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わたしたちの心地よい暮らしに役立つもの、社会や環境に優しい商品。みんなにとって気持ちがいいアイテムやサービスを、編集部がピックアップする連載「Editor’s Pick」。

今回は「積極的に身につけたいナイトブラ」をテーマに、厳選ブランドをつけ比べ。バストがコンパクトな人と、豊かなバストの人とでは着用感に差が出るだろうと予想し、弊誌編集長を交え、体型の異なる2名でお試し実行。コンパクト胸とふくふく胸によるレポートです。

夜もブラって必要? ナイトブラと昼用は、どう違う?

リラックスタイムはブラの締めつけから解放されたい! と、就寝時はノーブラで過ごしてきた筆者。ですが、寝姿勢は仰向けだったり側臥位(横向きに寝ている状態)だったりさまざまで、バストがあちこちへ動くことから、バストラインの崩れにもつながると聞き及び、夜間もブラを着用しようと一念発起。

とはいえ、わたしは無精者。昼用を夜もつければいいかと考え、さっそく実行。そして、昼用をつけたまま寝るのは苦しいという、予想どおりの結果に。アンダーバストの締めつけが気になって、夜中に数回目覚めてしまいました。

そもそも、寝ているときに支える必要があるのは、アンダー部分だけなのでしょうか。

……答えは、否。

立位、あるいは座位など、日中の姿勢において、バストにかかる重力は主に下向き。ゆえに下からのサポート力が必須となるわけですが、夜間は寝姿勢ですから、重力は頭方向か脇方向へもかかります。よって夜は、上やサイドへの流れ防止も必要となり、その防御力を備えているものこそ、ナイトブラなのです。

サポート力と心地よさを両立させるのは、難しい

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Image via Shutterstock

ナイトブラ選びで焦点となるのは、サポート力と心地よさのバランス

支えるということは、多少の力が加わります。ですが、それが身体を締めつけるものであっては、睡眠に支障が出てしまう。ゆとりをもたせるにしても、計算されたゆとりでなければなりません。たとえばアンダーを緩めればブラがずり上がりやすくなるなど、かえって不快感につながってしまうこともあるのです。

ああ、最適なサポート力を備え、どんな寝姿勢にも対応し、それでいて締めつけ感のないナイトブラ探しの、なんと難しいことよ。。。と、ため息をつくこともありながら、3点の銘品に出会いました。

「sloggi ZERO Feel(スロギー ゼロ フィール)」:身体の一部になったかのような、自然なつけ心地

「sloggi」の人気シリーズ「ZERO Feel」から、2021年3月にナイトブラが登場。発売3か月で完売・増産となった秘密は、圧倒的な「つけてる感」のなさ。接着技術を活用した無縫製というZERO Feelの特徴はそのままに、その接着をダイヤ形に行う特殊構造「ダイヤサポートボンディング」を開発し、寝ている間に流れるバストをサポートしつつ、ほどよい伸縮性を実現させました。

装着してみると、「あれ、もしやサイズ間違えた!?」と、一瞬、焦るキツさがありますが、バスト位置にセットすると、締めつけられる箇所はどこにもなくなり、身体の一部になったかのよう。バストをしっかり包み込み、高さを持たせたネックと脇部分が、バストの流れを防ぎます

アンダーが幅広かつ長めにとってあるため、ずり上がりの心配はなし。また、取り外し可能なパッドがカップポケット内で動いてしまうこともなく、朝まで、所定位置に鎮座し続け、バストをホールドしてくれました。

基本的に寝姿勢を想定した設計のため、豊かな胸の場合、就寝直前に装着するほうが、バストの垂れへの懸念がないかもしれません。一方、コンパクト胸にとっては、ソファでごろごろしながら過ごすような休日ならば、一日中このナイトブラで過ごしたいと思える自然なつけ心地です。

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快適さとサポート力を兼ね備えるダイヤサポートボンディング技術を採用した「sloggi ZERO Feel Night Bra」4,840円(税込)。表面はつるりとしたZERO Feelらしさを残しつつ、内側には、素材探しに1年かけたという綿混素材を配した、やわらかな肌当たり。

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「BRADELIS New York(ブラデリス ニューヨーク)」:ホールド力に自信。夜だって、美ラインで

優秀な補整ブラを多数輩出する「BRADELIS New York」は、ナイトブラのバリエーションも豊富で、4型をラインナップ。なかでも、もっともリピート率が高いのが、育乳効果の期待できる「イージーナイトブラ」です。

バストを上下左右から引き上げる八の字クロス設計で、外側から中央へ寄せ上げられたバストは、寝姿勢でも、寝返りを打ったとしても広がらず、美しい形をキープ。バストに沿って施されたラインが、横のみならず、下への流れもサポートするため、バストトップが上がります。また、背中のハミ肉をバスト側へ寄せることもできるので、パジャマ姿に自信が持てるほど、シルエットを綺麗に見せてくれるのが特徴的。

ハリのある綿混ストレッチ素材は、他の2アイテムと比べるとやや厚手ですが、このしっかりした生地こそ、ホールド力の要。豊かなバストの人が横向き姿勢をとったとしても、バストの動きを気にすることなく眠れますし、コンパクト胸であれば、ヨガやストレッチなど軽めの運動時に、スポーツブラがわりに使えるほど支えてもらえます。

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紹介3点のなかで、もっともホールド力を感じさせる「BRADELIS New York イージーナイトブラ」4,180円(税込)。クロス設計が中央に寄せたバストの広がりを防止し、美しいシルエットへと導いてくれる。

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「ワコール」:パッドなし!! が実現する極上の解放感

独自の構造で眠るときのバストを包み込むように支え、適正な位置に安定させることで、不快感を和らげ、快眠へと誘うのが「ワコール」の「ナイトアップブラ」

本アイテムで驚いたのは、パッドを使用していないにもかかわらず、大きなバストの持ち主であっても、サポート力をしっかりと実感できたこと。パッドがないので、ブラを手に取ってみると、全体に柔らかく、てろんてろん。くしゃくしゃに丸めることすら、できてしまって、「これで支えられるのかな?」と不安に駆られます。ですが、馬の蹄のような形を描くシートのラインがバストを包み込んでくれるので、バストが適度に解放的でありながら、優しく支えられているのが感じられるのです(不思議)。

がっちりホールドしてしまうわけではないのに、仰向けになってもバストが横に流れませんし、下カップのサポート力も備わっているので、くつろぎタイムにも重宝しそう。筆者個人的な唯一の心配事は、乳頭の透け。バスト部分の生地は二重になっていますが、気になる場合、パッドを挿しこむほうがいいかもしれません。

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眠るときのバストを重力から守るべく、2004年に誕生したベストセラー「ワコール ナイトアップブラ」4,180円〜(税込)。
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バスト部分の二重生地にワコールの「GOCOCi(ゴコチ)」専用左右一体ピーナッツ型パッドをを入れることも可能(ただし睡眠時はバスト安定効果のために外して使用を)。

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ナイトブラ体験を通し、編集長と筆者との間で一致した感想は、寝るときには専用ブラをするほうがいいね、というもの。就寝中のバスト位置が気にならなくなるのはもちろん、バストが優しく包まれることによってもたらされる安心感は、安眠につながると感じました。

ノーブラで寝ている人はもちろん、昼用やカップ付きキャミソールを身につけて寝ている人も、ぜひナイトブラのお試しを!

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