:小さじ1/2
赤ワイン:50ml
水:50ml
しょうゆ:大さじ2
はちみつ:おおさじ2

▼作り方


1.鍋に油をひいて、本体にセットします。このとき〈温度調理・炒め〉モードを選び鍋を温めておきます(「おうちシェフPRO」では「炒め」もできます!)。


2.設定温度の200度になったら、スペアリブに焼き色がつくくらいまで炒めていきます。炒め終わったら取消/保温ボタンを押します。


3.ここからはあっという間です!【A】の調味料を合わせていくだけ。まずはにんにくとしょうがのすりおろし。


4.次は、たまねぎのすりおろし。ちなみに、このおろし器は石見焼きの窯元・元重製陶所のもの。おろし部分のセラミックの破片がとても鋭く、楽におろせるのでおすすめです。


5.あとは【A】をすべて鍋に入れて、モード選択をするだけ。今回は〈おすすめ4〉に合わせて、スタートボタンを押して53分待つだけ。


6.最後にマッシュポテトとブロッコリーを添えて、しっかりと味が染み込んだやわとろスペアリブの完成です!

定番家電のなかに「電子圧力鍋」枠を加えてほしい

冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースター……と多くの家庭の台所は、すでにキッチン家電であふれていると思います。もうこれ以上ごちゃごちゃさせたくないというのは本音だと思います。

でも、そこに「電気圧力鍋」というポジションを確保したいと思ったのは、シロカの「おうちシェフPRO」を使ってみた上での実感。だって「味が染み込んでて、やわらかい」が食材を入れて、ほったらかしでできてしまうのだから。

つい最近までは、電子ケトルなんてモノはなかったのに、今やどのキッチンにも当たり前のように置いてあります。今後、電子ケトルのようにどの家庭にも当たり前のように置かれるポテンシャルが、電気圧力鍋にはあると思います。

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