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脱化石燃料の時代ですが、身も心も暖かくしてくれる石油ストーブが好きです。エコでクリーンなタイプもあるんですよ。

化石燃料から離れて、薪やペレットを使ったストーブにしたいところですが、マンション暮らしでは無理。

ということで、石油ストーブを愛用しています。

石油ストーブってどんな存在?

あかりとしても最高です

温暖化に対する取り組みとして、180カ国が批准したパリ協定では、2030年までに、CO2排出量を2013年基準で26%削減する目標になっています。

国や社会的な施策だけでなく、個人としても行動を起こさなければならない状況の今、石油ストーブはどのような存在なのでしょうね?

ネットで調べてみると、同じ暖房効果を得るように使用した場合の1時間あたりのCO2排出量は、エアコン<石油ストーブ<電気ストーブの順番らしいです。 エアコンは優等生ですね。

もちろん、エアコンの性能や利用条件により異なりますし、電力の元になる化石燃料の比率が今後どうなっていくかにもよりますが、エアコンは優等生のようです。

せめて、クリーンでエコな石油ストーブを選びました。

トヨトミ石油ストーブ「ダブルクリーン」

トヨトミ 石油ストーブ ダブルクリーン 18,017円(Amazon参考価格税込)

多面反射板により、炎が何重にも見え、前面に熱が反射してとても暖かいトヨトミの石油ストーブ「ダブルクリーン」。

燃焼部が2段に分かれているのでダブルクリーンと呼ばれています。

下の段が遠赤効果アップした赤熱式。

上の段が高温でニオイの元を燃やし切る白光炎式、この2段構造により、一酸化炭素(CO)はCPSC許容量の1/10に、二酸化炭素(CO2)はCPSC許容量の1/5と、クリーンな燃焼を実現しています。

低燃費運転ができる

火力の調整幅が通常の石油ストーブよりも広く、40%の縮小運転が可能です。

1段目だけが燃焼しているようになります。

1日10時間利用のモデルケースによると、5ヶ月間でポリタンク7個分の燃料を削減できます。

「ニオイセーブ消火」も付いています、ニオイの原因である未燃ガスを燃やしきり、ニオイの発生を抑えてくれる優れもの。

使用の目安は

フロントパネルの表記で全てが理解できます

使用のめやすは、木造(戸建)10畳、 コンクリート(集合)13畳までとなっています。

私は、LDK+洗面+1部屋で合計20畳程度で使っています、十分すぎる暖かさ。

タンク容量は4.0L、私の使い方では、4.0Lで22〜28時間使えます。

灯油の価格は100円/L程度なので、1時間あたり18〜14円になります。

部屋の乾燥が気になる時には、ヤカンを乗せてお湯を沸かします。

お餅や干し芋を焼くこともできます。

コタツにミカンも良いけれど、 石油ストーブに干し芋 に一票!

楽しい兼用を増やして、キッチンで使うエネルギーを少しでも減らしちゃいましょう。

電力を必要としないので、停電や災害時の備にもなりますよ〜。

一番の利点は炎が見えること

そんな実利もあるのですが、一番良い点は、炎が見えること。

炎の側で、ホッとするのは、何万年も前から人類が続けてきたこと。

身も心も暖かくなる赤い炎、とてもオススメです。

植物を育てることや、山登りや釣りも好きです。

同好の人達と会話すると、ケヤキの発芽率が低くなったとか、冬の魚が回遊して来ないなど、気候変動を想起させる話題が増えました。

いつまでも石油ストーブを使い続ける事は出来ないのかもしれないなぁ。

でも、炎の美しさと安心感は大好きなんだよなぁ。

なんてそんな矛盾を抱えながら、石油ストーブの炎に当たっています、 みなさん良いクリスマスと、良いお年を。 

 
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