かいサポ

カラーリング後の髪色はなるべく長くキープしたいですよね。だからこそ日々のシャンプーで色落ちしないか気になるという方も多いのではないでしょうか。どうしても日ごとに褪色してしまうヘアカラーをどうにかしたい、そんなときに頼りになるのがカラーシャンプーです。

ムラシャンやピンクシャンプー、シルバーシャンプー、アッシュシャンプーなど、カラーシャンプーにはさまざまな種類がありますが、大切なのはそれぞれの髪色や、悩みに合わせて使用すること。

ヘアメイクアーティスト・美容師のプロを育成している東京モード学園の教師でもある浅見慶さんに髪色に合わせたカラーシャンプーの選び方や、色持ちをよくするために日常生活で気をつけたいことを伺いました。



浅見 慶さん

浅見 慶 
東京モード学園 教師
表参道・青山・銀座・赤坂エリアのサロンで美容師として勤務し、ヘアメイクアーティストとしてブライダルヘアメイクやウェブCM、PV撮影にも携わる。自身も普段から5種類以上のシャンプーを使い分ける髪とカラーケアの専門家。東京モード学園の美容学科にはヘアカラーリスト専攻があり、豊富に揃ったカラー剤を使用し、カラーリングの基礎知識から実際の現場で使われている技術やケアなどを実践的に学ぶことができる。

東京モード学園webサイト

自分の髪色に合ったカラーシャンプーは?

  • ブリーチ後の髪の黄色っぽさを抑えたい
  • ハイトーンカラーの白っぽさをキープしたい
  • ハイライトやインナーカラーなど部分的なブリーチの黄みを抑え、色持ちを良くしたい

→こんな人にはムラサキシャンプーがおすすめ!

  • ピンク系、赤系、赤紫系のヘアカラーをキープしたい
  • ハイトーンのブリーチをしているけれど、ほんのりピンクに色付けをして、印象を変えたい

→こんな人にはピンクシャンプーがおすすめ!

  • ミルクティー系の髪色の色持ちをよくしたい
  • アッシュ系カラーの色持ちをよくしたい
  • 髪色にくすみ感を出すことでやさしい印象にしたい

→こんな人にはシルバーシャンプー、アッシュシャンプーがおすすめ!

  • 髪色に茶色味やオレンジ味を足したい
  • 明るめのチョコレートカラーをキープしたい

→こんな人にはブラウンシャンプーがおすすめ!

カラーシャンプーって? ムラサキ、ピンク、アッシュ…どう違う?

カラーシャンプーとは、通常の頭皮の汚れを落とすためのシャンプーとは異なり、シャンプー剤に色素が含まれていて、使うたびに髪に少しずつ色を足して褪色を防ぎ、色持ちをよくするものです。

ムラサキシャンプー、ピンクシャンプー、シルバーシャンプー、アッシュシャンプーなど、たくさんのカラーバリエーションのものが多くのメーカーから発売されていますが、その効果を実感するためには髪色に合わせて使い分ける必要があります。

色素の種類や量、配合などはそれぞれの商品によって違い、使う人の髪の状態など、条件によってもどれだけ着色するかは変わってきます。

ヘアカラー剤のようにしっかりと染まるものではないため、カラーシャンプーで入れた色は通常のシャンプーを使っているうちにいずれ落ちていきます。そのため、特にハイトーンカラーの人にとっては手軽に髪色のニュアンスを変えられるものだと言えるでしょう。

いずれ落ちるものとはいえ、髪に数日間は色素が残ってしまうので、サロンでカラーリングをする前3〜5日間のカラーシャンプーの使用は避けたほうがよいでしょう。

なぜ染めた髪は色落ちしてしまうのか

そもそも、ブリーチやカラーリングで髪色を変えるとき、わたしたちの髪にはどのような変化が起こっているのでしょうか。

健康な髪の表面はキューティクルで覆われています。キューティクルはうろこ状に何層にも重なっていて、その枚数は人によってさまざまですが、キューティクルは水に濡れると開き、乾くと閉じるという性質があります。

ブリーチやカラーリングでは、その薬剤の作用でキューティクルを開き、髪の色素を抜いて明るさを出したり、髪の内部に染料を入れたりしています。

ブリーチやカラーリングを繰り返していると、どうしても髪の表面にダメージを与えてしまい、キューティクルも傷んでしまうので、長いあいだ髪の内部に色をとどめておくことが難しくなります。

サロンで染めてから日ごとに髪色が色落ちしてしまい、黄色っぽくなったり、オレンジっぽくなったりするのはそのためなのです。

色落ちの大敵は「紫外線」「水濡れ」「熱」

リラックスした女性Image: Shutterstock

カラーシャンプーを使うことも髪色を保つために効果的ですが、その前に日常生活で気をつけておきたいことがあります。
それは、水濡れ、熱、紫外線です。

● 水濡れ
髪が濡れた状態が長く続くとキューティクルが開いたままになり、せっかく入れたカラーが流れ出てしまうだけでなく、ハリやコシを保つためのタンパク質も抜けてしまいます。
色落ちやダメージを少なくするためにも、シャンプーをした後はトリートメントでキューティクルを締め、髪が濡れたままにならないように、ドライヤーできちんと乾かすようにしましょう。

カラー後すぐにヘアパックのような髪の内部まで浸透するトリートメントを使うとカラーが抜けてしまうことも。髪の状態が不安定なカラー後2〜3日は、強力に浸透するヘアパックは避けましょう。

● 熱
熱も髪色キープのためには避けたいもののひとつです。とくにブリーチをしてカラーリングをした髪に高温のヘアアイロンを当ててしまうと一瞬で色が抜けてしまうこともあるほど。美容師など、髪の性質をよく知り扱いに慣れている人以外は、ヘアアイロンは180度以下に設定しておくことをおすすめします。

ヘアアイロンは120〜140度くらいから髪に形をつけられると言われています。髪の太さやカラーリングの有無などで形がつく温度は異なりますが、普段のスタイリングでヘアアイロンを使用する人は、髪色キープのためにも低めの温度から試してなるべく髪に熱を加えすぎないようにしましょう。

● 紫外線
意外と気にしていない人が多いのが紫外線です。帽子や日傘を使ってなるべく髪を紫外線にさらさないようにしたり、アウトドアなどで長時間日光を浴びるときはUVケアができるヘアケア用品を使ったりと、髪色を守るための対策をしましょう。

シャンプーで水に濡れたり、ドライヤーで乾かして熱を加えたり、紫外線を浴びたりといったことを日常生活で繰り返していると、どうしても髪色が褪色してしまいます。色落ちの原因を知り、ダメージを抑える工夫をしながら同時にカラーシャンプーをじょうずに使って髪色を長く楽しみましょう。

カラーシャンプーの効果について

カラーシャンプーは、ブリーチやカラーリングをしたある程度の明るさのある髪(9レベル〜12レベル以上*)の髪色の人が使ったときに効果が期待できるものです。

9レベルより暗い髪色の人でも、ピンクシャンプーなど色味が強いものであれば多少の効果は感じられることもありますが、ベースの髪色が暗めの人がカラーシャンプーを使うことで劇的に髪色が変わったり、髪が明るくなったりすることはありません。

※髪色の明るさをレベル分けしたもの。数字が大きいほど髪色は明るくなる。接客業など、職場の規定で髪の明るさは7レベル前後までと決められていることも多い。

カラーシャンプーの選び方

パソコンを操作する人とクレジットカードとコーヒーとスマートフォンImage: Shutterstock

洗浄力低め、優しい成分を選ぶ

ブリーチやカラーリングでダメージを受けた髪や地肌をいたわるためにも、髪や肌にやさしい成分のカラーシャンプーを選びたいもの。洗浄力が強い高級アルコール系や石鹸系の成分が入ったものは避けたほうがよいでしょう。

洗浄力の穏やかなものを選び、髪や頭皮の汚れが気になる場合は通常使っているシャンプーを併用してください。

髪色に合わせて使い分ける

ブリーチをしたあとに、髪の黄色っぽさが気になる人はムラサキシャンプー、通称ムラシャンがおすすめです。紫色と黄色は「補色」という関係にあり、紫色の色素が髪の黄色みを抑えるために有効なのです。

髪をピンク系や赤系に染めたときは、落ちやすいピンク色や赤色を補うためにピンクシャンプーを使うのがよいでしょう。

ミルクティー色など、髪色を柔らかい雰囲気にしたいときや、髪をアッシュ系に染めたときはシルバーシャンプーアッシュシャンプーがおすすめです。ムラシャンよりも青みが強いものになります。

明るめのチョコレート色のような茶色みが強い髪色や、ブリーチした髪に茶色っぽさやオレンジっぽさを足したいときは、ブラウンシャンプーがおすすめです。

カラーシャンプーの使い方

まず、髪全体をぬるま湯で濡らし、頭皮の汚れを洗い流しておきます。オイルやワックスなどはお湯だけでは落ちづらく、カラーシャンプーの効果も出にくくなるので、セット剤を使っている人や、頭皮の汚れが気になる人は普段使っているシャンプーであらかじめ髪を軽く洗っておきましょう。

次に、タオルなどで髪から水分がポタポタと垂れてこない程度に水気をとったら、カラーシャンプーを適量手に取り、髪全体にムラなくつくよう揉み込んでいきます。商品によっても異なりますが、5〜10分程度放置したあと、洗い流します。カラーシャンプーの後はトリートメントなどで髪を整えておきましょう。

カラーシャンプーは、美容室でカラーリングするように髪に色が入るものではありません。毎日使ってもあまり効果はないので、2〜3日おきに使うのがよいでしょう。

使うときの注意点

カラーリング後すぐは髪の状態が安定しないため、カラーシャンプーを使う場合はカラーリングをしてから一週間程度経ってからにしましょう。
体についたカラーシャンプーは体の表面の油分のおかげで落ちやすいのですが、とくに爪は染まりやすいので、時間をかけてカラーシャンプーを使う場合は手袋などをつけた方がよいでしょう。

効果的に使うためにも、商品説明をよく読み、そこに記載されている使い方に従いましょう。

おすすめカラーシャンプー12選

編集部が選ぶ おすすめムラサキシャンプー4選

並んでいる紫シャンプー
※各商品の★数は編集部独自の調査によるものです。
※色づきや使用感は個人の感想に基づくもので、確実な効果や効能を示すものではありません。

グッバイ イエロー カラーシャンプー(310g)

グッバイ イエロー カラーシャンプー(310g)
ヤシ油由来の天然洗浄成分を配合し、髪や地肌をやさしく洗い上げながらコンディションを整えてくれるシャンプーです。ブリーチやカラーリング後の黄ばみを抑える色素の配合バランスを実現しているので、ハイトーンのホワイト系やアッシュ系のヘアカラーを長く楽しみたい人に。

色づき ★★★★★★
使用感 ★★
コスパ ★★★★★★

アンドパープル カラーシャンプー(240mL)

アンドパープル カラーシャンプー(240mL)
保湿性・保水性に優れたオーガミック・ハーブエキス9種類を配合した、頭皮と毛髪に優しいノンシリコンシャンプー。高い濃度で配合された紫の染料がアッシュ系の髪の黄色っぽさを軽減してくれるので、カラーリングの色持ちをよくしたい人や、髪色を柔らかい雰囲気にしたい人におすすめです。ベリーのやさしい香り。

色づき ★★★★
使用感 ★★★★★★
コスパ ★★★★

クオルシア カラーシャンプー パープル(250mL)

クオルシア カラーシャンプー パープル(250mL)
ハイトーンカラーの黄ばみを抑えて、透明感のある髪色をキープしたい人におすすめの紫シャンプー。13種類の植物エキスやダメージケア成分(加水分解ケラチン〈羊毛〉)も配合しています。カラーリングを繰り返すことで痛みがちな髪や地肌にやさしいアミノ酸系の洗浄処方。シトラスフローラルの香り。

色づき ★★★★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★★★

ロイド カラーシャンプー ムラサキ(300mL)

ロイド カラーシャンプー ムラサキ(300mL)

ブリーチヘアの気になる黄ばみ予防や、ブロンドヘアーのカラーキープに。ブリーチによって傷んだ髪のきしみを抑えるリッチモイスチャー仕様。頭皮の汚れを落としながら髪色のケアをしたい方におすすめです。フルーティーでトロピカルな香り。

色づき ★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★★★★★

編集部が選ぶ おすすめピンクシャンプー4選

並んでいるピンクシャンプー
※各商品の★数は編集部独自の調査によるものです。
※色づきや使用感は個人の感想に基づくもので、確実な効果や効能を示すものではありません。

ルコ カラーシャンプー ピンク(500mL)

ルコ カラーシャンプー ピンク(500mL)
ピンクの色素が濃いピンクシャンプー。天然由来の植物エキスやアルガンオイルを配合し、きしみを抑えて髪をケアしながら洗います。泡立ちがよく、コスパも◎。天然精油のオレンジの香り。

色づき ★★★★★
使用感 ★★★★★★
コスパ ★★★★★★

エブリ カラーシャンプー ピンク・レッド(300mL)

エブリ カラーシャンプー ピンク・レッド(300mL)
アミノ酸洗浄成分配合なので、やさしい洗い上がり。アルガンオイル、月見草エキスなど4つの天然由来成分を配合。

髪のダメージをケアし、色落ちを防いで滑らかな髪へ導いてくれます。

色づき ★★★★
使用感 ★★★★
コスパ ★★★★★★

ソマルカ カラーシャンプー ピンク(150mL)

ソマルカ カラーシャンプー ピンク(150mL)
アルカリ性に傾きがちな髪のpHバランスが地肌と同じ弱酸性に近づくよう、ヘアカラー後の髪をいたわり、コンディションを整えてくれるカラーシャンプー。

贅沢な泡立ちと泡持ちのよさが特徴。爪が染まりにくい処方もうれしい。フローラル系のベースにフルーツやムスクを加えた香り。

色づき ★★★★★★
使用感 ★★★★
コスパ ★★

クオルシア カラーシャンプー ピンク(250mL)

クオルシア カラーシャンプー ピンク(250mL)
痛みがちなカラーリング後の髪と頭皮をアミノ酸系の洗浄処方でやさしく洗い上げるカラーシャンプー。赤やピンクなどの暖色系カラーの褪色を防ぎ、鮮やかな色味を長持ちさせます。13種類の植物エキスに加え、ダメージケア成分(加水分解ケラチン〈羊毛〉)を配合。甘すぎない、さわやかなシトラスフローラルの香り。

色づき ★★★★★★
使用感 ★★
コスパ ★★★★

編集部が選ぶ
おすすめシルバー、アッシュ、ブラウンシャンプー4選

並んだアッシュ・シルバー・ブラウンシャンプー

※各商品の★数は編集部独自の調査によるものです。
※色づきや使用感は個人の感想に基づくもので、確実な効果や効能を示すものではありません。

シルバーシャンプー

ロイド カラーシャンプー シルバー(300mL)

ロイド カラーシャンプー シルバー(300mL)

色落ちしやすく黄ばみやすいアッシュ系やシルバー系カラーの人の髪色キープにおすすめの緑っぽくならないように処方されたカラーシャンプー。

ブリーチ後に傷んだ髪のきしみを抑えるリッチモイスチャー仕様。

色づき ★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★★★★★

ALIVE カラーキープシャンプー シルバー(200mL)

ALIVE カラーキープシャンプー シルバー(200mL)
カラーに特化したサロンのノウハウが詰め込まれたカラーキープシャンプー。色持ちだけでなく、泡立ちや使いやすさにもこだわり、すっきりと洗い上げながらしっとりとした仕上がりに。

シルバーやグレー、グレージュ、ブラウン系、ベージュ系などの無彩色カラーを長持ちさせたい方に。

色づき ★★★
使用感 ★★★★
コスパ ★★★★

アッシュシャンプー

スロウ カラーシャンプー アッシュ(80mL)

スロウ カラーシャンプー アッシュ(80mL)
染料の流出を抑えながら寒色染料を補うので、赤みを抑え、アッシュカラーの色持ちをよくします。

5種のボタニカルオイルと8種のボタニカルエッセンスを配合。植物成分が頭皮と髪をすこやかに整えます。甘さのない、さわやかなボタニフレッシュハーブの香り。

色づき ★★★★★★
使用感 ★★
コスパ ★★

ブラウンシャンプー

エンシェールズ カラーシャンプー ミルクティー(200mL)

エンシェールズ カラーシャンプー ミルクティー(200mL)
ミルクティーカラーの色素が入っているので、ミルクティー系やベージュ系の髪色キープに。ハイトーンにブリーチした髪に淡い色をつけたり、ニュアンスを出したりするのにもおすすめです。ヒアルロン酸配合で洗い上がりもしっとり。

色づき ★★★★★
使用感 ★★★
コスパ ★★★

日々の工夫とカラーシャンプーでお気に入りの髪色を長く楽しむ

カラーリング後しばらくすると、どうしても染めたての髪色は失われてしまいますが、色落ちの原因を知ってそれを防ぐように工夫したり、あわせてカラーシャンプーを使ったりすることで、お気に入りの髪色はきっとより長く楽しめるでしょう。

カラーケアの選択肢のひとつとして、あなたもさっそくカラーシャンプーを試してみませんか?

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